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沖縄の先島諸島の与那国と宮古に自衛隊を配備することに対し、沖縄タイムスはよっぽどご立腹の様子。
宮古市長が、「防衛思想の普及や啓発、自衛隊との親善を図ることなどを目的とした宮古地区自衛隊協力会(会員約90人)の会長に就任していたことが21日。分かった。」と、
まるで暴力団組織に市長が属していたのが露見したような怒りの記事だ。
沖縄タイムスが怒るのもごもっとも。
南の石垣市の極左市長が、保守系候補に敗北、16年に及ぶ極左独裁市政を明け渡した矢先のことだ。
先月は沖縄メディアを先頭に左翼団体が一丸となって支援した左翼知事候補も自民党公認候補大差で敗退したばかり。
それだけではない。
石垣市長の西南に位置する与那国町では昨年8月、「自衛隊誘致の是非」を巡る町長選で「自衛隊誘致派」の外間町長が再選されている。
これでは沖縄タイムスが長年扇動してきた「島ぐるみで米軍基地反対、自衛反対」を叫ぶ「怒りの島沖縄」という報道がウソだったことになる。
宮古市長が「自衛隊協力会」の会長なんて到底容認できないのだろう。
お気の毒様。
市長が自衛隊協力会長 宮古島災害時の迅速対応期待
市長が自衛隊協力会長 宮古島
災害時の迅速対応期待
沖縄タイムス010年7月22日 09時20分
【宮古島】下地敏彦宮古島市長が、防衛思想の普及や啓発、自衛隊との親善を図ることなどを目的とした宮古地区自衛隊協力会(会員約90人)の会長に就任していたことが21日。分かった。下地市長は沖縄タイムスの取材に対し、大災害発生時の市民の生命と安全の確保など挙げて「常に友好関係があれば迅速に対応してもらえる」と説明した。
陸上自衛隊の国境警備部隊配備については「積極的に誘致する気はない。国防上どうしても必要というなら十分論議する余地はある」との見解を示した。自衛隊沖縄地方協力本部によると、就任は5月19日付で任期は2年。同様な組織は県内に五つあり、過去に首長で会長職を務めたのは、下地米一旧平良市長と仲井真弘多知事(就任時は那覇商工会議所会頭)の二人。
下地島空港の軍事利用に反対する宮古郡民の会の星野勉代表は「(同空港の軍事利用に反対する)郡民大会も開かれた歴史がある。個人的には、行政の長が、一方を支援するのは疑問だ」と話した。
◇
沖縄本島の米軍基地には全国の関心を集めているが、本島以西の国境の島々の防衛に関する議論は少ない。
今回自衛隊配備予定の宮古島や与那国島、そして石垣島など日本西南端の先島諸島は、中国と領有権を争う尖閣諸島に隣接しており、台湾、中国とも至近の国防上重要な位置にある。
日米合意による米海兵隊のグアム移転など在沖米軍基地の縮小は、自衛隊の代替配備とセットで考えねばならぬ。
しかも直近の例を挙げても、沖縄本島と宮古島の間を中国艦隊が我が物顔に横断したことも一度ではない。
中国を母国と考える沖縄紙や識者の先生方は、宮古島や与那国島に国境警備の陸自部隊を配備するということに対して、
中国や台湾を刺激し、国際交流による沖縄振興に好ましくない、と声高に反対の意を表している。
米軍基地撤去!自衛隊配備反対!と叫べば、一番喜ぶのは母国中国だからだ。
だが、常日頃民意を強調する沖縄紙なら民意によって選ばれた与那国町長が自衛配備に賛意を表し、同じく宮古市長が自衛隊に協力の態度を示すことこそ民意の発露であり、これに反対する理由はないはずだ。
今回の参院選の島尻候補、下地宮古市長、中山石垣市長そして外間与那国町長と、
沖縄県民は要所要所では自衛隊に友好的な代表を選出しており、絶妙のバランス感覚を示している。
笛吹けど踊らず、だ。
結局、沖縄県民は沖縄タイムス、琉球新報が共同で吹きまくった笛に踊るほどバカではなかったということ。
では、笛に踊りまくったバカは誰かって?
バカな県民。
そう、何でも反対のプロ市民と「識者」のセンセ方でしょうが。
【おまけ】
いまだに「海兵隊反対」と叫んでいる沖縄選出の国会議員のセンセもおられるようで。⇒再び、海兵隊不要論について (07/21)
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