狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

笛に踊らぬ沖縄県民!

2010-07-22 17:26:36 | 外交・安全保障

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 沖縄の先島諸島の与那国と宮古に自衛隊を配備することに対し、沖縄タイムスはよっぽどご立腹の様子。

宮古市長が、「防衛思想の普及や啓発、自衛隊との親善を図ることなどを目的とした宮古地区自衛隊協力会(会員約90人)の会長に就任していたことが21日。分かった。」と、

まるで暴力団組織に市長が属していたのが露見したような怒りの記事だ。

沖縄タイムスが怒るのもごもっとも。

南の石垣市の極左市長が、保守系候補に敗北、16年に及ぶ極左独裁市政を明け渡した矢先のことだ。

先月は沖縄メディアを先頭に左翼団体が一丸となって支援した左翼知事候補も自民党公認候補大差で敗退したばかり。

それだけではない。

石垣市長の西南に位置する与那国町では昨年8月、「自衛隊誘致の是非」を巡る町長選で「自衛隊誘致派」の外間町長が再選されている。

これでは沖縄タイムスが長年扇動してきた「島ぐるみで米軍基地反対、自衛反対」を叫ぶ「怒りの島沖縄」という報道がウソだったことになる。

宮古市長が「自衛隊協力会」の会長なんて到底容認できないのだろう。

お気の毒様。

市長が自衛隊協力会長 宮古島災害時の迅速対応期待

市長が自衛隊協力会長 宮古島
災害時の迅速対応期待

沖縄タイムス010年7月22日 09時20分     

 【宮古島】下地敏彦宮古島市長が、防衛思想の普及や啓発、自衛隊との親善を図ることなどを目的とした宮古地区自衛隊協力会(会員約90人)の会長に就任していたことが21日。分かった。下地市長は沖縄タイムスの取材に対し、大災害発生時の市民の生命と安全の確保など挙げて「常に友好関係があれば迅速に対応してもらえる」と説明した。

 陸上自衛隊の国境警備部隊配備については「積極的に誘致する気はない。国防上どうしても必要というなら十分論議する余地はある」との見解を示した。自衛隊沖縄地方協力本部によると、就任は5月19日付で任期は2年。同様な組織は県内に五つあり、過去に首長で会長職を務めたのは、下地米一旧平良市長と仲井真弘多知事(就任時は那覇商工会議所会頭)の二人。

 下地島空港の軍事利用に反対する宮古郡民の会の星野勉代表は「(同空港の軍事利用に反対する)郡民大会も開かれた歴史がある。個人的には、行政の長が、一方を支援するのは疑問だ」と話した。

                     ◇

沖縄本島の米軍基地には全国の関心を集めているが、本島以西の国境の島々の防衛に関する議論は少ない。

今回自衛隊配備予定の宮古島や与那国島、そして石垣島など日本西南端の先島諸島は、中国と領有権を争う尖閣諸島に隣接しており、台湾、中国とも至近の国防上重要な位置にある。

日米合意による米海兵隊のグアム移転など在沖米軍基地の縮小は、自衛隊の代替配備とセットで考えねばならぬ。

しかも直近の例を挙げても、沖縄本島と宮古島の間を中国艦隊が我が物顔に横断したことも一度ではない。

中国を母国と考える沖縄紙や識者の先生方は、宮古島や与那国島に国境警備の陸自部隊を配備するということに対して、

中国や台湾を刺激し、国際交流による沖縄振興に好ましくない、と声高に反対の意を表している。

米軍基地撤去!自衛隊配備反対!と叫べば、一番喜ぶのは母国中国だからだ。

だが、常日頃民意を強調する沖縄紙なら民意によって選ばれた与那国町長が自衛配備に賛意を表し、同じく宮古市長が自衛隊に協力の態度を示すことこそ民意の発露であり、これに反対する理由はないはずだ。

今回の参院選の島尻候補、下地宮古市長、中山石垣市長そして外間与那国町長と、

沖縄県民は要所要所では自衛隊に友好的な代表を選出しており、絶妙のバランス感覚を示している。

笛吹けど踊らず、だ。

結局、沖縄県民は沖縄タイムス、琉球新報が共同で吹きまくった笛に踊るほどバカではなかったということ。

では、笛に踊りまくったバカは誰かって?

