飯田守著、講談社刊
タモリ倶楽部で新幹線の設備を検査する為の専用車であるドクターイエローを知りました。
それで、たまたま目にした本書を手に取ってみましたが、本書は「小学生むきのノンフィクションシリーズ」である「世の中への扉」というシリーズの一冊です。
以前読んだ大仏関係の書籍が、やはり低年齢向きのものでありながら、内容が厳選されており、極めて明快かつ簡潔な文章と豊富な図版で、大変参考になりました。
ドクターイエローについて、幾分かは知っていましたが、本書では、その誕生の経緯から実際の検査の方法、更には、検査結果を生かした現場の対応などを、実際に取材して分かり易く解説しています。
しかも、小学生向けなので、噛んで含めるような語り口ながら、くどくなくて良かった。
多くの出版社から、青少年向けの本が出されており、大人向けよりも、内容を吟味して分かり易いように工夫してあるので、却って内容が記憶に良く残る様に思います。
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○ドクターイエロー ○飯田守 ○タモリ倶楽部
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評価は4です。
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