豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

出来るまでの家と出来てからの家…北斗市

2013-09-15 20:59:52 | ファース本部
「快適そうな家」と「真に快適な家」は大きく異なります。
今日の健康・省エネ住宅を推進する国民会議ほっかいどう協議会設立懇話会で私が述べた冒頭挨拶の導入言葉です。

私は、常日頃から「家ってどのように在るべきか」と関係者に問い掛けています。
特に建主さまの多くは、「出来るまでの家」に多くのエネルギーを費やす傾向にあります。
家の間取り、外観、内装、キッチンセットなど、主に見える部分に集中して費用を。
営業マンの親切でスピーディーな対応も住宅会社を決める要因ともなっているようです。

いわゆる家が出来るまでは、営業上手なハウスメーカーやスーパービルダーが極めて充実しており、建主さまの心をつかむ術を駆使しているようにも感じます。
一方、地域の零細工務店は、そのホームページひとつ見ても夢が広がるように見えません。

特に私達ファースグループは、家の温熱環境に特化した高性能を売り物に致しております。
断熱材の性能を解き、気密性能と換気手法、それにμ値、k値、q値など言い出す始末。
これでは、お城のような家づくりを夢みる建主さまの多くが引いてしまうのです。

ところが上記のような小難しい家の性能は、建主さまが住んだ後に様々な事象として具現化してきます。
「真に快適な家」をつくるためには、避けて通れない部分です。
「快適そう家」をつくるのは極めて簡単で、見た目と機能を重視するだけなのですから。

今日のイベントには、高性能を競い合っているFPコーポレーションの光村社長さんや道南で高性能住宅をつくっている工務店さんなども参集しました。
北海道大学の羽山教授の家の性能と疾患事例などの研究発表は興味深いモノがありました。

「真に快適な家」をつくるため、私達はライバルメーカーやグループの垣根を越え、行政、学識者、供給者など一体となって調査研究をする必要性を感じたしだいです。
私達が主催したイベントでないため、様々な歯がゆさを感じました。
しかし、ご参加いただいた皆さんに心より御礼申し上げます。写真は今日の終日怪しい空模様でした。

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家づくりは現場で組み立てる何万個の部材…北斗市

2013-09-14 18:05:24 | ファース本部
私達が利用する飛行機は、何百万個もの部品が組み合い、整合しあいながら大空を飛んでいます。
このうち、たった一本のボールトが引き起こした飛行機事故もありました。
自動車にしても一個のナットが外れただけで大事故になった例が多くあると云います。

飛行機や新幹線、自動車のように構造的な欠損が生命に関わるような事故に直結するため、様々なチェック体制を整えているようです。
私達の家づくりにおいても何万個もの部材を組み建てるにことに変わりはありません。
しかし、そこに多少の欠損があっても住む人の生命にまで影響するとは考えないのでしょう。

家づくりの現場は、その工事現場ごとに建築環境が異なります。
敷地の形状やアプローチ道路、天候や建主さんとの遣りとりなど、全く同じ条件のモノなど二つとありません。
生命に関わるような乗り物は、製作段階から欠損の起こさない仕組みを構築していいます。
製造ライン上で幾人もの方々とのチェック作用を働いていると言うことです。

私達の家づくりは、基礎工事、木工事、外壁工事、屋根工事、左官工事、内装工事などの分業制になっており、全てを纏めるのが工務店の現場管理者です。しかしその全てを中身までチェックすることは困難なので、その業者さんの技術と技能に委ねるのが実情です。

家づくりの業種は少なく数えても30業者にも及びます。
其々の業種も経営者を中心とした組織体で構成されています。
しかも現場ごとに状況が異なることから協力業者さんとの信頼関係がとても重要な要素なります。

今日は北斗市本社の近くの敷地にファースの家の地鎮祭(写真)を行いました。
心配された空模様も何とか持ち堪え、これから本社会議室で着工研修会を開催致します。
工事施工は、現場に携わる大工さんや協力業者さんと、建主さんとのコラボレーションが大切です。
着工研修会は、その建主さん家族と協力業者さんの顔合わせのイベントですが間もなく開始です。

