弘兼憲史さんの劇画シリーズで、1995年からビッグコミックオリジナルに連載されているそうです。10年くらい前に読みましたが、熟年、老年の恋愛というストーリーを面倒に感じて余り興味を持てなかったことを記憶しています。
久し振りに手に取った単行本が、心に響いて、1巻から61巻まで一気に読んでしまいました。恋愛が主なテーマの物語の場合でも、年輪を重ねた故の深みや幅があることに加え、人生で巡り会うかも知れない様々な事象を折り込んで、場合によってはSF的な手法を用いたり、時代劇で描くなど、「黄昏」た年齢の主人公達が味わう感慨を多面的に滋味豊かに描いています。弘兼さんにはもっともっと素敵な作品を生み出していただきたいと思います。
かつて読んだ島耕作シリーズを「会長 島耕作」から逆の順番で読も始めました。設定年齢が私と同じだからです。
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○弘兼憲史 ○黄昏流星群
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評価5はです。
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