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屋根材が90℃近くになる日本の夏ですが温暖地の天井断熱材の厚さは、50ミリ程度です。
そもそも断熱は寒冷地にしか意識していなかったからです。
屋根が受熱した熱は、輻射熱で薄い天井断熱材を貫通して居住空間を熱してしまいます。
このため一時的にエアコン消費量は驚くほどのピーク状態となります。
年間通じての冷房使用の電力エネルギーは、極めて少ないのですが、夏場の昼過ぎに集中需要があり、この電力需要ピークに備えて電力会社は、膨大な発電設備を設えます。
「電力負荷化」と言う言葉があります。これは、24時間平均的に電力を使用することです。
すると発電設備に膨大な費用が掛からないため電力料金を抑えられるのです。
北海道では、暖房熱を逃がさないため天井断熱材を300ミリもの断熱材を乗せています。
本州の真夏の炎天下を考えると特に屋根断熱材は、北海道より、もっと厚く性能の高い断熱材を施工すべきでしょう。
今日土曜日は殆どの本社スタッフは休みですが私は、静かな本社の執務室に詰めて、専門紙コラムやネットコラムの執筆や特許出願書のチェック作業を行っていました。
ところが研究開発室では二人研究員が出社して急ぎの仕事を熟していました。
写真は執務室に呼んで撮ったのですが、弊社研究開発室の若手ホープです。
向かって右が熱計算や積算が得意の藤木幸太、左が空調関連の研究を行う冨田武美です。
彼ら2人は同時入社で10年目を迎えます。
最初は全くの素人で頼りなかったのですが、いつの間にか温熱性能では一番難しい業務を淡々と熟し、工務店指導も出来るようになっています。
当初は私が教えたのですが、今は彼らに教わるようになりました。
冒頭に記述した研究内容も彼らが集積したエビデンスをもとに致しております。
さて、頸椎の痛みにはパソコン作業が影響しているようで、早めに引き上げます。
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