夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

今日はユキちゃんの一周忌

2015年11月17日 00時02分55秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


去年の今日、ユキちゃんは、チビ太を置いてどっかへ行っちゃったんだ。
おいちゃんの話だと、「虹の橋を渡ったんだ」って言っていたけど、チビ太にはあまりよくわからなかった。
でも、いつまで待ってても、東京に行っても、ユキちゃんが、、、「チビ太~」って駆け寄ってくることがないことだけは、やっとわかった。
つまんない、寂しいよ~

ユキちゃんは、チビ太と同い年の、好き嫌いがはっきりしていた子だった。
すごくかわいい子だったから、周りの男の子たちが寄ってくるんだけど、「う~~」って唸って追い払っていたらしい。
それが、チビ太には全く違ってた。
一番最初に会った時から、すぐに、チビ太に体をぶつけてきたり、チビ太の上に乗っかったり、、、、
チビ太も嬉しくって、、、「えへへ~~~」って、、、、、、
ユキパパがそれを見て吃驚して、「こんなことはないんです」って言っていたそうなんです。

ずっと前にブログには書いていたけど、チビ太が散歩から家に帰っていると、後ろで「キキキ~」って車の急ブレーキみたいな音。吃驚して振り返ると、ユキちゃんが、ちょうど家から出てきて、チビ太を見つけたんですね。そして大きな声で呼びかけてたんです。

お父さんの転勤で、ユキちゃんとはなかなか会えなくなったけど、お別れの時には、お母さんがユキちゃんを連れて岬まで、お別れを言いに来てくれた。
チビ太は、今日もその海岸に行ってみたけど、ユキちゃんはいなかった。

ユキちゃんが東京に来る日には連絡が来るので、おいちゃんもチビ太を東京に連れて行ってくれてたんです。
そんなある日、ユキちゃんは足を痛くして、歩けなくなって、お母さんに抱かれて来たんだけど、チビ太を見つけると、お母さんの胸から飛び降りて、チビ太の方へ一直線に走ってきてくれたり。

そんな時でも、最初の挨拶が済むと、毎日、会っている友達みたいに、並んでお散歩。あまりお互いの顔を見つめあったりってことはしなかったな。それでも、チビ太は、ユキちゃんのことがすごく気になっているから、ユキちゃんが遅れたり、なにかしたりすると、すぐにそちらに向かっていったし、ユキちゃんも同じだったな~ 気持ちは同じだったんだ。

つい最近、おいちゃんのコンピュータのハードディスクっていうのが壊れちゃって、ユキちゃんの写真もみんななくなってしまったけど、ブログのチビ太のアルバムにはユキちゃんと一緒のところの写真も入っているから、ユキちゃんを見たい人はこちらを見てね。こちらに戻るのはブラウザの戻る矢印を押してね。

虹の向こうで、今、ユキちゃんは何をしているんだろう。
虹の橋の登り口って言うのがどこにあるのか、チビ太には分からないので、会いには行けないけど、
会いたいな~