夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

晩生の家の子ですが

2010年09月24日 13時25分46秒 |  岬な日々


ふとベランダを見ると、テーブルの上に栗が落ちていました。
家の子は晩生。
ですから、ちょっと早い気がしますけど。
来週あたりは、栗拾い。
また、渋皮煮にも挑戦しましょう。



あら、でも去年は9月22日に作っている、遅くないんかな?
あぁ、でも去年は栗が小さいって、買い求めたんですね。
自宅ので間に合わせた一昨年は9月29日でした。


渋皮煮、かかる前の気持ちのふんぎりが大変なんです。
栗を拾うのも、痛いし、、、
外のイガを剥くのも大変。
おまけに栗の皮、そして渋皮、、、
白魚のような私の指が、うなぎになっちゃう。
煮る分には手間がかかるだけなんですけど、、、




渋皮煮なんて騒ぎ出すと、
ほんと、秋になりました。
2,3日前が嘘のよう。


オランダでの大麻購入、オランダ居住者のみになるそうです

2010年09月24日 11時11分06秒 |  オランダ


こんな記事がasahi.comに出ていました。
記事は下をクリックしてくださいね。

知られているようにオランダでは大麻が売られています。
ただ、日本でよく言われているような、野放しではないのですね。
ソフトに関しても、所持の上限があり、それを超えるとつかまってしまう。
また販売目的の場合はさらにそれ以上の重い罪になる。

オランダが寛容な理由としては、
1  政府(厚生省にあたるところ)でも、ソフトドラッグに関しては酒やタバコ以上に習慣性がなく、体には害が少ないと主張し、もしソフトドラッグを禁止するのであれば、酒やタバコも同列に処置しなければって言っています。
2  禁止することによって、これらの販売や、購入が闇に隠れてしまう。
これらを表に出しておいて、習慣性のある人に関しては徐々に減らすような策を練ることがベターである。


これらは、あくまでオランダ政府が出している小冊子から要点を引いたもので、私がそう思っているということではありませんので、ご注意くださいね。

ちなみに、2に関してはいろんな制度はありますけど、減らすような努力がどれだけ効果を挙げているのかは私には疑問です。

でも、同じような言い方をしていたものとして、オランダの安楽死がありますね。実際問題として、医師や家族が、助からない患者の命を絶つケースはたくさんある。それが闇から闇へと処理されているのが問題で、一定の条件の下にそれを認めることによって、それを表に出していくのだという説明がなされていました。
あまり知られてはいなかったけど、これと同じ考えは日本でもオランダの法制化よりも早く、判例として認められていたんですね。
無神論者が多くなったとはいえ、オランダはキリスト教国だったんです。自殺に等しい考えをコンセンサスとして受け入れるまで多くの議論が交わされたのですね。
その辺の反対意見との葛藤が日本では知られていないのがとても残念です。

話を戻しまして、特にEUになってからは、国境の通過が自由化され、オランダで大麻を買い付けて国に持ち帰る人が増えました。大麻を禁止している国は国境での歯止めが利かなくなってしまって、近隣諸国からの批判が出されているので、オランダ政府は自分の立場を正当化するための小冊子をたくさん作っているのです。
これらについての批判がありましたら、私にではなく、オランダ政府に言ってくださいね。

これらの意見の大本には、オランダが海洋貿易を進めてきた国。いろんな人々、文化があると言うことを前提にしている国であって、個人が自分の責任でやることに関してはできるだけ自由にするというのがあるのだと思います。

非居住者への販売を禁止する。これをあくまで国内の問題とすることで、EU諸国からの反対をかわす。実利的なオランダらしい解決法なのでしょうね。

麻薬に関しては多くの日本人がオランダのスタンスに反論を覚えるでしょうけど、でも、自分と相容れない意見を持っている相手もまた相手なんですね。相容れないからのけ者にしてしまう、押しつぶす、これはもっとも怖いことかもしれませんね。
逆に言えば、どんなに反論があろうと、自分のスタンスは押し通すだけの気概も必要なんですね。
なんてことが、少し前に書いていた、未完のライフワークの趣旨だったんですけど。



大麻購入「オランダ居住者に限定」 客集まり治安に不安(朝日新聞) - goo ニュース

大原 裸祭り

2010年09月24日 10時44分18秒 | 日記


昨日の日記にも書いていましたが、大原の裸祭り、落雷事故で34名の負傷者を出しました。今日の裸祭りのスケジュールが中止になったみたいです。

この裸祭り、こちらの方の大きなイベント。江戸時代から続いていて、たくさんの神社から神輿が出て、大原の海岸で禊をするもの。学校も会社もお休みになったり、地元の人たちの熱の入れ方は半端じゃない。
そして、これに類するお祭りが、この近郊では他にもあり、一宮でも十三社祭りとして行われています。

今年は、異常な暑さ、そして雷。ほんと自然がどんどん見たこともない方向へ進んでいくようで怖いですね。

昔から、雷は怖いものの二番目。
でも、一度にこんなにたくさんの負傷者を出したっていうのは私は聞いたことがありませんでした。
神奈川の知人の家の近くでも、落雷があり、そのときには一人亡くなったのですけど、それが知事婦人だったので、大きなニュースになったことは覚えています。知人もその落雷をご覧になっていたようでしたけど。

山火事や建物の火災の原因になったり、遠雷ならともかく、近くでゴロゴロ、ピッシャンと空気を震わせているのは、古代人でなくとも、原因が分かっていても、怖いですよね。




神輿に落雷の日記のコメントに書いていましたが、佐賀平野。
この平野の北に大宰府があります。
ここへ左遷された菅原道真が雷の大元締めみたいに言われていますね。
鬱積された気持ちを晴らすために雷を呼ぶ。
その理由が、彼の所領であった桑原には雷が落ちないってことらしいです。
だから「クワバラ、クワバラ」、、、雷さん、ここは桑原だから落ちないでってことですね。

九州の古い家というのはどこかで菅原道真と繋がっていることが多い。
たぶん、家系図を改ざんしたんでしょうけど。
その一つが家。
家紋は梅鉢。軒の瓦には全部梅鉢の紋が入っておりましたよ。
だから私の氏神様も菅原神社。天神社ですね。
家に雷は落ちないけど、その割りに、字も、詩も、見るところがないですね、、、
不肖、私め、そのうち道真公のお怒りを買って、雷でも落とされるかなって心配。



こちらで使用した雷の写真は、ずいぶん昔に撮ったものです。再掲になります。