豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

先人達の知恵が凝縮された古民家です…北斗市

2014-12-15 17:50:22 | ファース本部
古民家に惹かれる人々がおります。私もそのうちの一人といえそうです。
古民家は、単に古くて歴史があるからだと言うのではありません。
先人達がつくった古民家は、今のような機械のなかったとき、何故に此処までの仕事が出来たのかと思うとような、想像を超えた知恵と工夫を施しております。

クネクネに曲がった大梁は、実際に荷重作用を調査すると、構造力学そのものを駆使しているかのように理に叶った使い方を行っています。
大黒柱に乗せる大梁は四方から上下に組み込まれますが、その複雑な構造が組み込まれることで剛性が増すつくりとなっております。

満足な測量機材などもなかった時代に行った仕事です。
古民家に限らず、寺院建築や城郭なども先人達の匠の技を垣間見ることが出来ます。
しかしこの古民家や神社仏閣などを現存されることの難しさもあります。
膨大なメンテナンス費用が伴います。
姫路城が平成の大修理を終えようとしておりますが、国の重要文化財であり、国の事業で膨大な費用を投じてメンテナンスを実施しております。

これが個人の持ち家となるとそのメンテナンス費用を何処まで負担し続けられるかです。
写真は一昨日訪問した松山市のお宅です。
江戸中期の建造物で、築209年を迎えた古民家ですが、仲間の「うずくぼ工房」さんが、保全改修を終えたばかりです。お施主さまと一緒に撮りました。
建主さまご夫妻は、お二方とも国家公務員で一生懸命に働きながらこの100坪もあろうかと思われる、梁も柱も200年もの期間に重なった黒光りする家を護っておられます。

ご夫妻は、お二方も家庭裁判所の調査官をされており、家事調停談義にも話が及び、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
先人達の知恵と工夫の塊である古民家は、このご夫妻のように後世に伝承しようとする気概に敬意を表します。
さて、今日は研究開発の業務や執筆、相談回答などのデスクワークを行っています。

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タクシードライバーの景気観…松山市内~松山空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2014-12-14 12:33:28 | ファース本部
私は、仕事柄、全国各地を訪問する機会が一般の人より多いと思います。
移動の際はタクシーを利用する機会も多いのですが、ドライバーにその地域の景気を訪ねるが習慣のようになっています。地域経済の動向の一面を知ることができます。

先日、東京都内で乗ったタクシー運転手さんに、「景気はどうですか?」と尋ねたら、次々と政治体制の大批判を繰り返しておりました。
「政治が悪いから景気が良くならない」と憤っているようす。
同じ都内で乗った別なタクシー運転手さんは、時代背景に合わせて運転コースや時間帯を工夫しており、あまり景気に左右されないと穏やかな口調で話をしていました。

昨夜、松山市内(写真は松山駅)で四国ファース会の懇親会に出席した後、ホテルに戻るために乗ったタクシー運転手さんは、衆院の年末解散の影響か、いつものこの時期よりかなり客足は減っているがその分は、選挙が終わってから持ち直すだろうと楽観的でした。

いつの時代にも、これで満足だと言い切る人は少ないのでしょう。
しかしながら総じて、自分の仕事に誇り持ち、稼ぎの少ないのは、政治のせいでもなく、会社のせいでもなく、社会全体のせいでもなく、ひたすら自分の知恵と工夫の至らなさなおだと自覚できる人は、相応の所得を得ているものです。

それはタクシー運転手に限ったことではなく、色々な職種においても、知恵を巡らし、工夫を施し、努力をしている人には、相応の報酬も得るようです。
稼ぎの悪いのは、誰かの責任なのだと責任転嫁する人に明るい未来を望むのは困難かも。
事実、同じ環境下で相応の稼ぎをしている人は、どの職種も必ずいるのですから…

さて、東京と愛媛の出張を終えて帰路についていますが、このブログを書いている羽田空港から函館空港に向かうのですが、果たして函館空港に到着できるかどうかです。
昨日の午後の便は新千歳空港に行ったと言います。当然ながら天候調査の条件付き運航となりますが、新千歳空港に行かれると陸路で函館に戻るのには数時間以上も掛かります。