バカな県民。

そう、何でも反対のプロ市民と「識者」のセンセ方でしょうが。

 

【おまけ】

いまだに「海兵隊反対」と叫んでいる沖縄選出の国会議員のセンセもおられるようで。⇒再び、海兵隊不要論について (07/21)

 

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猛犬注意!が抑止力

2010-07-22 08:46:35 | 外交・安全保障

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国防の最高責任者を任されて初めて「抑止力」の意味がわかった北沢防衛相が、与那国、宮古に自衛隊を配備すると発表した。

最近では沖縄タイムス以上に「基地外」だと評判の琉球新報が、昨日(21日)の社説で自衛隊配備反対の社説を書いた。⇒先島陸自配備 中国脅威論大いに疑問

通常、ブログ等で新聞社説を批判する場合、社説掲載日の翌日以降か早くても掲載されたその日に限られる。

ところが21日の新報社説は掲載日の一日前に厳しく批判され、しかもその内容がいずれも、未発表の社説を読んでいたように正鵠を射ている。

まるで琉球新報のスパイから情報を得ているのではないかと思うほどだ。

これには琉球新報も、すっかり手の内を全て読まれてしまったのかと失笑してしまった。

いつも笑いを交えながらも舌鋒鋭く核心を突く「逆風って気持ちいい!」さん」の今朝の琉球新報トップ 末尾で縁側さんは、散々琉球新報を批判をした後、

明日の朝刊あたりでこの話題の社説が載りそーだな。「短絡的過ぎないか」とかの見出しでさ」と予言している。

律儀にもその予言通り琉球新報は「この話題の社説」を掲載しているではないか。

てめーらの考えることことなんか、すべてお見通しだ!

・・・ということか。

お蔭さまで、掲載前にコテンパンにやっつけられる社説を初めて見させてもらった。

ところで、その琉球新報でご活躍の「沖縄版言論封殺魔」こと目取真センセが、

このように紋切り型の怒りを表しておられる。⇒先島諸島への陸自配備に反対する。

 左翼評論家田岡俊次氏の著書をひいてグダグダ述べておられるが、要は次のようなことらしい。

《「中国の脅威」を過大に煽り、あり得ない想定のもとに先島地域に陸自の配備を図ろうとするのは、軍事的合理性とは別の思惑があるとしか思えない。》

この方々、確かつい最近までは、新崎盛照沖縄大学名誉教授や我部政昭琉球大学教授等の左翼学者の主張を鵜呑みにして「沖縄海兵隊に抑止力はない」と叫んでいたはず。

米軍もだめ、自衛隊もだめ!

中国と話し合いで平和外交を!

ということが目取真センセの主張のようだ。

広沢虎三がうなっていた。

♪~バカは死ななきゃ直らない~♪

 

