読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

最強のふたり/劇場

2012年09月23日 11時56分52秒 | ■見る
久し振りに大人向けの映画を見ることが出来ました。実話を下敷きにしているそうです。主人公の二人である障害者役のフランソワ・クリュゼとその看護人役のオマール・シーの存在感、演技が素晴らしい。脇役陣も立派で、演じている感じがしません。脚本、演出、音楽、俳優とも一級の作品です。
随所にユーモアが込められており、介護人のドリスが、感じたまま、思ったままに振る舞いながら周囲の人々に良い影響を与えて行く様が印象的です。その一方で、移民故の貧困や不遇が背景となっており、フランスが抱える社会問題を示しています。見ていて笑いながら涙が流れてしまう不思議な映画です。日本映画にありがちな泣かせが皆無でありながら、脚本、演技、演出、音楽が相俟って心が揺さ振られました。それにしても、主演の二人が素晴らしかった。
---------------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/最強のふたり
---------------------------------------------------
評価は5です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 政治家の殺し方 | トップ | 幕末太陽傳/DVD »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■見る」カテゴリの最新記事