読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

散々な昇庵

2012年02月13日 19時15分59秒 | ■味わう
久し振りに美味しい蕎麦を食べようか、ということで、以前行ったことのある蕎麦屋に向かいました。そこは十割蕎麦で結構美味しかったのですが、妻は行ったことが無いのでした。その途中「手打」と銘打った「昇庵」という大きな看板が目に入りました。山側に少し入った所にあるようです。迷った末、優柔不断な私達夫婦は、互いの考えを尊重しながら、結局看板の店に。
着いてみると、結構怪しい感じの店です。もう、二十年以上前に父と一緒に来た店と勘違いしていましたが、どうも違うような・・・。
店内に入ると、何人かの先客がいましたが、お店も二人従業員と思しきオバさんも何となく小汚い感じ・・・。まぁ、入ってしまったので、ショーが無いか。で、いつも通り「盛りそば大盛り」と頼むと「暖かいのか、冷たいのか」という不思議な質問でした??? もちろん「冷たいのお願いします」。
注文してから店内を見渡すと、中々面白い張り紙がしてありました。「浅草駒形風ドジョウ鍋」があるかと思えば、イノシシの肉鍋や串焼きなど、不思議に満ちた品揃えでした。っと、妻が、蕎麦は何処で打ってるんだろうね? と聞いて来ましたが、既に不吉な予感に囚われていた私は無反応。
さて、オバチャンがそばを持ってきて、テーブルの上にデンと置いたのでした。????かけそばでした。 で、置いた途端にオバチャンが「盛りそばだったよね。ゴメン」??? 私も妻も??? 「間違っちゃったからタダででいーわ」 ??? 本当はタダでも食べたくないのですが、仕方なく「いーですよ」と返事。オバチャンが「まだ見習いで・・・」??? 二人で黙々と食しました。乗っていた具は、白髪ネギとナルト一枚でした。これで650円+大盛眞理まし・・・。涙。で、手打ちとは思えない。妻と黙々と食して会計。オバチャンが「悪いから千円でいーです」 そーですか。
店を出ると妻が「あれ、乾麺の臭いがしたよ」と。私の五感はそれ程の能力はありませんので、断言出来ませんが、蕎麦が均一な断面で、長さが短かったよーな。私の場合、盛りそばでないと、良く分からないのです。しかーし、妻は「しかも、かなり安い乾麺じゃないのかな」だそーです。
これ程の目に遭ったのは久方振りで、まぁ、千円で多分一生忘れない経験が出来て良かった、と妻と慰め合いました。
因みに、ネットで、別な方が、この店を紹介していて、その時は、ちゃんとした手打ちのようでした。(私達が行った時は親父さんいなかったなぁ)
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URL => http://r.tabelog.com/ibaraki/A0802/A080201/8011726/dtlrvwlst/3061980/
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評価は2です。

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