旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

孫、遥人 2歳7か月

2017-12-07 14:23:17 | 時局雑感




 80歳にして初孫が生まれた、と投稿したのがほんの何か月か前のような気がするが、その孫が既に2歳7か月に成長した。気が付けば、私も82歳7か月になっておる。自分のことを思えば、時を遅らせ老いを止めたい気持ちであるが、孫を見ると、その成長の早きを願う。人の世の輪廻というか、老いの進行は、ただ消え去るのではなく新しい命の生へ結実していくと思えばいいのだろう。
 わが家へ着くと愛想を振りまくのもつかの間、好きなおもちゃで遊び始める。軌道を組み立て、電車を走らせる。軌道には傾斜をつけたり、周囲に建物らしきものを配置するなり芸は細かくなってきた。生意気にも腹ばいになり傾斜を確かめ、電車も、「デンチ(電池)入ッテルカ?」と点検の上軌道に乗せる。すべて理屈はわかっているようだ。

  
    
                

 ひとしきり遊ぶと、旺盛な食欲を発揮。その食べっぷりがうれしいバーバ(女房)は、たくさん食べさせたく次々と与えるが、肥満を恐れる母親(次男の嫁)は極力抑えようとする。そこに両者の葛藤が常にあるが、まあ、孫本人も含め互いの不満を少しづつ残しながら、適当なところに落ち着く。今回は、「ミテ、ミテ、ハシ(箸)ツカエルヨ」と、その成長ぶりを誇っていた。

 
         

 こうして、今年も暮れようとしている。80年の年齢差を持つ孫との記念写真を掲げることが、今年もできたことをうれしく思う。

 
   


 
         

 


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