デジタルカメラを楽しむ マクロ撮影の世界

布川秀男著、東洋経済新報社刊
著者は、ビジネスや経済の専門出版社に勤務されていて、その傍ら、カメラ撮影を趣味として長年技術を磨かれたようです。
本書は、著者がリコーのコンパクトデジタルカメラで撮影した作品を沢山掲載しています。マクロ撮影をタイトルにしている様に、植物を主に近接撮影しており、美しく印象的な作品が並んでいます。
私も散歩などの際に、好んでマクロ撮影をしますが、ピントが中々合わないで苦労しました。コンデジの限界なのか、と思っていましたが、普通の撮影では十分な画質なのでこんなものだろうと考えていました。
ところが、本書を見てびっくり。著者の腕前は、私とは比べようもないのは当然ですが、焦点がビシッと合っているのです。そして、リコーのコンデジはマクロ撮影にめっぽう強いとのこと。
本書に出てくるカメラをネットで見ると、特別高級な製品ではないことに、またビックリ。リコーのカメラがマクロ撮影に強いことと、著者の腕前が素晴らしいだからなのでしょう。
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評価は４です。