7月23日付 編集手帳
日本で「八」は、末広がりの字形から縁起の良い数字とされてきた。では、漢字の本家、中国の吉数は? 答えはやはり「八」だが、理由がまるで違うところがおもしろい◆中国語で「財をなす」「金持ちになる」を意味する「発財」の「発」と「八」は、広東語では同音。商才にたけた広東や香港の人々が「八」をとりわけ好んだことから、吉数の代表格になったようだ◆北京五輪が1年後に迫ってきた。開幕は2008年8月8日午後8時(現地時間)と、8が四つも並ぶ。その効用でもあるまいが、ホテルの建設ラッシュなど、北京は五輪特需に沸いている◆ただし、ルール違反、モラル欠如の「発財」主義はもってのほかだ。有毒物質を含む食品や日用品が中国から大量輸出され、世界中で問題になっている。北京での「段ボール入り肉まん」報道もねつ造だった。視聴率稼ぎという点で、「発財」主義と同根と言えるだろう◆今年春に北京市は毎月11日を「列に並ぶ日」に制定した。「11」は人が2列に並ぶ様だ。駅や停留所で割り込まない。痰(たん)は吐かない…。五輪開催国にふさわしいマナーを市民に浸透させるのだという◆1988年のソウル五輪は、韓国国内では88(パルパル)五輪とも呼ばれ、モラルやマナーが向上した年として記憶されている。中国の08年8月8日は――。
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北京オリンピックを前にして、食品を中心に中国の不適切な伝統文化が、一気に噴出して世界中のヒンシュクをかっている。
だが、伝統文化と言うだけあって、これは昨日今日、急に起きた出来事ではない。
ネットの普及によって最近になって世に知られるようになっただけの話。
なにしろ中国は「四足はテーブル以外、二足は梯子以外、飛んでるものも飛行機以外は食べる。」と言われるほどの国。
ダンボール肉まんなんて可愛いほうで、どうしても究極のチン味に話は向かう。
日本でも究極の美味は臭いもの、といわれるくらいでクサヤや鮒寿司がよく話題になる。
中国の臭い食べ物といえば、ピータンが日本でも馴染み深い。
ところが究極の中国のチン味「臭豆腐」となると、その実態を知るものは少ない。
以下の引用記事は、心臓の弱い方に配慮して肝心(強烈)な部分は省略してある。
気分の悪くなるのを承知で、タイトルをクリックの上自己責任で全文読んでください。
なお、お食事前の方は遠慮した方が良いかも知れません。
【時事報道】中国南部の「臭豆腐」、ふん尿添加する闇業者(写真) 07/07/18
【大紀元日本7月18日】 中国の上海や広東州などの南部沿岸地域では、「臭豆腐」は伝統美食の一つ、臭ければ臭いほど美味しいとの説がある。最近では、ある中国のメディア記者が情報提供者に案内され、広東省深セン市の露店業者の臭豆腐の製造現場をおとり調査し、ふん尿などの様々な汚物で臭豆腐を作る現場を目撃し、ネットで暴露した。「現地政府が取締りを行っているが、違法業者は後を絶たない」という。(中略・・・全文読みたい方はタイトルをクリック)
臭豆腐は名前通り、臭い匂いを発するが、非常に美味しい。中国南部地域では人気の食べ物である。業界関係者によると、「本物」の製造は、手順が非常に複雑で、多くの手間と長い時間をかけて、じっくりと発酵させる。その間、温度と湿度を厳密に管理しなくてはならないという。 (大紀元時報 07/07/18 09:43)
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沖縄には伝統食「豆腐よう」があるが、
中国四千年の歴史?を誇る「臭豆腐」とは一体ナンだろうか。
先ずは、「臭豆腐」ウィキペディアWikipediaから概要を引用します。
臭豆腐とは、植物の汁と石灰等を混合し、納豆菌と酪酸菌によって発酵させた漬け汁に豆腐を一晩程度つけ込んだ物。
豆腐の植物性タンパク質が漬け汁の作用で、一部アミノ酸に代わって、独特の風味と強烈な臭気を発するようになる。中国、台湾、香港などの地域では広く食べられているが、人によって好みが分かれる食材である。地元民であっても食べられない者も少なくない
これが中国伝統の手法で製造されているのならまだしも、中国得意の偽臭豆腐だという。
その究極の製造過程には、その品性の無さでは人後に落ちない当日記も、さすがにコメントの言葉を失う。
中国さん、勘弁してよ!