無事に函館空港に到着することを念じてブログ更新します。

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何処で家づくりの業者選定を行うか…松山市内

2014-12-13 21:07:53 | ファース本部
あるファースの家のユーザーさんは、大手のハウスメーカーで契約寸前に、ファース本部のオフシャルサイトを見る機会があり、懸命にファース工法なるものを精査したそうです。
地域工務店が施工することの意義を理解したものの、自分の近くのファース加盟工務店は、小さくて頼りない感じを持ったそうです。

そのユーザーさんは、フェスブクックに登録しており、当方のサイトにメッセージを入れてくれました。
その方が指摘された小さくて頼りない感じを持たれた理由は、その工務店のホームページが充実していないからだそうです。
私は、その工務店さんの事情を丁寧に教え、先ず訪問するように勧めてみました。

その後その方は、工務店を訪問したそうです。
すると気さくで温厚な工務店の社長が、とても自信を持っていて輝いて見えたそうです。
まさに清水の舞台から飛び降りる心境でハウスメーカーを断り、ファースの家を建築したと言います。
今年の冬で真夏と真冬を2シーズン経験し、真夏も真冬も帰宅するのが愉みだと語ってくれました。

当時は、小さくて不安を感じた工務店なのですが、小さいからこそ小回りが利いて、社長さん自らが様々な事に対応してくれて、今や家族付き合いをしているそうです。
ハウスメーカーに疑念を持ったのは、外観や内観、立体図面、見積などは極めて敏速で親切なのですが、住んだ後の温熱環境のクオリティー、冷房費用、暖房費用、家の寿命などを聞いたところ、返答が曖昧で歯切れが悪くなったのが理由だそうです。

頼りなく見えたファース加盟工務店に同じ事を聞いたところ、自信ある返答で具体的な数値までポンポンとかえってきたと言います。
今更ながら、あのままハウスメーカーの営業マン任せの家づくりを行ったらと思えば「ゾッと」するとも言っておられました。

「快適そうな家より、真に快適な家を」これは、私がユーザーに言う格言です。
真に快適な家づくりを行うには、先ず温熱性能が担保されていなければなりません。
それにしてもFAS加盟工務店のホームページの在り方も改善しなければね。

さて、写真は今日、開催した「うずくぼ工房」さんの住まい考座のスナップです。
1時間の基調講演の後に、どんな質問にも全てに即答することに致しております。
とても楽しくて有意義な勉強会でした。
この後、四国ファース会の定例会に参加して講話をしました。

さて、明日は北海道移動ですが吹雪で飛行機が心配です。

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空港ビジネスラウンジの人々…東京都内~羽田空港~松山空港~松山市内

2014-12-12 19:36:10 | ファース本部
そもそも高額なチケットを購入して飛行機を頻繁に利用する人達は、相応の移動理由があるからです。物見遊山で出掛けるには、頻繁と言うわけには行かないのでしょう。
大きな空港に備えているビジネスラウンジには、飛行機を多用する人々に、ゆっくりと穏やかに過ごしながら仕事の出来る空間を提供しています。

当方も北海道から九州まで200社もの仲間の工務店が存在するため、飛行機を利用する機会が多くなります。一般ラウンジと異なり、一般観光客や外国人の姿は殆どありません。
また当方のような企業経営者や経営幹部の方も多く活用しているようです。

私の座っている向かいの席についた紳士も、何処かの会社の経営者のようです。
秘書らしき若い男性がしきりに気配りを行っております。また、その向こうの席には、明らかにお金持ちを強調するように着飾ったご婦人が座られました。

このビジネスラウンジは、同行者1名を同伴出来ます。ビールも含め、コーヒー、ジュース、ミルクなどのドリンクは飲み放題、小さな菓子なども無料です。
何よりも同じような環境の人々が利用することで環境が保全されると言うことでしょう。

