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黄文雄著、幻冬舎ルネッサンス新書刊
いつまでも限度の無い反日政策を続ける中国と韓国のメンタリティが理解出来ない時期がありましたが、それぞれの国内事情で、民意の統一の手段として反日政策を採ったのだという解説を聞いたのは10年以上前のことです。
人は嫉妬や自分の利益のため、特定の人を繰り返し攻撃することがありますが、日本では、そのような人は長期的に利益を受けにくい社会だと思います。そのためか、日本は、反日政策によるねつ造や曲解などの言説を流布し続ける中国と韓国に適切行動して来なかったように思います。
同様に、国内のリベラルと目される知識人などの自虐的な言動は、今ではすっかり時宜を得なくなりつつあるように思います。身近に、若い頃からそうした言動と考えで行動してきた人物がいましたが、ステレオタイプな言動の背後には、「このような高説を述べる私は素晴らしい。そして、私が批判する対象は卑しい存在であり、私はそのような存在を超越している」という思考があるようです。(40年近く観察した結論です)
私は、不可思議な言動の動機を知ることによって、自分の不快感をほぼ解消できますが、中国と韓国の果てしない反日の言動の根底にある病理は何処にあるのかが不明でした。
本書は、その一端を解く助けになったように思います。中国に関しては、「中華思想と国民性」、韓国は、地政学的な理由による「事大」との主張です。ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」を読んだ時の驚きと感動には及びませんが、著者の広汎な知識と独自の視点は参考になりました。
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○黄文雄 ○ジャレド・ダイアモンド
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評価は4です。
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