台湾と日本には正式な外交関係がありません。つまり国交断絶状態のままになっています。
日本と正式国交のある韓国とは、ギクシャクとした関係が改善される見通しはありません。
戦前戦後と常に反日教育を行う韓国と、同じような環境にさらされた台湾は、日本の戦後における貢献度を高く評価し、ネガティブ事実も史実として粛々とした教育を行っています。
台湾の世論調査で「もっとも好きな国」の問いには、52%の台湾人が日本を挙げました。
日本に親しみを感じる人は、62%に上ったとされます。
2011年東日本大震災では、人口2300万人の台湾から一早く、200億円もの寄付金が寄せられました。
精神的に打ちのめされていた日本人に金額以上の敬意と勇気を与えました。
中国は一国であるあるのと原則から台湾を中国の一部との思考から、日本が中国大陸と国交樹立した際に台湾とは、正式外交がなくなりました。
つまり大使館がなくなったのですが、領事館をしっかりと備えています。
日本側は、交流協会を、台湾側は亜東関係協会をつくり実質的関係を維持しています。
日本と台湾は、民間主導、社会主導という側面が強いと思われます。
日本と台湾に関わる人々一人ひとりの関係が発展、展開してきた面が大きいようです。
今日は中華科技大学を訪問、学生さんや建築助理教授の余錦芳先生のゼミを訪ねました。
学生さんや教授の先生方も日本を大好きであり、私達のファース工法を台湾に取り入れるための方法を真剣に議論しておられました。写真は余錦芳先生と学生達で撮りました。
今日の台北は、最高気温38℃、この夜になっても30℃を下回る事もなく、暑い台湾の一日でした。
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