読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

日韓関係の隘路について考える

2019年08月17日 12時20分13秒 | ■考え事
若い頃、日本人と韓国人のボクシングの試合が日本で行われている様子をテレビで放送していました。韓国人の応援の凄まじさに驚きました。国旗を振り大きな仕草で絶叫している人々を非常に奇異に感じました。
歳を重ね10年位前に韓国へ旅行した時のこと。三十代と思しき地元の女性ガイドが観光地の説明をしてくれましたが、「秀吉が全部燃やしたので木造の歴史的建造物が失われた」などの日本の過去の行いを暗に非難する言葉が重なり、居心地が悪かった。
その数年前に、台湾一周の際にガイドを務めた高齢の男性(日本統治下の時代に小学校に火より日本語教育を受けたのことで、非常に流暢な日本度で驚きました)は、ある観光地で「高砂族は日本軍として戦争に加わり多くが亡なった。そのことをおわかり頂いて、この観光地にあるその墓にお参り頂きたい」と語り、心にしみました。また、日本人の技術者が築いたダムによって多くの農地が生まれ、地元の人々はその日本人に今でも感謝しているとも語っていました。日本の敗戦に終わり、中国の国民党が台湾に逃げてきて如何に惨い悪業を重ねたことも語りました。
こうした経験に加え、様々な社会経験と書物から得た知識を通して、アメリカの方針に従って作られた戦後の民主化教育が如何に偏っていたか、共産主義国から支援を受けた団体が、日本の国民を洗脳し政治をゆがめて来たと感じるようになってきました。
また、歴史を辿ると、国同士のお付き合いは、表面的にはニコニコしながら自分の利益を増やす策略を巡らし、競争相手となる国を如何にやっつけるか、あるいは身勝手な大国から如何に身を守るかに腐心してきたダイナミックな時間のうねりを感じます。その中から、際限の無い殺し合いや無法な収奪を抑制する手段として国際的な約束事(歯止め)が決められてのだと思います。一般社会も、基本的には自分の生き方は自分で責任を持ち、自分の能力を生かしつつ、他者と関係を取り結んで生きているので、複雑さは違えども、同じ事です。
そして昨今、日韓対立の報道に触れ「面倒なお隣さんとは、これ以上お付き合いしたくない」と感じている日本人が多いことに気付きました。このことをどの様に考えるべきかに関心を持ち、ネットで様々な意見を求めていて書きURLが大変参考になっています。様々な立場のゲストを招き議論を進めていますが、コメンテーターがいなくて良い。「何故なのか」という姿勢で製作されていて好感が持てます。
---------------------------------------------------------
URL => https://www.youtube.com/user/pearlpalms1/videos
---------------------------------------------------------
評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 戦うコンピュータ 軍事分野で... | トップ | 山猫は眠らない7 狙撃手の血統 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■考え事」カテゴリの最新記事