「抑止力」について学者先生方は次のような軍事知識を誇示し「抑止力はない」と断言する人もいた。

「在沖米海兵隊には輸送機が○○機、輸送船が○○隻保有」、一回の兵員移動は合計○○人云々・・・」「○○人の海兵隊では・・・・云々」。

バカバカしい。

抑止力は、学者先生が机上の空論で判るくらいなら、もはや抑止力ではない。 仮想敵国に「えたいの知れない」恐怖感を与えるのが抑止力なのだ。

その「えたいの知れないモノ」の簡単な例を挙げよう。

「猛犬注意!」の張り紙が押し売りの屋敷内進入には効力がある。

この際、「猛犬」の犬種や大きさや頭数は問題ではない。

「猛犬」の存在そのものが「抑止力」なのだ。

「猛犬注意!」の標示にに脅える押し売りに、中から尻尾を振る子犬が一匹覗いているマンガがあるくらいだ。

米国務・国防長官、韓国閣僚と南北非武装地帯を視察

2プラス2」会議で米韓同盟の重要性確認へ 2010/7/21 11:26  

【ソウル=尾島島雄】米韓両国は21日午後、初めてとなる外務・国防閣僚会議(2プラス2)をソウル市内で開催、3月の韓国の哨戒艦沈没事件で緊張が高まる朝鮮半島の安定へ米韓同盟の重要性を再確認し、北朝鮮への対応なども含めた共同声明を発表する。それに先立ち午前には、韓国入りしている米国のクリントン国務長官とゲーツ国防長官が韓国と北朝鮮の南北を隔てた軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を視察した。


 米国との2プラス2は日本とオーストラリアも定期開催しており、米韓は今年が朝鮮戦争ぼっ発から60年の節目に当たっていることも踏まえて初開催を決めた。米韓両国の間には日米、米豪と同様の外交・安全保障を一体とした緊密な連携枠組みを整える流れが生まれそうだ。

 DMZ視察には韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相と金泰栄(キム・テヨン)国防相が同行した。南北が対峙(たいじ)する境界線付近で米韓の2プラス2の4閣僚がそろい踏みするのは初めて。米国が後ろ盾となって韓国を防衛する決意を強く示し、北朝鮮の挑発行為をけん制する効果を狙ったものだといえる。

 一方、米海軍は同日午前、韓国南部の釜山に米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を事実上の母港とする原子力空母「ジョージ・ワシントン」を入港させた。中国が警戒を強める中、25日から朝鮮半島東側の日本海で実施する大規模な米韓合同軍事演習に参加するとみられる。

 米国はクリントン、ゲーツ両長官の訪韓に合わせて打撃力の強い空母を展開することで圧倒的な軍事力を誇示する構え。イージス艦「ジョン・S・マケイン」など3隻も釜山と近隣の鎮海(チネ)に入港した。

                          ◇

アメリカの国務長官と国防長官が北朝鮮の南北を隔てた軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を視察したのは初めてだという。

クリントンとゲーツというアメリカの国防関連の責任者二人がツーショットで軍事境界線を視察したこと自体が、北の侵入に対する「抑止力」になるのだ。

このツーショットは「猛犬注意!」にピッタリだ。

この二匹の「猛犬」が軍事境界線を睨む映像が全世界に配信されたら、これ以上の抑止力はないだろう。

よもや「二人の年齢や体力から言って、進入する北の軍隊に対して何の抑止力もない」なんて妄言を吐く識者はいないと思うが、「猛犬」(在沖海兵隊)の存在そのものが抑止力なのである。

 

先ほど横田夫妻の記者会見の模様が放映されたが、結局「お茶の出し殻」のように何の新情報も持たない金元工作員から何も得るものはなかったようだ。

報道によると金元工作員」には、どういう名目かは知らないが3000万円の大金が供与れているという。

テロリストをチャーター機を使った国賓待遇で招待、前首相の私邸に逗留させ、おまけに国税から3000万円の供与をする能天気な国が何処にあるのか。 先ほどのニュースによるとヘリコプターによる富士山観光にも招待するという。

その3000万円に対する贈与税はどうなっているのか。

幸か不幸か、新情報は得られなかったようだが、仮にめぐみさんの居住場所が明確に証言されていたら民主党政府はどのような行動を取るつもりだったのか。

やはり「救出は海兵隊にお願いする」と恥じもなく叫ぶつもりか。

そして目取真センセや我部センセは「抑止力はない!だが救出は海兵隊の仕事だ!」と

・・・いやいや、恥を知っていれば「話し合いで平和を訴え、救出する」と、物笑いになっても、強弁すべきだろう。

ん?本気でそう言うかも。

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