読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

家紋:市原悦子/朗読

2009年07月31日 05時22分05秒 | ■聴く
松本清張作、新潮CDブック発行
松本清張さんの作品は、不思議な味わいがあります。そして、暗さが基調になっているように思います。本作は特に暗い作品です。
ある村で発生した夫婦の惨殺。かろうじて生き延びた幼い娘が成長した後に、感得した真実に違いないこと。しかし、作品は、そのことを臭わせて終わらせている。心憎い演出です。
評価4はです。

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