豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

生命の尊さ…北斗市

2009-06-19 18:16:59 | ファース本部
生を受けた子は、母親のお腹の中でその母親が摂取した栄養分を補給し、母親の身体の一部として成長しながらも、その身体の一部と異なる人格を備わってくるのでしょうか。また血液型もその母親と異なる場合も少なくありません。

一昨日、東京都内でファース研修会で午前のFAS検査委員講習の講義を終えて、昼休みに家内から娘が無事に男子出産との連絡がありました。大きなお腹を抱え、出産準備で東京から帰省していた娘を前日、産院に見舞ってからの東京出張でした。

午前の講義中は絶えず気になっておりましたが午後の講義はとてもハッピーな気分でした。今日の午前は、その四人目の孫に対面してきました。三日前まで娘のお腹を膨らましていた子供が、今まさに我もの顔で堂々と自分の存在感を主張しているように感じて来ました。

母親は、七転八倒する出産時の苦しみを子供の成長とともに希薄になると言います。男親にはとうてい理解の出来ない不思議な母子の関係と言えそうです。
少年特攻隊の戦士の多くは、敵艦に突っ込む寸前に「お母さん!」と叫んで命を散らしたと言います。

このような極限状況になった時は、「お父さん」でなく「お母さん」なのですね。我々父親がどんなに子を思い、子のために身を粉にしたところで、母子の関係を超越する事は無理なのでしょう。十月十日、乳児期、幼年期、思春期と母子の絆は特別なのでしょう。

弊社のスタッフにも新生児が誕生し、世間で言われる少子化などは関係ないように感じますが現在の出生率は1.3人です。人口減少を食い止めるには、夫婦2人で2.1人の子供を産まなくてはならないのです。それには子育て環境の社会整備が不可欠のようです。

昨日は、「脳死を人の死とする」法案が衆議院を通過しました。
赤ちゃんでも臓器移植の治療法しか存在しない重病の子供を持つ親にとっては望ましい法律です。一方、人の生死観を法制化する事の危うさを指摘する声も少なくありません。

神秘的なのは、沈黙していた胎児が母親のお腹から出た瞬間、天から召された生命だとばかりに大声で泣き叫び自己主張をし、おっぱいにむしゃぶりつくのです。
人は誰にもこのプロセスがあり、しだいに魂が込められ人格が形成されて行くのでしょうか。

写真は、さっき会社の前の雑草を北海道特有の初夏の青空を背景に撮りました。
この雑草も芽を吹き種を飛ばして子孫を残す生命体です。
これから爽やかな北海道の夏が始まりますが当方も当面は北海道に留まろうか…
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