狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄知事選  テレビ映りが決め手?

2006-11-05 16:36:04 | 未分類

沖縄県知事選が告示さた。

 

事実上は現職・稲嶺知事の後を次ぐ保守候補の仲井真弘多氏と革新候補の糸数氏の一騎打ちだ。

 

テレビに映る両候補はバスガイド出身で元気溌剌の糸数候補に対し稲嶺知事より若いはずの仲井真氏はお世辞にも元気ハツラツとは言えず、見た目も現知事より老けて見える。

 

それどころか悪く言えばくたびれ切った印象さえ見る人に与える。

 

選挙は本人の政策、人柄、経験より、テレビ映りが大きな得票ポイントになる場合が多い。

 

タレント候補がはびこるゆえんだ。

 

この伝でいくと仲井真候補はいくら経歴、経験が立派でも大きなマイナス点を背負って戦うことになる。

 

両候補とも無党派層を掘り起こすと言っているが、そうなると益々テレビ映りが重要となってくる。

 

 

選挙とテレビ映りと言えば伝説的な「ケネディ対ニクソン」の大統領選挙がある。(KATOHDB: 男も化粧するテレビ選挙戦時代

 

テレビ討論の内容では勝っていたニクソンだったが、くたびれ切った表情のテレビ映りが災いして選挙には負けた。

 

仲井真さん、メークをしよう、・・・・うーん、メークは一寸ムリか。

 

政治ブログの中にも同じような意見を見つけて、思わず笑ってしまった。

 

≪新人候補者3人の街宣風景がテレビに映った時、社共民が推薦する社会大衆党参議院議員・糸数慶子候補のパワーに比べ、自公推薦の前沖縄電力会長・仲井真弘多候補が爺むさくて(失礼!)ヨロヨロしているように見えたので、仲井間さん大丈夫かな?と心配になりました。≫もじもじスケッチ

 

当ブログも日頃の論調から言ってパトリオット配備に反対する平和原理主義者を支持する筈はないが、それにしても仲井真候補のテレビ映りはどうも頼りない。

 

更に中立であるはずの地元新聞も、両候補を次のように紹介している。

 

「平和の顔 対 財界の顔」

 

これは下手するとやばいゾ。

 


仲井真弘多なかいま弘多後援会

糸数慶子応援サイトです

 

「ホルモンか中味か」 疾患腎移植

2006-11-05 07:15:18 | 県知事選

ライオンは獲物を襲ったら先ずその臓物から平らげる。

肉の部分より内臓部分がビタミン等の栄養に富んでおり、草食動物の内臓に残る未消化の植物で野菜不足を補うとも聞いた。

とすると肉食の王者ライオンにとってロース肉より内臓部分の方が高級食となる。

大阪では内臓料理をホルモンと言う。

当初ホルモンは、性ホルモンのホルモンかと思っていたが、さにあるズ。

「放(ほう)る物(もの)」から来たホルモンらしい。

廃物利用から発展した料理らしい。

今ではライオン同様にロース肉より、ホルモンの方が旨いという食通も多い。

沖縄では「放る」なんてもったいない事は言わず、よく洗って臭み取って「中味汁」(ナカミー)にする。

「中味汁」(ナカミー)は椎茸等を加えた清まし汁で沖縄では高級料理に入る。

◆中味汁の作り方:http://homepage3.nifty.com/nangokuya/recipe12.html

 

ところで中味もホルモンも鮮度が第一だ。

「いいホルモンが入った、どうでっか」はホルモン屋のオヤジの言葉かと思ったら、

最近では医者もこの言葉を使うらしい。

万波医師「いいのあったら、やろうか」病気腎臓…

医者が病気で取り出して本来廃棄するべき臓器を透析患者に移植したのだが・・・。

臓器移植そのものを合法とするなら、違法な臓器移植も必ず出てくる。

臓器移植といういわば専門的分野に属することだからといって、この問題を医師とか法律家とかの専門家に任しておくべきではない。

こういうときこそ素人の常識を声を大にして叫ぶべきだ。

ガン等の病気に侵された臓器を他人に移植するの理解できない。

取り出したら良性のガンだったと言うのなら元の患者に戻すのが常識だろう。

一方全摘出しなければならないほどの悪性のガンだったら廃棄すべきで、これを他人に移植するのは悪性ガンの移植にはならないのか。 

どうもこの医者、ホルモンと同じ感覚で、廃物利用と考えたのだろうか。

いや、ホルモン屋のオヤジだって病菌で痛んだホルモンだったら実際には放るだろう。

中味はよく洗って料理に掛かるが、この病院も内部のクサイ部分はよく洗い出す必要があるだろう。

 

<疾患腎移植>病院側が初会見「院長が了承していた」
 愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で病気のために摘出した腎臓を別の患者に移植する11件の手術が行われた問題で、同病院側が4日、この問題発覚後に初めて会見した。貞島博通院長(54)と泌尿器科部長、万波誠医師(66)が出席。貞島院長は「病院として11件の移植を認識し、院長が了承していた」としたが、この中には手術後に報告を受けたケースがあることを認めた。万波医師は「捨てる腎臓があれば連絡してほしいと友人(の医師)に頼んでいた」と話したが、「初めから移植を計画していたわけではない」とし、移植が可能な腎臓が出てきた段階での「出合い頭」の手術だったと説明した。(毎日新聞)
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病気腎“提供チーム”移植11件すべてが万波医師周辺