佐江衆一著。横浜カセット文庫発行。
佐江さんの江戸職人奇譚からの作品です。先に載せた「召天の刺青(ほりもの)」と「対の鉋(かんな)」同じシリーズの作品です。この作品は、凧造り技術に深くは立ち入っていません。しかし、主人公である定吉の、情けない人物を丹念に描写しています。不器用で頑固な職人。しかし、自分を偽ることが出来ず、自らの人生の可能性を閉じてしまっている男。
しかし、哀れな息子の姿に一念発起をして・・・。しかし、・・・。
やや甘目の筋書きですが、この位の情けがあってもバチは当たらないはず、と思わせます。
評価は3です。
佐江さんの江戸職人奇譚からの作品です。先に載せた「召天の刺青(ほりもの)」と「対の鉋(かんな)」同じシリーズの作品です。この作品は、凧造り技術に深くは立ち入っていません。しかし、主人公である定吉の、情けない人物を丹念に描写しています。不器用で頑固な職人。しかし、自分を偽ることが出来ず、自らの人生の可能性を閉じてしまっている男。
しかし、哀れな息子の姿に一念発起をして・・・。しかし、・・・。
やや甘目の筋書きですが、この位の情けがあってもバチは当たらないはず、と思わせます。
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