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何故エアコン暖房は嫌われるのか…函館市~北斗市

2013-09-13 18:13:33 | ファース本部
エアコンから噴き出る暖房温風、冷房冷風のことを「ドラフト」と言っています。
既存の家や寒い地域では、エアコン暖房と聞いただけで温風が頭上を撫ぜ、足元が冷たい不快な空間をイメージしてしまいます。

まさにこのエアコンは、冷温風を吹き出すドラフトによって冷暖房を行う装置です。
ところが家の温熱性能(断熱・気密・蓄熱・遮熱や換気など)によっては、このドラフト現象を最小限で抑え込み、一定の要件を満たせばドラフトが生じなくなる場合もあります。

例えば気温5℃の室温を20℃まで上昇させるには、エアコンが懸命に温風を吹き出します。
特にこの室温を5℃から15℃あたりまで上昇させる際のエネルギー消費効率(APF)は、極端に悪く、加えて激しいドラフト状態が続きます。

ところが15℃を超えるあたりからドラフト現象が弱くなり、APFも極端に良くなります。
室温が15℃を超えると云うことは、床、壁、天井の面を通じて構造部材の温度や家具、建具なども同温に近くなっていることになります。
(写真はエアコンのネット画像)

20℃の設定温度に近づくとドラフト現象は殆ど身体に感じなくなります。
これは冷房にも同じことが言えて、40℃を超えた室温で、直ぐにエアコン冷房を行うのではなく、窓を開放して外気温に近付けてから稼働させると効率が上がります。

エアコンは、機種に関係なく殆どがこのような特性を持っております。エアコンを上手に使用すると、他の暖房機器よりはるかに省エネ暖房が可能になりますが、それには、家の性能と使用方法が大きく関わっていることを意識しなければなりません。

今日の日中は25℃くらいまで気温が上がった道南です。
しかし明け方は15℃、暖房の支度に入る時期となりました。
さて、今日は家庭裁判所や市役所などの公的機関や病院などに行き来する一日でした。
今日もまた無事に過ごせたことに感謝しなければ…

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地産地消の効果とは…函館市~北斗市

2013-09-12 18:29:12 | ファース本部
地産地消の効果とは、地域でつくり、その地域で使用することで地域活性化に繋がります。
地域産業が活性化されると雇用が生まれることに。例えば農業、漁業、林業などは地域産業の代表的な業種となります。
そこで生産した産物を、その地域に加工プラントを設置して商品化し、その地域で消費します。当然、地域経済が活性化されることでしょう。

私達の住宅産業でいえば、その地域で育った木材を、その地域で製材して家づくりに使用することです。
また、出来るだけその地域に存在する協力業者さんを活用することで地域にお金が回るようになります。
量産出来ないため、価格が割高になりますが、地域にお金を循環させることで地域工務店や建主さんには必ず何らかの形で還元されてきます。

私は、いつも田舎は田舎らしくしていようと思っています。
田舎は不便だからこそ田舎なのでしょう。写真は田舎らしいネット画像です。
田舎特有の隣人どうしの触れ合い、助け合い、支え合いなどの人間どうしの絆は確実に太くなってきます。
そのようなライフスタイルに合わない人もおりますが、そのような人は都会で暮らすことになるのでしょう。
しかし、いつかは田舎暮らしが懐かしくなるときがあり、田舎がある事に安らぎを感じるときも。

地産地消の効果は、人と人との関わりが深くなりそうです。
田舎に産業があれば、若い人たちが住み、働き、子供を産み、子育ては地域住民が連携して行う事もできます。
若い人は林業、漁業、農業、工場、商業で働き、年配者は専門家の指導で子育てや寺子屋教育などを担ったらどうか。

