夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

今日のお目覚のその前に 深夜の岬動物園

2014年09月27日 03時09分30秒 |  岬な日々


先ほどから、猛獣の唸り声がしております。
喉ひこを震わせるようなふ~っと言う声が何度も。
喉の中に小さな、共振する風車を仕込んだような震える音です。
大きな咆哮ではありません、むしろ子供が親に甘えるような声。
もしかしたらキョンの子供かな?
キョンの子供の声を聞いたことがないのでたんなる想像ですけど、、、
それとも猪の子供でしょうか?
猪の子供たちに出会ったお話しは先日いたしましたが、その後、キョンの親子連れにも出会っております。
キョンの子供は、チビ太くらいの大きさ。(足が長く、全体にスマートな、、、、どっかの猟犬とは大違い、、、なんて、大きな声では言えませんですね) 
特にそう思う理由もないのですが、あの子が親に甘えている声かなって想像したりしております。

ところで、そのキョン。だいぶ前から、家の近所のキョンの一頭がほんとうにキョンなのか分からなくなってきています。
大きいのがいて何度か会っているのですが、それが他のキョンと比べても、大きすぎるのです。
大きな方の猪と同じくらいの身長。そんなキョンいるのかな? それともシカでしょうか? 
ちなみに、岬では鹿の目撃情報はたくさんありますので、鹿だとしてもおかしくはないのですけど。

そして、話しは戻ります。
その声の後に、ひ~~~って声が何度か。昼間に、ひ~、ひ~って鳴き声をたてる、たぶん鳥だと思いますけど声は聞いておりますが、それに比べるとずいぶんと長い。ひ~が2秒くらいだとすると、ひ~~~~っは4,5秒くらい。あれはなんだろう。。。。

そしてもう一つ、こちらも長くほ~~~って鳴いているのもいます。以前、ほっ、ほっっと2点ずつ鳴いているのがいましたし、ほ~って1点ずつ鳴くのもおりました。
どちらも夜中に鳴いておりましたけど、今回のは1回の鳴き声が長め。。。 




平和な時には、キョンの絞殺されるような声が聞こえて来たり、猪の威嚇の声がしたり、悪夢に襲われた鳥の悲鳴がしたり、野良猫の大げんかが傍で起こったり、、、しておりますが、それに比べても静かな、静かな、岬動物園の深夜であります。

写真は話しとは何の関係もなく、、、、