夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

いつとても恋しからずはあらねども

2010年09月02日 23時28分04秒 |  気になる詩、言葉


いつとても恋しからずはあらねども 
     秋の夕べはあやしかりけり
          詠み人知らず 
          古今集 11-546


いつだって恋しくないってことではないけれども、秋の夕べっていうのは胸がざわめくのですよね。

昼間はまだ暑いですけど、でも、その暑さの中にもどことなく秋の予兆を見ることが出来るようになりました。
秋、、、、もう、ほとんど人間であることも卒業しかかっている私でさえ、秋って聞くと、胸がなんとなくきゅんとしてきます。
でも、、、、、、秋が終わりに近づくと、「あぁ、もう私には、春も秋もないんだ」なって気がつかされて、胸の中は木枯らしが、、、、というより冬の嵐というほうがもっと適切でしょうか?、、、吹き荒れるのです。
もう、なんどもなんども、そんな思いをしてきましたので、先が読めちゃって、、、
しょうがないですね~
「灰になるまで」なんて言えるのは、ほんとうに強い信念が必要みたいです。




ここんとこSX20ISで撮った写真をアップしていますけど、なんだかすごくノイズが多いですね。セッティングの問題なのでしょうか?

秋の色

2010年09月02日 23時11分36秒 |  多摩川散歩


昼間はまだ暑いです。
東京でも35度を越える気温がまだ出てきたり。
天気予報でも、ずーっと33度超えの予報が出ています。
多摩川の散歩でも、朝の散歩では、チビ太は何度かへばって、へたり込んだりしています。



それでも、夕方は日が陰るころになると風が少し涼しくなってきたのかなって感じられるようになりました。


空の色にも、そこはかとなく秋の気配、秋の色が見られるようになりましたね。
もう、秋はすぐそこ。