何といっても地産地消は、デリバリーコストが下がり、運搬や移動で使用する燃費削減でCO2減少にも大きく貢献することでしょう。
地域活性化と少子化対策は工夫しだいかも。
さて、今日は家庭裁判所での調停業務、北斗市役所での懇談などを終えて帰社したところ。
今日も穏やかに一日が暮れて行きます。

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波風を起こすことで…北斗市

2013-09-11 18:07:04 | ファース本部
「あまり波風を起こすことの無いように!」この文言は、上司が部下に、親が子供に戒めをもって発する時に用いていそうです。
波風の無いのは、いわゆる凪(なぎ)状態なのですが、「穏やかで平穏」なこと。
私達は、常にこの穏やかで平穏な凪の空間に存在したいと常に思っているようです。

ところが競争社会の中で穏やかで平穏を保つには、常にイノベーション(改革)必要です。
イノベーションとは、現在の状況を変えることですから、つまりは波風を立てること。
時間が流れ、社会の潮流も激しく揺れ動いております。
同じ仕組みは、モノもヒトも、イノベーションを起こさなければ劣化してしまいます。

清流は常に水が流れているから清流なのでしょう。水が流れなくなると泥流になります。
つまり波風を起こすことで常に新鮮さを吹き込んで行くことになるのでしょうか。
しかし、この大企業や大きな組織の中で安定した立場を得た人にとってのイノベーションは、その立場を危うくする可能性が大きくなることから総じて抵抗勢力になりそうです。

官僚機構の改革が難しいのは、その典型的な事例なのでしょう。
また大企業など大きな組織の中では官僚化している組織が少なくありません。
私達のような小さな企業でもスタッフは時間いっぱいを働いています。
この平素の時間帯に割り込むように業務のイノベーションが入って来るとどうなるか。

新しい試みやイノベーションは、平素の仕事を工面し成し遂げなければならないようです。
穏やかな平穏さ、つまり凪(なぎ)状態は、満喫してなどいられないのかも。
さて、今日は終日にわたり穏やかで平穏な天気でした。
写真は北斗市の西空を本社前の稲穂の上から撮りました。
天気晴朗なれど仕事厳しき……

しかし今日は北海道新聞から健康・省エネ国民会議の北海道協議会の取材がありました。
事件が無ければ明日の朝刊の渡島桧山版に掲載されます。これもイノベーションかもね。

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経済効果とは…北斗市

2013-09-10 18:06:48 | ファース本部
2020年の東京五輪誘致が実現することになり、そのことでの「経済効果」は幾らになるかの議論が飛び交っています。
3兆円から150兆円もの経済効果があるなどと。
経済効果とは、人が動けばくらいのお金が動くかの経済用語だそうです。

経済効果とは動くお金の指標で、決してそれだけの富が生まれることではないようです。
例えばお祭りなどでの賑わいは、経済効果の高いイベントの典型なのだそうですがお金は、その場を通過して行ったものが多く、実質的収益とは別物だとも言います。

今回の五輪招致では、マインドの高揚感が大きなって自動車を買い替えるとする人が多くなると云います。
観光において現在の日本は、フランスの三分の一の海外観光客しか来ていないそうですが、この五輪を契機に3倍増の集客につながると云います。

ビルや建造物、地下鉄、新幹線、高速道路などの土建業界は直接的な恩恵を受けます。
スポーツ用品、外食産業、食品飲料などのメーカーも需要増が見込まれるそうです。
当然ながらテレビやIT端末などの需要も増え、新型テレビなどの開発合戦が。

経済効果を具体例であげると、1億円の契約金で獲得したプロ野球の選手がいたします。
人気者の彼の入団で入場者が買うグッズ販売、現場で売る弁当、交通費、観客収入、テレビ放映権などで得るのを「直接効果」と言い、グッズ製造元、弁当製造元などを「第一次波及効果」と言うのだそうです。

これらで収入を得た人々が買物をする間接収入を「第二次波及効果」なのだと。
この全てを計算した結果、1億円投資の入団で経済効果は52億円に及んだと云います。
これらの記述は全てがネットや新聞などに書かれた情報で其々の見識なのでしょう。
しかし、そのお金の動きには消費税が伴いますから税収が増えることにはなりそうです。

