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スパイ事件、米露関係に暗い影 ナゾ残る逮捕のタイミング (1/2ページ)
2010.6.30 19:13
【ワシントン=佐々木類】ロシアのスパイ11人が米連邦捜査局(FBI)に逮捕された事件は、米露両首脳が親密ぶりを演出する裏で、冷戦時代さながらのスパイ活動がいまなお行われていることを浮き彫りにした。特に、強制捜査が訪米したメドベージェフ大統領の帰国直後だっただけに、露側は顔に泥を塗られた格好だ。「リセット」(オバマ大統領)したはずの今後の米露関係に暗い影を落としそうだ。
「(今回の事件を)オバマ大統領には十分かつ適切に伝えた。司法省は適切に法を執行した」。ギブズ米大統領報道官は6月29日の記者会見でこう強調し、大統領に捜査を事前報告していたことを明らかにした。
ただ、強制捜査が首脳会談3日後の27日であることをホワイトハウスが正確に把握し、大統領に伝えていたかどうかは不明だ。米当局者の一人は、「オバマ大統領はこのタイミングでの強制捜査に不快感を持っていた」と証言する。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、米政府当局者は強制捜査に踏み切った理由について「容疑者のうち1人が27日に第3国経由でロシアに向けて出国し、米国に戻らないことが判明したためだ」と語った。司法省のボイド報道官は逮捕時期をめぐり「さまざまな検討」があったことを認めており、政治的判断が働いた可能性を示唆した。
29日にキプロスで逮捕された容疑者以外の10人はカップルで、うち4組が夫婦。ニュージャージー州で捕まった自称リチャード・マーフィーとシンシア両容疑者には小学生の娘がおり、近隣住民も「スパイには見えなかった」という。
バージニア州アーリントン市内の公園で接触した容疑者の一人はFBIのおとり捜査官の前で、協力費として5000ドル(45万円)入りの封筒を包んだ新聞紙をわざと落としたという。同市内に住むミハイル・セメンコ容疑者は露英中西の言語に堪能で旅行代理店に勤務。ビッキー・ペラス容疑者はスペイン語紙記者という顔を持っていた。
容疑者らは、旧ソ連国家保安委員会(KGB)が前身のロシア対外情報局(SVR)の指令で米政府の政策決定者に接近、小型核爆弾の開発やアフガニスタン情勢、米露新核軍縮条約への米政府の立場などを探っていたという。米連邦裁判所の訴状によると、特殊ソフトを使った携帯用パソコンでSVR関係者と暗号化した文章で交信していた。(略)
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スパイ映画に登場する女スパイは、何故か美人と相場が決まっている。
ところが、実物の女スパイが飛び切りの美人だったということで、写真掲載サイトにはアクセス殺到とのこと。
007のジェームスボンド氏なら敵側の美人スパイを次々と篭絡して、逆スパイをするのが得意なのだろうが、007シリーズの「ロシアより愛を込めて」で、ショーン・コネリー扮するボンドがホテルの部屋に入ったとき、掃除のメイドに扮したソ連の老女スパイが靴に仕掛けたナイフで、ボンドを襲うシーンが印象に残っている。
靴に仕掛けたナイフで蹴り上げうる老女スパイの猛攻を必死で逃回るボンドを救ったのは、ボンドが篭絡し部屋に連れ込んでいた美人スパイ(老女スパ)の裏切りによってであった。 この美人スパイにとって、モテモテ男のボンドへの愛が祖国への愛に勝ったという話であるが、
実際の女スパイも007シリーズの女スパイに負けず劣らず美人だったというから大騒ぎなのだ。
女スパイは、若くて美人というより、実際は経験を積んだ上記のような老スパイの方が現実味があると考えていたのだが・・・。
事実はスパイ映画の通りで、本物の女スパイも若くて美人だったようだ。
とりあえずネットからロシアの美人スパイの写真を拾っておいた。
昨年4月、オバマ米大統領が、チェコの首都プラハで行った「核兵器のない世界」へ向けた演説のことを。
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