たまには、富裕層と思しき夫人が2・3歳の子供連れで入って来る場合があります。
子供の入場は規制しておりませんが、子供が可哀想です。
静かな空間に子供が入ってくるとラウンジ内を、奇声をあげて走り回ることがあります。
幼い子供には、走るな、声を出すなと言う方が無理なことなのでしょう。

子供達には、広い一般ラウンジで過ごさせた方がむしろホントの親心と言えそうです。
今日は羽田空港のビジネスラウンジで、穏やかな環境で仕事をしてから松山に移動してきました。写真は松山空港のコントロールタワーです。気温10℃とでした。

さて、明日はFAS加盟工務店「うずくぼ工房」さん主催の住まい考座で講演します。
その講演の後には四国ファース会の定例会で講話を行う予定です。

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「衣食足りて礼節を知る」…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2014-12-11 18:04:31 | ファース本部
「衣食足りて礼節を知る」この表題は、中国の思想家の言葉です。
衣服が満足でなく、食物に事欠くような状態では、礼儀礼節を解く以前の問題だと言うことなのでしょう。人間以外の動物の殆どは、毛皮をまとっており、衣服が足りています。
動物は、生命を永遠に延命させるため、本能で生かされているようです。
礼節の前に衣服があり、腹を満たされ、子孫存続の行動となるのでしょう。

今朝、モノレール乗り場で旅行用の衣服をまとった数人の若い女性が、大きな声でゲラゲラと奇声に近い大笑いをしながら盛んに話し込んでおりました。
持っている有名ブランドのカバンなどから、満ち足りた生活をしている都会人のようです。
入り口を塞いでいるため「その入り口をあけてくだい」と、さりげなく注意したら「入り口は向こうにもあるでしょ」と言う返事が返ってきました。

以前にも同じようなことがあり、近くにいた警察官に「これは迷惑行為違反と伝えます」と言ったら、すごすごと外に出て行きました。この直ぐ後に、老齢のお婆さんの手を取り、荷物も持ってあげ、ゆっくりとモノレールに乗り込んで来た少年がいました。

満席でしたが入り口の近くに座った中年の夫婦らしい人が、さっと立ち上がり、お婆さんと少年に席を譲りました。その時の少年の嬉しそうな笑顔、手を合わせてお礼の態度を示すお婆さんの姿がとても印象的でした。

この席を譲った中年夫婦と会話をすることが出来ました。
奥様が病気の療養で田舎にいたのですが、元気になったので都内の自宅に帰るのだと言います。「タクシー移動は料金が高いのでモノレールを」と、相応のお金持ちなのでしょう。

現在は「衣食足りて礼節を忘れる」の時代になったのかと思えるような若者がいて。
お年寄りを心から労わるような少年がいて。
療養で元気なり、席を譲れる中年夫婦がいて。
出来れば、「衣食が満ち足り心豊かに」の姿を見たいものです。

さて、今日は日本橋近くの有名鰻店で経営者昼食会を行い、「食足りる贅沢」(写真)をさせて戴きました。今夜はこれからメーカースタッフ懇話会に参加です。
明日は東京都内で用事を足してから四国に移動します。

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あなたの幸せ度数をIT技術で…北斗市

2014-12-10 17:33:51 | ファース本部
あっと言う間にこの12月は、今日で3分の1を過ぎて行きます。
「光陰矢の如し」、特に年末になると時間が早く過ぎ去って行くような気がします。
年末を迎え仕事が少なく苛立っている人や質の良い仕事に恵まれている人もいます。
バブル期と異なり仕事は待っていてもやって来ず、工夫して作り上げなければなりません。

今日は「はこだて未来大学」の先生が来社され、ファース関連のネット情報で顧客動向を分析し、よりユーザー目線に使づくことが出来るのではないかと色々な提案がありました。
さすがIT研究に特化した「はこだて未来大学」の提案だと感心しています。

