中国産業界が県内視察 中華街、ホテル、加工工場 (7/12 9:52)
中国の産業界が沖縄に別荘やホテルなどの宿泊施設、加工工場、中華レストラン街の建設を検討している。時期や場所など詳細は未定だが、構想実現に向け、8日から中国商業連合会(社団法人)の齊淑潔(さいしゅくけつ)商品交易市場専業委員会市場発展処処長(課長)や青果加工会社の担当者ら4人の視察団が来県している。
11日、県庁に安里カツ子副知事を訪ねた視察団が沖縄進出の構想を明らかにした。
中国商業連合会は生産、流通、飲食業など約2千社の会員企業からなる。齊課長は沖縄への投資計画として(1)自由貿易地域に加工工場(2)那覇市内に中華レストラン街(3)海の近くに別荘かホテルなどの宿泊施設(4)交通の利便性が高い所に中国商品の卸売りセンター―など複数の開発案を紹介。
沖縄を選ぶ理由を「沖縄はまず観光地として魅力的。そして、今の中国の経済成長を支える民間企業には資金が豊富にある。彼らは海外投資に意欲を示しており、その中でも沖縄への関心が高い」と説明した。
安里副知事との会談で、一行は沖縄―中国間の交流促進にはビザ問題の解消が不可欠だとし、優遇特区の制定など県へ協力を求めた。安里副知事は「ビザの問題は解決しないといけない。いろいろな間口を準備しているので、ぜひ沖縄へ来てください」と歓迎した。
視察団は13日まで県内に滞在し、特別自由貿易地域や那覇港国際コンテナターミナル、西海岸のリゾート地や豊崎タウンなどを視察する。
(琉球新報 7/12 9:52)
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>その中でも沖縄への関心が高い
中国は沖縄のことを「ネギを背負った鴨」だとおもっている。
獲物を狙う狩人に無用心に擦り寄る鴨が沖縄なら、
背負ったネギは勿論、ガス田埋蔵の尖閣諸島だ。
因みに参院候補の糸数慶子氏はノーテンキにも沖縄を「無防備地域」にすることに熱心のようである。http://blogs.yahoo.co.jp/muboubiokinawa/MYBLOG/yblog.
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もう一人の革新候補・山内徳信氏も「無防備地域宣言」を支持すると言う。http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=2823
沖縄の革新候補のノーテンキぶりもここに極まれり、だろう。
「沖縄県民の4人に1人が日本から独立すべきだと考えていることが、琉球大学の林泉忠助教授(国際政治学)の調査チームが行った県民意識調査で分かった。」
こんな記事が一時マスコミを騒がした。
ウソだろう!
と言うのがそのときの感想。
沖縄に住む自分の周囲を見ても
4人に1人が独立を望んでいるとはとても思えない。
居酒屋で酔った勢いで無責任な論議は、時々あるが、
・・・と言うより、何かの拍子に「居酒屋独立論」として話題になること偶にはある。
そもそもアンケートの責任者の林泉忠助教授がいかがわしい。
この教授だか助教授だかわからん紛らわしい名前のこの方、
自分のサイトをお持ちでした。
■林泉忠 (リン センチュウ)本籍:中国
一目瞭然、トップに日本、中国などの国旗と一緒に
北朝鮮の国旗を掲げておられる変わった思想の持ち主ようだ。
■JIJI PRESS NEWS(時事通信)
まず、このアンケートの設問などは一切不明。
まさかこの先生、沖縄を日本から分断して、
「沖縄自治区」にするための事前工作をしているのでは無いでしょうね。
そういえば民主党も沖縄を中国に売り渡す政策を考えていた。
>一行は沖縄―中国間の交流促進にはビザ問題の解消が不可欠だとし、優遇特区の制定など県へ協力を求めた
中国とのノービザ制度も民主党の政策に連動しているのでは?
一昨年ネット上を賑わした沖縄を中国に売り渡す「民主党の沖縄政策」の抜粋です。
・沖縄を日本から切り離して中国へ売り渡します ~正気とは思えない民主党の政策~民主党の沖縄ビジョン:民主党の沖縄ビジョン:民主党公式HP
Ⅰ、「沖縄」を考える (略)
Ⅱ、私たちの目指す姿勢
民主党は「自立・独立」「一国二制度」「東アジア」「歴史」「自然」の5つのキーワードが、沖縄の真の自立と発展を実現する為の道しるべになると考えている。つまり、沖縄において「自立・独立」型経済を作り上げるためには、「一国二制度」を取り入れ、「東アジア」の拠点の一つとなるように、沖縄の優位性や独自性のある「歴史」や「自然」を活用することである。そして、これらのキーワードを活用する沖縄を通じて、日本は目指すべき次なる姿を描けると考える。
(略)
15)ビザの免除、キャンペーンの実施などによる東アジアとの人的交流の促進
16)東アジアのエネルギー・センター
沖縄の既存の原油備蓄能力を活かす
17)全県自由貿易地域構想
香港、上海、台湾、釜山などの東アジア各地との経済交流拠点とする。
21)地域通貨の発行
25)本土との間に時差を設定
26)語学教育
中国語などの学習を含め、沖縄の「マルチバイリンガル化」を促進する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで
自主自立? 一国二制度? ビザ免除? 備蓄原油をアジアへ放出? 中国・韓国との交流拠点? 地域通貨? 日本と時差? 中国語教育?
