外房の海岸には よく波消ブロックが並んでいます。
せっかくの景観を台無しにしています。
反対運動もけっこう盛んなんです。
でも、設置している人の話では、砂が侵食され、海岸線が後退しているのだそうです。
ほれ、お父さん、足元注意よ。アメリカまで流されちゃうよ。
私も、ここよりもずっと北の九十九里の海岸ですが、子供のころに遊んだ海沿いの神社の敷地がなくなって、神社の土台の石の一部を動かして、自分の敷地に組み直しておいているという人の話を聞いたことがありますし、
同じ町内の、崖の上に立つ家。敷地の一部が少しづつ崩れていて、一番海側にあった東屋を移転したという話もオーナーから聞いています。
もっとも、その話を聞いた上でその土地を購入した友人、そこからの海を見ればうなづけるものもあるのですけど。
なんせ、海岸から20メートルの高さまで、ほぼ垂直に立ち上っている崖、家から庭を通して一面の海が見え、そこから朝日が昇るのですから、まあ、死ぬまでにはこの家までは崩れないだろうって思えば、私だって欲しくなるでしょうしね。
浜防風。
セリの仲間のこの花は、砂の中に根っこをずっと張り巡らして、水分を補給し、風に飛ばされるのを防いでいます。
そのために、浜が侵食されるのを防いでくれる、、、、
まあ、侵食の勢いの方が何倍も強いのでしょうけど。
葉っぱや茎をお刺身のつまに使ったり、漢方薬としても使われるそうですが、つまで食べたことはないし、何に効くのかも聞き忘れています。