懸念は我国の1000兆円もの借財、被災復興、原発収束などの大きな課題があります。
この現実で萎縮していた私達に今回の五輪誘致は、夢と希望を与えてくれたのかも。
この高揚感も含む経済効果を実体経済に結び付け、懸念払拭を出来るかどうかの正念場となりそうです。
写真は2020に使用する新五輪スタジアムの立体写真ですが、建築費用が高そうですね。

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住まいの空気まわり…北斗市

2013-09-09 18:49:06 | ファース本部
家の中の台所、家事室、トイレなどは、大量の水を使用するため、これらの部分を「水まわり」と言います。
水道の給水配管があれば排水管も必要となります。
そこにはお湯を沸かすボイラーのような器材があり、給湯管も配備されるでしょう。
まさに生活空間の水が回る部分として大切な場所でもあります。

写真は空調メーカー「ダイキン」の企業冊子「住まいの空気まわり」の表紙に私の写真が掲載されています。
当然、冊子の中にも取材記事や活動する写真が載っていますが私達は、冊子の表題のように、「住まいの空気まわり」をコーディネートしています。

「住まいの空気まわり」は、水まわりのように形として見える部分が少ないようです。
出来るだけ見えない場所で大切な役割を果たしております。
人が一日に摂る水の量は約2リットルと言われます。

ところが空気の吸う量は膨大で文献によっても異なりますが、成人ひとりの一回の呼吸で0.5リッター、1分間に15回の呼吸で計算すると24時間で約10,000リットル、ドラム缶50本分の空気を吸っています。
これは水の5000倍もの量となります。

これらの空気はエアコンや換気扇やダクトなどを通して家中に送られ、住む人の身体に吸収されます。
人体が吸った空気中の酸素は、肺臓で血液に栄養を与えます。
必然的に、人体や動物の肺から出された空気は、汚れており、その処理が必要です。
これらの空気の遣り取りを行っているのが「住まいの空気まわり」なのでしょう。

水と異なり私達は、無意識に膨大な量の空気を身体に入れ、そして吐き出しています。
この無意識に吸い込む空気のクオリティーを拘らないわけにゆきません。
家の気密性が上がってきますとまさに、この空気の質が問われます。
このダイキンの冊子には、私達が取り組む「住まいの空気まわり」の様子の記事になっております。

さて、今日は終日にわたり抜けるような秋の青空が広がった北斗市でしたが、会議室にこもりっきりの会議三昧の1日でした。
ほんとうに天気がもったいない気が…

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主観的発想を解き解す山、海、朝陽などの景観…北斗市

2013-09-07 12:54:50 | ファース本部
昨日はお客様を伴って、函館山からの夜景を見てきました。
私は本州からのお客様が来られて時間のある時、函館山にご案内をすることにしています。
素晴らしい夜景をお見せした気持ちは勿論ですが、自分自身も観たいのです。

自分の本社執務室のデスクからは、座ったまま函館山を見えます。
同じデスクから見える函館山、頂上から見る夜景は、100回100通りの函館山があります。
晴れ、曇り、雨、霧、雪などの天候や気温、湿度などによっても見える光景は異なります。

また私達見る側の体調など、五感によっても見え方が異なって来そうな気も致します。
自分や自分の周辺に嬉しい事があった時は、函館山が一緒に笑っているようにも見えます。
風邪を引いて熱っぽい時は、とても寒々しく函館山が震えているように見えるものです。

同じ山でも見ている自分の状況で時には、美しく見えもし、寂しくて貧相な山に見えてしまう場合もあるのです。
これを主観的に見た山の姿と言うのでしょうか。
主観で物や人を見ると同じ物や人でも、人によって様々な状況に見えてしまう事に。

この主観的な情報で行動を起こしてしまうと良からぬ方向に行く場合も。
しかしながら最初は誰もが主観的な見方しか出来ないのでしょう。
客観的とは、特定の立場に捉われず、大きな視野で寛容な観方と言う事なのですが…