読んでいて寒気のするような文章でした。一体この党は何を考えているのでしょうか。はっきり言って正気の沙汰とは思えません。
そういえば8月1日にこんなニュースもありました。
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沖縄の日本帰属に疑義=戦後の返還、根拠欠く-中国誌:時事(8/1)
中国の国際問題専門誌・世界知識の最新号は、沖縄の日本帰属をめぐる歴史的経緯を紹介した専門家の論文を掲載。この中で、「戦後の日本による米国からの琉球接収は国際法上の根拠を欠き、その地位は未確定のままだ」と主張した。
中国のメディアに沖縄の日本帰属に疑問を呈する論文が登場するのは異例。中国は沖縄県尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権などを日本と争っている。日本側主張の基礎となる沖縄の帰属についても問題点を指摘し、日本側を揺さぶることが狙いとみられる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで
中国は枕詞として、何にでも友好の文字を付ける。
無防備な日本人がこの友好に何度騙されたことか。
この国の友好のいかがわしさを既に明治期に看破していたのが
福沢諭吉であった。
大丈夫かね。
◆消えた友好会館 沖縄と中国
【再掲】 指桑罵槐の裏を読めば |
☆★☆★2006年07月25日付 |
よくやるよ――と思うのが中国の日本懐柔策あの手この手である。産経新聞が昨日付から中国の対日宣伝工作について特集を始めたが、そのタイトルに「友好の舞台裏」とあって、まさに表では友好を口にしながら、裏ではいかに日本国内世論を分断するかと秘術を巡らす中国政府の手口を紹介している。 内容を要約すれば、要するに中国政府は利用できるものは徹底的に利用し、利用できないと分かる相手はこれまた徹底的に排除し、日本国内に親中派を増殖するため戦略的に宣伝工作を続けているというものである。 こうした工作は中国のお家芸で、むろん相手に気づかれてはならない。さりげなくしかも当地方言でいえば「こそろに(こっそりと)」やるのをよしとする。これは情報戦の常道で、戦前から今日にいたるまでこうした老獪なやり方で日本はずいぶん煮え湯を飲まされてきた。なにせお人好しの国民性だから、あっさりとだまされる。日中友好とは決して互恵ではなく、あくまで中国を利するものでなくてはならないという原則を見抜かないとあとでホゾをかむことになりかねない。 だが、現実には相手の思うツボにはまりつつある。これは中国四千年の歴史が育んできた生き残り術の精華であって、いかに相手を幻惑するか、戦わずして勝つかは「孫子の兵法」を生んだ国らしく極意に富んでいる。それに気付かず「日中間のノドに突き刺さった骨を取り除かなければならない」などと善意オンリーで取り組んでいると、しらず国益をおかす結果を招くことがあり得るのである。 しかし日本人とてそこまで極楽とんぼでいられない。多くの識者(ここでは保守的といわれる人々で、むろん進歩的文化人はその範疇外である)が、中国政府のそうした高等戦術を見抜いてしかるべき対応を説いているが、なにせわが国のマス・メディアというのは反日・親中的だから中国のご機嫌を損ねるようなことは避けて書かない。ゆえに世論は素直に信じて、小泉首相の靖国参拝が友好を妨げていると考える。この問題に世論が二分しているのは、まさに婉曲な日本包囲網が徐々に広がっている証左であろう。つい先年までは中国が参拝云々を持ち出すことはなかったことからも、これは明らかに宣伝戦の効果である。 中国には「指桑罵槐(しそうばかい)」ということわざがある。桑を指さしてエンジュをののしるということで、これは中国の遠交近攻戦略や、間接外交を表す言葉として最近とみに使われる?代名詞?となった。つまり「日本政府はけしからん」と直接指さすのではなく、周囲にそう思わせるようにすることだ。周囲とはむろん日本国民であり、みごとその術中にはまりつつあるのが国内世論というわけである。試しにポスト小泉の三候補(福田氏が一抜けたから)が揃って訪中したとする。 胡錦濤主席が会うのは谷垣氏だけで、安倍、麻生両氏は冷淡にあしらわれるであろう。それは利用価値があるかないかが判断基準となるからである。実際「首相になっても靖国参拝はしない」と言明している谷垣氏を持ち上げることは中国の国益にかなうからである。その谷垣氏がハニートラップ(蜜の罠=色仕掛け)に引っかかったことは記憶に新しいが、その負い目がなお続いている印象を与えるのはマイナス要素であろう。 いずれ中国が深刻な内政問題を抱え、いかに国内のガス抜きをするか国外にその利用材料を求めているのは明白で、この辺の事情を詳しく綴った杉本信行元上海総領事著「大地の咆吼」を読めば指桑罵槐戦略のすべてが氷解する。一筋縄ではいかないその外交、とりわけ対日宣伝工作が、国内の不満要素を取り除くためのきわめて必要性にかられた結果であることを思い知らされる。 だが、そこは儒教の国である。戦略として必要ではあっても、向こうから近寄って来る人間は信用しない。利用するだけである。逆に信念を曲げない人間に裏では密かに信を置いているはずだ。媚びず、阿らず、諫言、直言することこそが互恵・平等、真の日中友好のカギであろう。 (英) |