知恵と工夫を凝らせば色々なツールが出来ることを勉強させられました。
そのネット情報に、幸せづくりの10ヶ条なる記事があったので要約してみました。

1.感情的になり短気を起こさない。
2.自分の欠点短所を気にしない。
3.自分自身に自信を持つ。
4.失敗をいつまでも気にせず、切り替えが早く直ぐに次の行動ができて挑戦的である。
5.自分の仕事に情熱を失わないよう、常に工夫を怠っていない。
6.人前で積極的に意見発表ができる。
7.忍耐力を養うための自己啓発を常に行っている。
8.何事も前向きで行動的に取り組んでいる。
9.仕事が好きで面白くて働くのが楽しいと思っている。
10.夢とロマンがあり、喜怒哀楽がはっきりして感動的な感性をもっている。

この10ヶ条を自分自身に当て嵌めてみると自分の幸せ度が解るような気が致します。
誰もが幸せなりたいと思っているのですが幸せの尺度は、一人ひとりが異なる事でしょう。
私は、夢とロマンを追える人生は、きっと幸せな時間を送っている証しとも思います。

この幸せ度も「はこだて未来大学」の研究のIT分析で解明出来そうです。
写真は弊社及びファースグループの基本理念ですが、家づくりに関わる者が等しく幸せを分かち合うことを経営理念に掲げています。

さて、今日も全くジャンルの異なる立場の方々にご来社いただき、有難いことです。
明日から、東京、四国と出張となるため準備に入ります。

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普段のコミュニケーションが大切…函館市~北斗市

2014-12-09 20:25:08 | ファース本部
災難はいつ、どのようなかたちで降りかかってくるかは誰にも想定出来ません。
悪意があった訳でもなく、意地悪をした訳でもなく災難は、加害者も被害者にも降って湧いたように発生するもののようです。また私達は、誰もが過ちを犯すもの。

誰にも起こり得る間違を、志を同じくする仲間と一緒に解決し、信頼回復のために協力することが大切なのでしょう。それには仲間通しのコミュニケーションが不可欠となります。
私達の家づくりと言う仕事は、何十万種の部材を現場で組み上げることで構築します。
その構成部材の一個にでも不具合が生ずるだけで建主様からの信頼を損ねる場合も。

不具合が想定し得る事態を意識しながら部材供給を行っていることこそ罪深いことです。
現場に発生する不具合事象は、想定できないからこそ敏速な対応策が必要なのでしょう。
人は、間違いを絶対に起こさないなどと言い切れません。人は間違いを犯す動物なのですから、然るにそのような際に迷惑を最小限に食い止める対策を講じておくことが。

今日は、今年の10月20日からファースの家の専用樹脂断熱材メーカーとなって戴いた、倉敷紡績株式会社(クラボウ)の化成品営業部長の山本欽一さん(写真中)と担当の浜田恵輔さん(左)がご来社されました。
私達の家づくりには、断熱・気密層の材料と施工が生命線となります。
この断熱・気密施工に不具合があれば、ファースの家そのものの信頼が揺らぎます。

私達、フランチャイズ本部の幹部と提携メーカーさん幹部との信頼関係を普段から構築しておくことは、何か問題発生した時の対応時にこそ、力を発揮できるのでしょう。
相互の責任者どうしは、常に人間的な連携が為されていると現場も遣り易くなります。

ファースの家の生命線を正常保持するためには、クラボウさんの幹部や担当者と私達の定期的なコミュニケーションを行って行くことになりました。

今日は投票日に出張中なので不在者投票を、それから数組の来客対応などを行ないました。
さて、タイマー設定されたイルミネーションも消える頃、当方も引き上げることに…

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バドミントン佐々木翔選手の執念が…北斗市

2014-12-08 17:17:10 | ファース本部
ロンドン五輪では世界チャンピオンの林丹選手と激しいバトルを行い、惜敗したものの日本の佐々木翔の存在を、在らしめた五輪の試合でした。
昨日、日本王者を決める試合の決勝がありました。
マスコミの多くは、リオ五輪とその先の東京五輪のホープと期待される桃田賢斗選手(NTT東日本)を注目しております。

