旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

わが生涯最良の日…「米寿の会」終る

2023-04-01 14:11:06 | 文化(音楽、絵画、映画)

 

 前回投稿で予告した、私の米寿の会を、昨日、無事終えた。自分で言うのもおこがましいが、素晴らしい会であった。決して誇張ではなく、わが生涯最良の日であった。
 第一部「友と語る」に、銀行の仲間23人が参加してくれた。第二部「楽に興ず」(ミニ・オペラコンサート)には、家族・知人16名が加わり、私を入れた40名で美しい歌声に酔った。第三部「盃を挙げて」には出演してくれた歌手の皆さんも加わり、美味しい酒に本当に酔った。みんなに「まだ生きろ!」と励まされて、私は幸せ者であることを実感した。
 まずしょっぱなに駆けつけてくれた孫の遥人に、「おじいちゃんへ」という手紙を渡された。「88さいおめでとう…」と、美しい模様ときれいな字で書かれてあった。早くもこの4月で二年生。その成長と優しい心が嬉しい。

 

 会の模様は、写真やビデオが出来上がるにつれて投稿することになるが、もう一つ書き加えておかねばならない。閉会を前に二つの贈り物を頂くことになったのだ。
 一つは、ご参加いただいた皆さんから、小物を入れるおしゃれな手提げ袋「印伝の合切袋」を、もう一つは、ご出演いただいたオペラ歌手の皆さんから、立派な錫の酒器を頂くことになったのである。
 実は私は、ここ10年来、病院・薬局へ行く際の薬袋に、銀行や買い物の際の通帳袋などに、一つの古い小袋を使い続けてきた。また、毎日の晩酌に一つの湯呑を使い続けた。
 今日4月1日をもって、その二つを頂いた品に切り替える。
 私は何か、豊かな気分に包まれている。

 
   




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