自分ではとても善い事を行っているように思い込んでいても、客観的に観てみたら極めて偏見偏向に満ちた指示や示唆だったと言う事がしばしばあるものです。
特に私などのような創業経営者には主観先行に気付かないでいる場合が多いのです。

主観的発想で邁進する自分の行いに気付き、自分を鳥瞰的に見られるのは、自然環境に身を委ねられる時のように思います。
函館山、富士山、夕陽や朝陽などを眺めてそれに…
写真はしみじみと心洗われる富士山のネット画像です。

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覇気とオーラとは…函館市~北斗市

2013-09-06 15:26:53 | ファース本部
愛読した北方謙三の水滸伝(画像)に出て来る武将たちは、武将が率いる軍から放つ「気」を感ずる事でその強さをはかる事が出来ると言います。
あながち小説だからだと言うのでなく普通の人でも殺気を強く感ずる事があります。
動物と対面してみると自分の放つ悪意の「気」は、その動物が敏感に察知するような。

社員も覇気を感じない人はやっぱり仕事での成果が上がらないものです。
仕事の出来る人は身体全体から「気」を発散しているものだと言います。
オーラを感じる。そのオーラとはまさに覇気そのものなのでしょう。

武道では、達人の前に出れば、その放つ「気」だけで身動きが出来なくなると言います。
放つ気を感じ取れるには、同じように気を放っているに違いありません。
放つ気が、両人を挟んだ空中で、厳しくぶつかり合っているのでしょうか。

本当に気持ちの優しい人は、どんなに怖い格好や姿をしていても伝わるものがあります。
優しい気を放っていれば、その「気」は人を優しく包み込むからなのでしょう。
おなじオーラを放つにしてもギンギンギラギラの「気」を放つ人の行動には、様々な物議を醸し出す場合があります。

バブル全盛期で大儲けした経営者にはこのギラギラオーラを放つ人が多くいたように思います。
やはり短期間のうちに市場から消え去ってしまいました。
自分自身が、優しく、穏やかな「気」を放つようになれば、必然的に周辺の人々も同じ「気」に染まって来るものかも知れません。

有名人の中にも、たまたま時勢に乗っただけで中身の無い人も少なくありません。
為す事を成して社会的な地位を極めた人は、それに相応しい風格風貌が備わるもの。
優しいオーラを放つ経営者になりたいものですね。

さて、今日は北陸からのお客様がおいでになりました。
晴天で涼風の中をこれから函館を案内してきます。

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経営学と企業経営…札幌市~函館市~北斗市

2013-09-05 18:21:10 | ファース本部
戦後の焼け野原から起業して財を成した経営者の多くが学識経験の無い人だと云います。
今現在も世界的な大企業となった創業者の多くもまた中学か高校卒が多かったようです。
経営学とは、企業などの組織体における構造と機能の法則性を明らかにする学問だそうですが、その説明文を読むだけで難解そのものです。

経営学を学んでから起業して成功した実例はどれほど存在するのかは不明です。
企業ルーツなども学問の研究テーマになっているのでしょうか。
私の知っている企業経営者は、経営を学問にしたら立ち行かなくなると言い切ります。

経営者は、時代を読む、潮流を肌で感じる、人の温かさや冷たさを見抜くなどの学問とは程遠い感性が必要のようです。
自らが現場で感じ取ることなのかも知れません。
また、経営学はパナソニックやホンダ、トヨタのように完成された企業を健全経営するための学問としては不可欠なものなのでしょう。

私達のような中小零細企業の経営には、経営学など不要と云うより、邪魔になってしまいそうです。
経営学を学ぶより、技術や情報を得ることに専念しつつ、地域社会との交流などに尽力する方が賢明なのでしょう。
私自身も中卒だから今があるような気が致します。

