沖縄の二紙は、己を過信した。
“民意”を自在に操れる王様だと。
そしてアンケートに始まる一連の政治運動により、県議会の「検定意見書撤回」の議決を成功させた。
調子に乗った勢いで、議員団・文教委の慶良間・現地聞き取り調査に同行し、これを報道する破目に陥った。
結局、これが墓穴を掘る結果となった。
墓穴というのは、現地で聞いた証言が県議会決議とは逆の結論に繋がる証言だったし、
同時に、いずれの証言も地元二紙にとっては「不都合な事実」だったからだ。
いくらマスコミが封殺を試みても、真実の声を消すことは出来ない。
真実の声は渡嘉敷、座間味両島で「サイレント・マイノリティ」ながら今でも静かに息づいている。
次回予告。
「【新聞が報じない現地調査の実態!】 県議団現地聞き取り調査の醜態」
◆
以下は【再掲です】
琉球新報の言論封殺が続いて今日で21日目です。
琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての長期連載特集、
上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が
掲載予定日の6月19日より
読者に何の断りも無く中止になりました。
上原さんは掲載前に知人に次のように言っていました。
≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。
同氏の話によると、
≪沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためか≫
≪担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしい≫とも言っているそうです。
どんな大きな圧力が働いたのでしょうか。
琉球新報は読者に連載中止の理由を一言も言っておりません。
問い合わせても「調整中」の一言で済ましています。
読者は一方的に「知る権利」を奪われています。
沖縄では今メディアの意見と違う考えは封殺される異常な事態になっています。
これでは戦前の言論弾圧と変りません。
琉球新報が連載を再開するまでこの記事を掲載し続けます。
狼魔人
◆参考エントリー:
「パンドラの箱」 カギを握る上原正稔氏
沖縄のマスコミは大政翼賛会か
琉球新報によって削除された「沖縄戦記」
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【お知らせ】
「河野談話」の白紙撤回運動に
拙ブログも微力ながら署名活動を支援しています。