昨日はもう処暑の始まりの日。
おいちゃんはうん十回目の誕生日だって言っていたけど、
チビ太にはそんなことどうでもいいのだ。
昨日は処暑の始まりの日。
処暑の初候は 鷹さんたちが獲物の鳥を祭って食べる日(鷹乃祭鳥=鷹 すなわち 鳥を まつる)
そして次候はもう暑さが収まるんですよ (天地始粛=天地 始めて しゅくす(しじむ)
チビ太は優しいから、念のために付け加えると、
末候は稲が実る時期。もうこの辺では、半分以上の田んぼが刈り取られているけど。(禾乃登=か すなわち みのる)
稲はどうでもいいけど、鳥さんたちの晩餐の時期とか、暑さが収まる(昨日、今日なんて涼しいくらいですからね)なんて聞くと、今年のお中元の時期は終わってしまったって思うじゃない。
でも、どこからも松坂牛は送ってこなかった。
薄情な世の中。
チビ太がこんなにも恋い焦がれているのに、、、、、
そりゃ、おいちゃんの言い方だと、夢は叶わない方がいいのだ、叶っちゃったら、地獄になるかもよ、、、なんて言うけど、ありゃ、負け犬人生を送ってきたおいちゃんの酸っぱい葡萄なんだと思う。
チビ太、地獄になってもいいから、夢が叶う方がいい。
夢が一生、夢でしかないなんて、チビ太は願いたくない。