企業が成長して行く段階で経営学が必要だとしたら、それは経営をサポートする、社長以下の役員の仕事なのかも。
とかく経営者は、感性で先を見抜こうとするとき、学識経験者の見識が判断を曇らせる場合が多くあるようです。
ある経営者は、学識者のアドバイスを尊重し過ぎで失敗した実例も目にしています。

経営を学ぶと云うことは、人を学ぶことだとしたら理解できますが…
さて、昨日は北海道大学(ネット画像)のキャンバスで色々な先生達と意見交換が出来ました。
建築学とか医学などはまさに地道な研究をもとにした学問の世界のようです。

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難問の無い人生とは何もしていないことの証明かも…北斗市~函館市~札幌市

2013-09-04 20:19:43 | ファース本部
行動を起こせば何かが変化します。
何の変化も事象も無いことは、何も行動を起こしていないことの表れなのでしょう。
また、起こした行動で上手く行くことの方が少ないのが実情です。

この上手く行かないのは社会のせい、あいつのせい、会社のせいだ、などと自分以外に責任転嫁した時点で思考停止を起こし、その人の成長も止まると言われます。
一人では社会も企業も変えられないけど、自分の考え方や生き方を変えることは出来ます。

人間の成長が止まるのは「昔は良かった」と言い出した時からだとも言います。
人間は常に前向きに歩み続ける限り成長が止まらないのかもしれません。
また、あれもやった、これもやったなどと、昔の功績の自慢話に明け暮れる人もいます。

人生を歩むと誰でも一つや二つの功績は持っているものです。
過去を振り返って自慢したところで得する事など何もないのかも。
常に前向きな目標を掲げて邁進する限り成長は止まる事などないように思います。

行動を起こす人ほど課題を背負い、そのような人ほど活き活きとした覇気を感じます。
今日は函館から札幌に移動し、色々な企業や大学の先生方とも意見交換が出来ました。
高名な人ほど難しい課題を背負いながらも、前進し切っているように思う一日でした。

さて、不安定な天候でしたが今日のJRは定刻通りに運行されました。
JR北海道も健闘している様子が伺えます。
写真は雨の中にゆっくりと廻る札幌ススキノ観覧車が。平和なのですかね。

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家の健康と住む人の健康を官学民で検証を…北斗市

2013-09-03 18:09:45 | ファース本部
温暖地では相変わらずの猛暑、心から残暑見舞いを申し上げます。
一方、北海道の朝夕は涼風が冷風に変わりつつあり、そろそろ冬支度の準備に入ります。
冷房も、暖房も必要としない、ほんの短い期間が過ぎ去ろうしています。

寒い時期は暖かい家に住みたいと誰もが思います。
暖かい家は暖房で果たせますが、省エネでとなると家に断熱性能を持たす必要があります。
ところが中途半端な断熱施工は家の健康と住む人の健康を損ねる場合があると云います。

私達のような住宅供給者は、色々な性能の家をつくっており、建主さまの住んでからの健康状態をチェックする機会が多くあります。
しっかりとした断熱気密などの高性能住宅は、単に省エネだけではなく、家の寿命、住む人の健康にも大きく寄与しています。

このような供給者側の情報を学術的で客観的に確認するための組織があります。
「社団法人 健康・省エネ住宅を推進する国民会議」で歯科医師の先生の提言で発足し、先般は衆議院議員の高村正彦先生を会長として超党派の本国民会議議連も設立されました。

家の性能を向上させることは、省エネで低炭素化をはかるだけでなく、温度差による界壁カビ、ハウスダストの防止、同じくヒートショックでの脳卒中防止など多くの効能が見込めます。医療費の削減は、住宅温熱性能の改善でかなりの貢献があるようです。
特に北海道では、家の性能が良いために他県より脳卒中での患者が少ないそうです。

そのため健康・省エネ住宅を推進する国民会議・北海道協議会を設立する事になりました。
大学などの研究機関、行政機関、資材メーカー、資材販売者、私達のような住宅供給者が協力し合いながら研究実証を行う組織です。
北海道協議会の設立は、今月9月15日(日)午後1時から北斗市市民文化センター(JR江差線清川口駅前)で開催致します。

