この花、今、散歩道のあちこちで咲いております。
トップの写真は咲き切っておりますけど、もう少し前の番茶も出ごろなころは大昔のヨーロッパに渡ったころのあのまだ垢抜けない田舎の女の子だったころのチューリップそっくりです。(長すぎる? 、、、ごめん)
ハナニラやタマスダレ(こちらはもっと後に花が咲きますよね)にも似て、だからアマナじゃないかと思ったり(飛躍し過ぎですよね~)
でも、アマナなら一つの茎に一つの花、でもこれは一つの茎から花柄を輪生(違った良く見ると互生だった)させています。
ならアマナじゃないのかななんて、、、
雄蕊の管の部分(花糸)も特徴的ですよね。
平たくって、まるで花弁の先に葯をつけているみたい。
葉っぱはどうじゃいって探しましたけど、見えません。
土から茎だけがびゅっと伸びている。
おまけに茎を軽く引っ張ると、すぐに引っこ抜ける。アマナみたいにね。
アマナも球根と茎の間が細くなっているので、強く触るとすぐに引っこ抜けちゃうんですよ。
ちょっと離れた所にでている、韮状の葉っぱ、これがこの花の葉っぱなのでしょうかね。カラスノエンドウに邪魔されてよく見えませんか?
⇒教えていただきました。(タイリン)オオアマナなのだそうです。明治期に日本に入ってきた。在来種のアマナは希少になってきましたけど、こちらは野性化してあちこちで見かけられるみたいです。アマナは茎の先に一輪花をつけますが、こちらは茎から幾つも花柄を出して花をつけます。ご注意。アマナの根は食用にしますけど、オオアマナは有毒だそうです。花が似てますのでくれぐれもご注意。
可愛いので、これも強制連行して、ベランダに来てもらおうと思うのですけど、葉っぱが見つからないのじゃ難しいかな?
なんせ、いつもご紹介しているニリンソウなんかと同じで、すぐに姿を消して地面の中で大人しく永の眠りを楽しんでいるのですからね。ニリンソウは連行済み。こちらも早く手当てしなきゃ。
それにしてもこの手の花につけられた Spring ephemeral。春の儚さ(春の儚い命) 名前だけでもぐっと来るじゃありませんか。
そう言えば、大昔に、「儚い」の英語がないってブログで嘆いていましたけど。Ephemeralってそれに近いのかな? Something which lasts for a short period of time. (wiktionary) Ephemerality,,, the concept of things being transitory, existing only briefly. (Wikipedia)なんだそうですから、、、 でも、まだちょっと違う感じかな~
はて、君の名は、、?
(昨日もこのタイトルを使ったじゃないですって?
小さいことにこだわり過ぎると、皺取りクリームがもっといるようになりますよ~だ)