次世代を担う選手を期待し、注目するのはマスコミとしても当然なのでしょう。
一方、ヒーローたちが誕生してくる過程には、様々なハードルがあり、その対抗選手は、いわば敵役、悪役の存在のように報じてしまいがちです。
今回の決勝では、2007年以来、7年ぶりに日本チャンピオンになったのは、ロンドン五輪4位の佐々木翔選手でした。

この日本選手権の試合の様子も若い選手達、将来展望の明るい選手達にばかりスポットがあたるため、佐々木翔選手のような年齢の高い、そして見た目が侍染みていて、地味な選手にスポットが当たることは殆どありません。
マスコミの報道姿勢は、桃田賢斗選手が決勝で勝ってチャンピオンになることを前提で行っているように感じてしまいます。

佐々木翔選手は、私の姪の夫で32歳になります。
彼の実家も北斗市内の近くで彼の妻の実家は、私の家の隣です。
遠征から帰ると時々、彼も私の家にも顔を出してくれます。
22歳から五輪出場の寸前で選考選手なれなかった苦しさがありました。
30歳で念願かない、ロンドン五輪に出場し、そして入賞を果たしましたが、その間の彼は、地を這い、血を舐めるような鍛錬を積んできたのです。

ロンドン五輪の帰国後、彼は迷うことなく34歳で迎える次のリオ五輪出場を狙うと宣言していました。
身内としては念願を果たして貰いたいのですが五輪選手選考には、この先も幾つかの関門が待ち受けています。特に桃田賢斗選手のような若手が台頭してきており、次世代選手を育成したいと言う世論も理解出来ます。しかし、台頭する若手の育成には、佐々木翔選手の奮闘ぶりは欠かせないハードルなのでしょう。

私達が住宅システムを開発するにしても目的を果たすための試練がハード性を高めてくれます。
一朝一夕で出来上がるハードやソフトは、一朝一夕で瓦解するものです。

さて、今日は終日にわたり今年最後の全体会議を行っておりました。
夜は、これからユーザー会の役員会が開催されるため出席してきます。

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禁煙断行で家が建つ…北斗市

2014-12-06 16:23:47 | ファース本部
1箱400円のタバコを1年間吸い続けると14.4万円、30年で432万円です。
あのタバコの「煙を吸い込んで喉から脳を吹き抜けるようなクーッと言う感覚が堪らない」と言う人がおります。私も10年ほど前まで吸っていたので気持ちがよく解ります。
喫煙でのストレス解消効果は、お金で換算出来ない大きな価値だとの理屈を言う人も。

禁煙することで自分自身の寿命を縮める事は自己責任なのでしょう。
しかし他人に対しては、PM2.5よりはるかに深刻だと言われる間接喫煙をさせています。
誰もいない原っぱでタバコを吸うのであれば好きなだけ吸えばいいのです。
税収不足の折には、大いに納税貢献を果す事でしょう。

ある循環器科医師は、喫煙行為を自殺行為、そして殺人行為だとも言い切っていました。
昨今は愛煙家の立場が益々と窮屈になったように思います。
くわえタバコで道を歩く人は、周りの人に火傷の恐れや塵、臭気などの迷惑をばら撒いています。
最近は少なくなりましたが、吸殻のポイ捨ては火災を呼び込む犯罪行為です。

これに間接喫煙と他人に対して決定的な健康被害を与えるとしたら、家族も含め、自分以外の人の居る場所での喫煙は出来ないのではないかと思うのですが。
「解っているけど止められない!」また、「酒は止めても煙草は止められない」と言う人も。

私の周りでもタバコをやめた人が多くおります。
中に「タバコがなければ死ぬ時だ」とまで言い切って人も、あっさりと禁煙を断行した人も多いのです。
アルコール中毒症は、禁断症状で苦しむのですが、タバコを止めても禁断症状も出ません。
タバコくらい無意味な嗜好品はないようで禁煙は、自己管理力が試されるときです。

30年住宅ローンで家を建てるとするとこのタバコ代432万円は大きな原資となります。
この5倍程度の資金で家づくりが完工できます。タバコをやめて家を建てましょう。

さてこの週末は下記のファースの家の体感会を行なっています。まずはご体感ください。
北斗市のエコ電化体感会
ファース工法のハウジング事業部のスタッフがお待ち致しております。