当日は本会理事長の上原裕之先生の設立趣旨宣言と講演「地域型健康長寿命の重要性―医学:歯学・建築の垣根を越えて」と、北海道大学教授の羽山広文先生の「健康と安全を支える住環境」の基調講演を行います。
本北海道協議会設立後は、北海道各地でシンポジュームなどの勉強会を開催する予定です。
是非、ご参加ください。
さて写真は会社の前ですが、冷たい秋の一日の時間が流れて行きます。明日は札幌に移動を。

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ブラック企業とは…函館市~北斗市

2013-09-02 18:03:30 | ファース本部
政府は若い人たちの雇用政策が重要だとしてブラック企業への集中的な取り締まりを実施するとの報道があり、田村功労大臣は、「若者の使い捨てを野放しにして国の将来は無い」と断じており、厳格に対応して行くと述べています。
ところが何をもってブラック企業と称する基準が明確ではありません。
社員は「人材」です。
当初この「人材」とは頭数のひとりであり、会社に利益をもたらす「人財」かは、会社の理念などに共感して奮闘できるかにかかっています。

企業理念に共鳴して入社したものの、その社員の肌合いに合わない企業もあるのでしょう。
また企業側が、一旦入社させる解雇させることはとても制約があります。
雇用者を保護するための法律が多く存在していることも事実です。
そのためあからさまに解雇とは云わず、自分自身で辞めたくなるような就業環境を押し付ける行為などの多い企業をブラック企業と云うようです。

日本独自の終身雇用体系が崩壊しつつあると言います。
会社が社員を護らずして、社員が会社のために尽力しようと思わなくなるのも当然かも。
会社と社員は、常に一心同体で、会社への貢献度が社員自らに還元される仕組みが構築されているかどうかだと思われます。

つまり会社のため奮闘は、自分のためだと…
昨今の社会環境が、会社と社員の在り方を無機質にしているとの言い分もあります。
社会環境を理由にしていては何の解決策も見出せません。

会社経営者に「社員と一心同体」だとする基本理念が根付いているかどうかが、ブラック企業の見定めなのかも知れません。
働く人の存在があって会社が成り立つのですから。
さて、交代で掲示する今日のビタミンメッセージは「いつやるの?今でしょ!」弊社ハウジング事業部スタッフのつくった格言です。
社員は自然に育つモノなのかもね。

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日本人の誇るべき道徳心…北斗市

2013-09-01 12:29:58 | ファース本部
7月22日の朝にJR南浦和駅で発生した出来事が世界中で話題になっているようです。
このコラムでも紹介したのですが、駅のホームに停車中の電車とホームの隙間に落ち、挟まれた乗客を、周りにいた人々約40名が一緒になって車両を押して隙間を広げ、助け出したと云うニュースです。

たまたま居合わせた読売新聞の記者が、この時の様子と写真を配信したところ、海外に伝わって各国で様々な形で拡がり、大きな反響を呼んでいるようです。
例えば、イタリアで「我国では眺めるだけ」中国で「同様の事故が起きれば大勢で野次馬見物」と、更にこのような行動の出来るのは日本人だけだろうと結んでいます。

日本人がいつの間にか培った武士道的な道徳心は、見て見ぬふりの出来ないのが習慣になっているのでしょう。
人が困っているときは、とっさに手を差し伸べる習慣が。
今日、オリンピック招致のために関係者が最後のアピールに出掛けて行きましたが日本は、このような美徳や道徳心の深さも、五輪招致の大きな材料にもなりそうです。
もっともこのような日本の誇るべき習慣は、他国や他人に自慢しないのも日本人なのかも。
優しく、慎ましく、そして勇ましく…日本人の美学なのでしょう。

さて、小雨で明けた9月1日ですが雨も上がり涼風が稲穂の上を吹き抜けて行きます。
写真は稲穂の向こうの函館山ですが、半分以上が雲に覆われています。

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