松瀬学著、講談社刊
イチローと松井が使用するバットとグラブを作ってきた二人の職人とその後継者を取り上げています。バットとグラブを比べるとバットのほうが単純のようですが、本書を読むと、奥が深いことが分かります。また、グラブは、現在ではポジションによって形状や機能が異なり、非常に研究されているそうです。小学生の頃、父が調達してくれたバットとグローブを今でもよく覚えていますが、あの当時とは比較にならない長足の進歩があるようです。
著者は、元共同通信社の記者でスポーツ畑で活躍した後に退職し、現在はスポーツジャーナリストとして活動しているとのことです。その著者が対象となる職人にインタビューしたり、職人と野球選手との意見交換会に参加しています。また、野球選手とのインタビューも交え、様々な対談をベースに、二入の名人の人間性、考え方、仕事の極意を探ってゆきます。
とにかく、極めた名人の言葉に感動します。そして、その名人の想いを見事に掬い上げて表現する著者の見識、人柄、力量に感銘を覚えました。良書です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/松瀬学
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評価は5です。
イチローと松井が使用するバットとグラブを作ってきた二人の職人とその後継者を取り上げています。バットとグラブを比べるとバットのほうが単純のようですが、本書を読むと、奥が深いことが分かります。また、グラブは、現在ではポジションによって形状や機能が異なり、非常に研究されているそうです。小学生の頃、父が調達してくれたバットとグローブを今でもよく覚えていますが、あの当時とは比較にならない長足の進歩があるようです。
著者は、元共同通信社の記者でスポーツ畑で活躍した後に退職し、現在はスポーツジャーナリストとして活動しているとのことです。その著者が対象となる職人にインタビューしたり、職人と野球選手との意見交換会に参加しています。また、野球選手とのインタビューも交え、様々な対談をベースに、二入の名人の人間性、考え方、仕事の極意を探ってゆきます。
とにかく、極めた名人の言葉に感動します。そして、その名人の想いを見事に掬い上げて表現する著者の見識、人柄、力量に感銘を覚えました。良書です。
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