「白鳥麗子でございます。
ただいま~ 留守中ちゃんとお掃除や洗濯をしていましたか?
いいってことよ、ちゃんとしてなかった子は鴨鍋にしてあげるから。
オーホッホ」
「ところで師匠、ダイサギとチュウサギの見分け方は?」
(チュチュがちょっと大きすぎるの。途中で脱げたらどうしよう)
「簡単だよ、大きいほうがダイサギだよ」
(嬉しい。ポワントの脚が綺麗に揃ってるって、言われたわ)
「師匠! そりゃないでしょうよ」
(脚線には、私、自信があるの、でも脚ばっかり見ないでね)
ほれ、ダイサギの口角は目の後ろまで来ます、写真をリサイズしたから判り難いかな?
(どう? この優雅な手の形)
家の下の田んぼに来るダイサギ。どういうわけかこの間、「クルー、クルー」って鳴いてました。「来る、来る」じゃ変だし、「狂う、狂う」なんでしょうか?
「あんた、タンチョウじゃないんだから、紛らわしいことしないでよ」って忠告はしましたけど、はたして効果あるでしょうか。