読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

人は見た目が9割

2009年04月08日 20時27分49秒 | ■読む
竹内一郎著、新潮社137刊
表題はキャッチーですが、内容は斜に構えたものではなく、実に真っ当な構成です。要は、人の行動で発せられる、音声(聴覚)、仕草・振る舞い(聴覚)、体臭(嗅覚)などのそれぞれが、結果として、本人に対する他者の評価を導いてしまう、という極真っ当な主張でありました。そうしたことが、様々な事例によって紹介されています。マンガの表現によるたとえが非常に分かり易かった。
日本人に特有な、「察する」文化としての日本人に固有なコミュニケーションの在り方も詳しく分析していて検討の幅を感じました。また、礼儀作法が、非常に理にかなっており、結局、見た目の一部を構成する大切な技法であるとしています。
-----------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/竹内一郎
-----------------------------------------------
中々に楽しめた一冊でした
評価は4です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紅梅 | トップ | 不美人論 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■読む」カテゴリの最新記事