アイリス・チュウ&鄭仲嵐著、文藝春秋刊オードリー・タンはハッカーだが、35歳の若さで台湾政府のデジタル担当の要職に就任し、画期的な業績をあげ、世界にその名が知られることになったそうな。(私は知りませんでした)IQが極めて高く、幼少期から、その天才ぶりを発揮するも、普通の人に適した学校教育に適応できなかったことから周囲と軋轢が生じて苦しんだ。幸いにも、ご両親ともにインテリで、端野才能を認めた。特に母 . . . 本文を読む
昔から朗読を聞くのが好きです。散歩はイヤホンで、自転車の時にはネックスピーカーで聞けます。また、家事の際にも聞けます。
朗読は、CD以外に、ラジオの放送を録音しますが、意識していないと、聞くものが無くなってしまいます。
そこで、ネットで探すと、色々なものがアップされていますが、最近見付けたのが「名作朗読チャンネル Bun-Gei」です。文芸作品を著名な俳優が朗読しています。今のところ、小倉一郎 . . . 本文を読む
リリー・フランキーとロックンロールニュース、宝島社刊リリー・フランキーさんをドラマで見て、渋い演技だと思いましたが、余り関心を持っていないので、多彩な才能の持ち主だというこぐらいしか知りませんでした。
本書は変わった体裁の本なので手に取り、ページを開いたら、見開きの右と左のページに2つずつ、計4つのつぶやきが乗っていました。ゲラゲラ笑うほどではないが、気に入りました。
下ネタや自虐的なつぶやき . . . 本文を読む
カメラで撮影した写真のファイル名は、メーカーによって決まっており、機種が違っても、同じメーカーのファイル名が重複することがあります。下記URLの一つ目に、その不都合を解消する方法が紹介されていますが、私の場合、1つの機種で数万枚を撮影したことがあり、購入したカメラが多かったので、他の方法を考えました。
それは「機種名+連番」です。例えば、キャノンのカメラはデジカメと一眼レフカメラとで12台購入し . . . 本文を読む
星野保著、岩波現代文庫刊極めてマイナーな学問領域の研究者である著者が、雪腐病の原因となる菌類の採取を目的した寒冷地への採取旅行の紀行文です。ご自身の生い立ちや家族などが文中に時々顔をのぞかせますが、本書のほとんどは、対象となる菌類との邂逅と探求に費やされています。だからタイトルが「・・・紀行」となっています。
研究対象が地味なだけに、紀行文になりにくいはずですが、フィールドワークでの体験と、独特 . . . 本文を読む
Fire HDのHD8とHD10を、大分前に購入しました。いずれもgoogle playsotoreを導入し、アマゾン独自のOSの縛りを回避して使用しています。しかし、HD8は動きが遅くて、せっかちな私には向いていない。そこで、昨年発売されたHD10を追加購入しました。(以前購入したHD10は、その前の世代です。)
用途は、パソコンを起動しなくてすむような調べ物が主で、それ程使い込んでいません、 . . . 本文を読む
阿辻哲次著、PHP新書刊第1章「文字と古代国家」では、古代文明で文字が考え出され、その用途と筆記の方法が、第2章「国家と行政と文字」では、中国での文字の成立と用途、記録素材の変遷を、第3章「規範の確立」では、筆記する素材である紙の登場と、ばらばらだった漢字の統一、更に漢字教育と印刷の登場を、第4章「東アジアの文字事情」では漢字文化圏と言われる国々への漢字の伝播と日本での漢字の受容と中国との関係にお . . . 本文を読む
保守系のYouTube番組を見ていると、そのうちに見る気にならなくなるチャンネルが多いように思います。主な理由は、言っている内容が信用できないことです。中国、韓国ネタなどが多く見られますが、見比べていると、底の浅いチャンネルが分かって来ます。また、語り口なども重要です。証拠もなのに断定的な言い方やアオリに近い言い方は、到底信用できません。
安心して視聴できるものの一つが「さささのささやん」です。 . . . 本文を読む
外山滋比古著、中公新書今まで、氏の著作を多く目にしていましたが、本書が初めて読んだ著作です。本書はエッセイをまとめたもので「ことばのすがた」、「ことばのこころ」、「ことばのかたち」と題して、日本語を多面的に考察し、その使い手である日本人と日本の姿を浮かび上がらせています。
本書の中には、聞いたことも無い知識が織り込まれて驚きます。特に英語と日本語との比較によって分かること、日本語は、本来文末に重 . . . 本文を読む
昼食は妻と共に調理し食していますが、妻が不在の折は、自分だけの食事を作るのは面倒に感じます。かといって、調理を始めてからは、外食をすることもほとんどなくなりました。自分で調理して食べた方が、好みの美味しい物を安価に食べられるからです。それで、簡単で美味しく食べられるものを考えて作るようにしています。
いつも食料を購入する店で見かけたピザが余りに安価なので、試しに購入しました。伊藤ハムの「ピザガー . . . 本文を読む