知人のブログでも、名残の言葉が目立つようになってきました。
お茶をやる方たちには一年の終わりですね。
来月には、今年の美味しいお茶。
お茶の新年を祝う、口切。
その期待を胸に、有終のお茶を楽しむのですね。
もっとも、最近は去年のお茶だからって不味くない。保存技術が進歩してきていますから。
昔ほどに新しいお茶を待ち望む気持ちは強くないかもしれませんね。
茶壷なんていっても、もう本来の役目は果たしておりませんから。

季節は回っています。
箱根などはもう秋なのでしょうね。
ここ、房総の紅葉は12月中旬。
海そばのいすみ市などでは来年になってもまだ紅葉が楽しめる。
春から秋の雑草取りに比べれば晩秋から冬にかけての落ち葉掃きは本来は楽しいものではありましょうけど、森の中の家では、そんな暢気なことは言っておれない。戦争なのです。

その時までのひととき、秋の装いを始めた自然をしみじみと楽しみましょう。

緑葉もどことなく秋の気配。

だんだんと深くなっていくのです。
