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お隣の「反日」を国是とする国に対して、仙石官房長官が菅首相の「謝罪談話」を画策し、それに乗じて「天皇謝罪」の提訴をする団体まで現れてた知り、怒りのエントリーをした。
が、どうも消化不良で、寝覚めが悪い。
それで改めて書き直そうかと思っていたら、「西村眞吾の時事通信」(No.531 平成22年 7月18日)が見事に頭のもやもやを吹き飛ばし、消化不良も完治してくれた。
とにかく読んでください。
既に読んだ方も再読の価値があります。
◆以下引用(太字強調は引用者)
左翼による歴史の捏造を許すな
昨日の産経朝刊は、「日韓併合百年『菅談話』、仙石官房長官検討『河野』『村山』同じ轍?」と言う見出しで、
八月二十九日の日韓併合百年に際し、政府は菅首相の名で「談話」を発表することを検討している旨報じていた。
この仙石官房長官は、選挙中の七日、昭和四十年の日韓条約で日韓間で「完全かつ最終的」に解決済みの韓国人への個人補償を検討すると暴論を吐いていたが、今度は首相がさらに「謝罪談話」を発表する予定だという。これに連動して韓国内では、日本による新たな賠償や謝罪そして反省の表明への期待が出ていて、植民地支配を謝罪した平成七年八月の村山談話と同様の談話を求める声がでている。
この菅・仙石の策動、これが左翼の本質である。
表では、消費税がどうのこうのという議論をしかけておいて、そこに関心を集中させ、裏ではこの左翼の本音を着々と進める。
国が傾いても、船底に穴が開いて水が流れ込んできても、「これだけはしておこう」というのが、中国や韓国との共同作業としての左翼の「歴史の捏造」と「国家予算の流用」だ。
これが、権力を握ったときの左翼の動きである。
村山富市・土井たか子氏が何をするために、総理大臣や衆議院議長になったのか、というより、総理や議長になってから何をしようと思いついたのか。
それは、国を謝罪させるということである。
自分の誤った妄想が、ゾンビのように国家に入り込み、国家が自分の妄想に従って謝罪する、と思ったこの二人、夜中に手を取り合って権力のうま味に喜び震えたのではないか。
よって、菅・仙石コンビが、既に「死に体」で、九月でどうなるか分からない、と見くびるなかれ。左翼としての執念をみせるのが、この分野であり、その時はこの夏なのだ。
どういう巡り合わせか、村山・土井は「戦後五十年」の年に地位が与えられていた。菅・仙石には「日韓併合百年」の年に地位が与えられている。これは、実に忌々しいが、考えてみれば、日本国民が左翼・反日勢力の本質を見抜き、こいつらを速やかに駆逐して日本を復元し再興するバネとするための絶妙の巡り合わせではないか。
中国共産党の中国や、韓国や北朝鮮は、「反日が建国の神話」の国である。しかも、これらの国々の政治風土は、黒い烏も、白だと言い続ければ白になるというものであり、政治に合わせて歴史を作る国である。反対から言えば、これらの国々は「反日の神話」を捏造しなければ権力がもたない国である。
これが、世界中で、こともあろうに我が国周辺のこの国々だけが「反日」の理由である。
従って、「反日」は彼らの「ビジネス」であって、我が国の関係のないことで、ほっとけばいいことである。
先の時事通信で、日韓条約の決着を無視して「個人補償」などという妄言を口走った官房長官のマインドは中共人や韓国人だと言ったのは、相手国の「神話」を受け入れているからである。
そしてこの度、九月前の空白を狙って総理が韓国・北朝鮮の「神話」を受け入れて我が国を「歴史を捏造する国」に参加させようとしている。
黄文雄氏が「歴史通」七月号で書いている。日韓併合で搾取されたのは韓国人ではなく日本人である、と。何故なら、我が国の朝鮮総督府は、二十世紀前半の約四十年間、日本国民の納めた税金の十八%から20%を朝鮮自立のために投入したからである。
今の日本人は、他民族の為にこういうことはできない。しかし、明治・大正そして昭和二十年までの日本人は、まさにそれをした。そして、現在の韓国の基礎は、この時期に造られたのだ。
これが日韓の歴史だ。
さて、ロシアの動向であるが、プーチン時代から完全に中韓の「神話」に合わせた東アジア対処方針をとっている。
プーチンは、二十世紀初頭の帝政ロシアが、シベリア鉄道を満州を経て朝鮮半島南端にまで到達させようとしたのと同じ構想の下に、南北朝鮮と接触している。