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家に入るとメガネが曇る家…北斗市

2014-12-05 17:26:42 | ファース本部
寒くなりました。今日は全国各地で最低気温を記録するなど真冬の気候になっております。
北海道の一部では、氷点下19℃になった地域もあり、この北斗市でも朝は⁻4℃でした。
このように寒くなると外気湿度(絶対湿度)も動揺に低くなってきます。

気温が下がれば湿気を抱える器が小さくなるため、相対湿度は上がります。
氷点下19℃になると空気中の湿気の割合を示す相対湿度は80%を超えます。
逆に実際に含まれている湿気量を重さの絶対湿度は1.5g程度(ちなみに快適湿度は5g~8g)とカラカラ状態です。

本当に快適な暖房空間とは、気温23℃程度、湿度40%(この時の絶対湿度7g)程度です。
気温を常に20℃以上に保ちながら、湿度も5g~8g以内をキープすることが最適です。
私達が全国展開しているファースの家は、ほぼその程度の気温と湿度を備わるような仕組みづくりを行なっております。

床下には、200リッター近いキャパシティを持ったシリカゲルを処方したファースの家専用調湿材「スカットール」が敷設してあります。
このスカットールが生活発生水を吸放出しながら湿度を一定化しますが、方法論はともかく、とにかく体感することが一番です。

現在は、建主様のご協力により、北斗市内でファースの家体験会を開催いたしております。
今日は外気温が⁻1℃、ファースの家の玄関を入るとあっという間にメガネが曇ります。
外気温で冷やされたメガネが露点温度になっているからですが、家屋内の湿度を保っている証しでもあります。玄関を入った瞬間に温熱性能の違いが解ると思います。

写真は、先ほど訪問して弊社スタッフと一緒に撮ったモノですが、右から常務の扇、研究開発室の冨田、私の左隣がハウジング事業部の近江、そして推進事業部の柳田です。
この中で、私と扇のメガネは、玄関を入った瞬間に結露してしまいました。
メガネの結露は直ぐに消えますがカラダに対する潤い感は、美肌や健康に効果的です。

この週末は下記のファースの家の体感会で是非、「メガネの曇る家」をご体感ください。
北斗市のエコ電化体感会
ファース工法のハウジング事業部のスタッフがお待ち致しております。

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東日本大震災の復興と地元建設業は…函館市~北斗市

2014-12-04 17:59:35 | ファース本部
衆院選が始まり多くの候補者は、復興なくして日本の再興も在り得ないと口を揃えて訴えております。
今なお26万人もの避難生活を強いられる人々がおり、当然なのでしょう。
安倍総理も来年まで200地区の高台移転を済ませ、1万戸の復興住宅完成を約束しています。
さらに莫大な復興予算が投じられているのですが…

昨日は盛岡市のFAS工務店の大伸工業株式会社さんを訪問しました。
写真は、左から大伸工業、社長の猿舘伸威さん、私の隣が営業本部長の畠 啓介さんと営業部長の中野重雄さんです。大伸工業さんは、盛岡市でトップクラスの建設会社で、建設土木など仕事で市内の建設業界をリードしております。

盛岡市内は、大震災の直接被害は限定的な規模だったようですが、復興事業に入ってから建設業としては大混乱の様相となっているようです。
復興事業が優先させられるのは理解できます。ところが人手が全く足りないのです。
猿舘社長は、どんなにお金を積まれても、人手がなければ受注が出来ないと語っています。

確かに復興事業に携わる人々の人件費が高騰しており、特に型枠大工さん、土木作業員などの人件費は、過去にない高値で推移しているようで入札不調の案件が多いそうです。
震災地では、人集めの得意な業者だけが過去にないような売り上げを上げている現実も。

一方、大伸工業さんのような平素の仕事を行う建設業者には、基礎工事などが間に合わないなどの厳しい現実があり、このような現象が東北全般に及んでいるようです。
また、北海道からは多くのダンプカーが動員されており、豪雪地域で排雪に用いるダンプカーの不足も懸念されております。

