夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう

2013年09月05日 05時30分56秒 |  姥捨て山は大騒ぎ


今年の夏は暑かったですね~
歳をとるとこんな暑さは願い下げ、下手をすれば、熱中症の死亡者リストに一名を追加なんてことになりかねませんから。

でも、そんなニュースを聞いても、
「天に一人を増しぬ、
清めら救われ全うせられしもの一人を」
なんてすんなりとは思えないのですね。
そんなのは、もっと清らかな人生を送ってきた人々が思うこと。
「神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう」なんて思えるのは、懐が豊かな人。私なぞ、メニュを見て一番安いのを必死で探して、持ち金と比べていると思うよ。
自分を含めて、私の周りには、「死んだ、即天国に行けた。何と幸いな」なんて思う人間いないもんね。
そんなの思っていたら、みんな大喜びで、HISかどっかの安い片道切符を手に入れようとするだろうけど。
でも、みんな、分かっているのだ、そんなのはおれおれ詐欺みたいなもんだってのは。
どっかの旅行会社のセールストークに載せられて、
「天国よいとこ一度はおいで
 酒はうまいしねえちゃんはきれいだ」なんてツアーに乗っかっても、向こうに着いたらすぐに、
「なあおまえ 天国ちゅうとこは
 そんなにあまいもんやおまへんにゃ
 もっとまじめにやれ」」って追い出されてしまうのを。
そこでツアー代金返せなんて騒いでも、誰も相手にしてくれないだろうなんてのは常識。


なんて、この暑いのに、涼しげに咲いている花を見て、心惑わされて、、
なんだか変なことを思っているのでありますよ。
これはもしかして、熱中症による錯乱かね~