読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

身の回りのあんなことこんなこと地質学的に考えてみた

2023年09月10日 04時45分31秒 | ■読む

渡邉克晃著、ベレ出版刊
著者は、理学博士の学位を持ち、サイエンスコミュニケーター(科学技術の内容を分かりやすく伝えたり、面白さを伝えたりするだけではなく、一般の人の疑問や 期待を研究者に伝え双方向のコミュニケーションを生み出す人材)、地質・鉱物写真家として活躍中とのことです。
ブラタモリなどの影響で、地質に関することに興味を持っていましたが、地質関係の書籍は、地味で根気を要するっぽい本しか目に付かず諦めていましたが、タイトルにつられて本書を手に取りました。
サイエンスコミュニケーターなる職業を知りませんでしたが、上のような役割を持つ職業を指すそうで、本書は、その理念を具現化して余りある著作と思います。
難しい表現は無く、必要な図版と写真が効果的に示されていて、これ以上はないという見事な仕上がりです。
身近なものや現象を通じて、幅広いトピックを選び出していて、興味を持続して読み切ることが出来ました。
良書と思います。
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渡邉克晃  ○地学博士のサイエンス教室
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評価は5です。

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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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