ともあれ、堅実経営を行ってきた大伸工業さんは、阪神淡路や中越地震であったように、建設業界の復興後の衰退期が必ず遣ってくることを知っているため、今の人員をギリギリに遣り繰りしながら、現況を乗り切ろうと色々な策を講じておりました。

津波被害地から相当に距離のある盛岡市内でありながら、ファースの家を建築しようにも、基礎工事を着工出来ない日々が続いているようです。
被災地復興が、一日も早く解決し、平素の状況に戻ることを願ってやみません。

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営業を人間科学と捉える経営者…八戸市~八幡平~盛岡市

2014-12-03 18:58:05 | ファース本部
事業を推進するための営業活動を科学のように技術武装が必要だと説く人もいます。
一方で科学とは、疑いを晴らすための学問だと解く人も。
私達の研究開発では、常に何故なのかを問い明かすため何回も同じ実験を繰り返します。
正面から見える部分の裏側、見えない部分に隠された真実を知る事で、今まで存在しなかった物や道具などを生み出す事が出来るのです。

営業における顧客対応は、科学を説く対応で展開を見出す可能性が高くなるかも。
ハードの科学とは、「何故」と言う疑問符にアプローチしますが、営業も顧客にアプローチするところから始まるのでしょう。
営業とは、プレゼンテーションやデモンストレーションを行い、理論的に商品の価値をアピールするため、次にクロージングに入り、顧客に対して契約を取り付けるところまで事を運ぶ事になります。

私達が行う住宅性能の研究開発では、1疑問符のアプローチ、2実験のデモンストレーション、3商品化のクロージングと、これは全てモノだけを扱っているように思えます。
ところが、そのモノを扱う人の存在が無ければ成就させる事など出来ないものです。

研究開発では、その実験結果を商品化に向けるための量産方法、物流要件などのまとめに入らなければなりません。つまり1にアプローチ。2にデモンストレーション。3にクロージングと三段階に区分されますが、営業もハード科学の研究過程と殆ど同じ過程を辿る事になります。

性能研究は、実験に用いる装置が必要となります。
人間学を駆使した営業では、デモンストレーションでパンフレットやサンプルなどのツールが必要となるでしょう。
またクロージングでは、ディベート、報酬話法など、技術武装も装備する必要があります。営業科学もハード科学も常に人間尊重がキーワードとなりそうです。

今日は20年余りの付合いの赤井社長に会うため、販売代理店で三協テック北東北さんを訪問しました。
赤井社長は、営業と販売実績を科学的に解きながら実績を積み上げています。
写真は、私の隣から社長の赤井幸二さん、部長の藤澤和彦さん、支店長の鈴木公樹さん、そして弊社常務の扇 寿志です。

赤井社長は、8人スターの事業所を100名以上で常に黒字経営を保持しています。
その秘訣は赤井社長の人間を大切にすることを基本にした人間的科学なのでしょう。
さて、今日は大雪の盛岡から雪のない函館に帰ってきましたが北斗市は少しだけ雪が。

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地域の販売代理店の役割とは…北斗市~函館駅~八戸十和田~八戸市内

2014-12-02 22:02:31 | ファース本部
地域密着型の工務店は、ハウスメーカーと異なり増改築工事や小規模工事などを多く抱えております。
小さなサッシの一組を購入したいとするオファーなどがあります。
当然、メーカーや問屋から納品することが出来ず、地域の販売代理店が担当します。

600×600のサッシ一本を運んでいたら販売代理店は、恒常的な健全経営が成り立ちません。
そのような小さな地域工務店を出来るだけ多く、顧客に持つことで混載しつつ、商売を成立させております。私達のような地域の小規模工務店を仲間に持つ、フランチャイズ本部としては、地域密着の販売代理店がとても貴重な存在です。

FAS販売代理店は、北はオホーツクから南は鹿児島まで、全国に50社ほどあります。
今日はそのFAS販売代理店を纏めた、販売代理店会の会長を務める株式会社オトミチさんを訪問しました。写真は、私の右隣が社長の音道登一さん、そしてご子息の音道昭広さん、左が弊社推進担当の常務、扇 寿志です。
今日は、全国すべての販売代理店さんを扇常務と訪問する計画の第一段目として会長のオトミチさんを訪問致しました。

ファース・グループの販売代理店さんは、私達の知らない近場の地域工務店にファースの家の存在を知らせ、興味を持った工務店に本部スタッフと同行し、加盟を促します。
加盟した工務店さんには、ファース本部と一緒になって安定受注が出来るようになるまで支援活動を行います。
FAS工務店は建主さまに慕われ、口コミで仕事が戴けるような受注環境の構築が目的です。

FAS販売代理店さんは、一棟当たり数百万円に達するファースの家専用部材を、自動的に当該販売代理店を通じて供給することになります。
家に建主さまが住んでから評価を受けるようなハードとソフトが搭載されるていることで、FAS工務店は、建主さまより信頼を得、販売代理店は商いを行いつつ、工務店より信頼される構図ができるような仕組みづくりを行なっております。

私達にとっての販売代理店は、単に専用部材のデリバリーを行うだけの業者だけではなく、必要不可欠な大切なパートナーでもあります。
販売代理店さんの存在は、木目細かい活動で地域経済に大いに貢献しています。
今日訪問したオトミチさんは、まさに多くのFAS工務店から慕われている模範的な販売代理店の一社でもあります。
さて、普段は雪の少ない八戸なのですが思わぬ大雪に迎えられた一日でした。
明日は盛岡方面の販売代理店を訪問致します。

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潰れない小規模地域工務店…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2014-12-01 17:23:53 | ファース本部
昨今は、マスコミに注目を浴びた新興企業が、あっけなく破綻するケースがあります。
企業の経営危機は、極めて直近の足元にある場合が殆どと言われています。
実績がなく期待感だけの企業にとっては、右肩上がりのデビュー時にこそ、忘れがちになる基本的な地力をつける努力が必須なのでしょう。

通常のコンプライアンスが確立されておらず、問題が具現化すると市場に根付いていない新興企業は、あっと言う間に姿を消してしまいます。
新興企業だけではなく、老舗の企業でもヒット商品をだして勢いにのり、いっそう強い企業になったと思っていたら、いつの間にか破綻していた企業もあります。
勢いと強さは、経営を傲慢し、肝心な足元に不安が出てくるものだと言われています。

私達の住宅業界全体は、今や根本的な大転回の過渡期を迎えています。
量から質を求め、無関心だった温熱性能が規準ではなく規制へ変わる変革です。
例えば家のQ値(熱損失係数)などは、みどころのなかった温熱性能が、指導要項から、規制に移行し、Q値の伴わない家を建築してはいけない時代になります。

これは住宅業界全体に関わる課題ですが、モンスターのように巨大になったハウスメーカーは高気密高断熱と、それに伴う対応がとても難しくなります。
家づくりを企業経営と捉えざるを得ないハウスメーカーは、市場が変われば撤退や業務シフトなどへと変革が必須となるのでしょう。

しかしながら地元密着の工務店は、その地で生まれ、その地に骨を埋める宿命を背負っています。
簡単に業種シフトや海外に営業拠点を移すことなどは出来ません。
地域に浸透し、地域住民に慕われ、育まれて行く工務店になるべきなのでしょう。

私達の仲間であるFAS加盟工務店は、あえて小回りの効く小規模工務店に拘っています。
Q値(熱損失係数)やU値をしっかりと覚え、工務店としてのコンプライアンスを遵守しつつ、経営者やスタッフ、協力業者さんも一緒になって人間力向上に取り組んでいます。
写真はファースグループが展開しているゼロ・エネルギー・ファースの家です。

地域工務店は華々しく脚光を浴びることがありません。地道にコツコツと地を這うように実践する地域活動を行っています。だから小規模工務店は潰れないのです。
さて、地域工務店の安定受注と安定経営を支援するための仕事は師走で佳境に入ります。
今日は東京から帰社しましたが、明日から青森県に出向きます。

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