二〇〇四年、ロシアは韓国とともに、百年前に仁川において日本と戦って戦没したロシア軍将兵の慰霊碑を建てて慰霊祭を行った。プーチンは、ロシアと韓国は、百年前にともに日本の侵略と戦ったと謳ったわけだ。
一九〇四年二月、仁川沖でロシア海軍の軍艦、ワリヤークとコレーツは、日本海軍と砲撃戦を交わしともに撃沈された。これが日露戦争における日露両軍最初の交戦だった。
ロシア大統領のプーチンは、この仁川沖海戦を韓国が喜ぶように、日本の侵略に対するロシアの韓国防衛の戦いと百年後に作り替えたのである。
これはプーチン時代の日露戦争に関する話。
そして、今、プーチンの弟子のメドベージェフ大統領とロシア議会は、第二次世界大戦における日ソ戦を「祖国と連合国に対する義務への献身」また「満州、樺太、千島を解放して大戦終結を早めた」として日本が連合国に降伏した九月二日を「対日戦勝記念日」とする法案を採決した。
さらにロシアは、この採決前の今月八日まで、我が国固有の北方領土を「日本から守るための軍事演習」を沿海州周辺の海陸で行った。この軍事演習は、今年度ロシア最大規模のもので、我が国を明確に仮想敵国としたものである。
以上、大陸側には、「反日」を建国の神話にして利益を得ようとする中国・朝鮮(韓国含む)に日本を仮想敵国とするロシアが加わった「共通の反日歴史観圏」が形成されている。
そして、この「共通の反日歴史観圏」に、こともあろうに我が国を加わらせようとしているのが、死に体の執念をみせる菅内閣である。
しかし、お分かりのように、この「反日歴史観圏」のなかに、我が国の存立と未来はない。
菅内閣は、まさに国家反逆内閣、反日内閣そして亡国内閣である。
昨日十七日は、早朝家を出ていた。その後、大阪港中央突堤に接岸した輸送船「おおすみ」の艦内を見学させていただいた。
それで朝刊は見ていなかった。
すると、若狭和朋先生から電話で、産経新聞朝刊二面の、菅氏の「日韓併合謝罪談話」の記事を教えていただいた。
午後帰宅後、その記事を読み、菅氏らの反日性に怒りがこみ上げた。本日朝の書き込みはここで止めるが、
諸兄姉には、若狭先生の「日本人が知ってはならない歴史」をお読みいただきたい。
また、現在発売中の「歴史通」七月号は、「韓国併合百年目の真実、韓国は日本がつくった!」という特集を組んでいる。読まれることをお勧めする。
この暑い夏、我が国の名誉と歴史を守る時が来ました。
まず、靖国神社の英霊に額づいて行動を始めましょう。
◆引用終了
◇
民主党売国内閣によって、「寝た子」を起こされた韓国の反日団体が「首相謝罪」では満足できずに「天皇謝罪」を公言するまで増長させたのは、歴史捏造に対する日本側の不作為の責任ということも出来る。
>黄文雄氏が「歴史通」七月号で書いている。日韓併合で搾取されたのは韓国人ではなく日本人である、と。何故なら、我が国の朝鮮総督府は、二十世紀前半の約四十年間、日本国民の納めた税金の十八%から20%を朝鮮自立のために投入したからである。
今の日本人は、他民族の為にこういうことはできない。しかし、明治・大正そして昭和二十年までの日本人は、まさにそれをした。そして、現在の韓国の基礎は、この時期に造られたのだ。
これが日韓の歴史だ。
近代の歴史は列強諸国による低開発国の侵略、そして植民地化の歴史ともいうことができる。
アジア諸国の中で列強に植民地化されなかった稀有な国である日本が、隣国中国の列強諸国による植民地化の惨状を見て、自国の防衛のため合法的行った日韓併合と。欧米列強の植民地政策とを同じ括りで見ることは出来ない。
日本の韓国に対する投資は植民地的収奪どころか大きな赤字だったことは、上記引用の黄文雄氏の指摘を待つまでも無い。
我が国は東京帝国大学レベルの帝国大学を日本各地に作ったが、大阪帝国大学(昭和6年設立)、名古屋帝国大学(昭和14年設立)を設立する前の大正13年には、既に京城帝国大学を設立し教育、衛生の普及に努力している。
京城帝国大学には当時の朝鮮の衛生状態も考え、」経費のかかる医学部もふくまれている。
京城帝国大学の医学部に止まらず、当時の日本は、馬鹿正直にも京城医学専門学校という今でいう医科大学まで作って、「併合国」住民の健康と生命を真剣に考えていた。
翻って植民地経営の本家である欧米列強の植民地政策が、教育どころかひたすら収奪専門だったことは大英帝国のインド収奪や、アヘン戦争を例に挙げるだけで充分だろう。
大英帝国が赤字覚悟で、ケンブリッジやオックスフォードレベルの大学を植民地に設立した話は寡聞にして知らない。
日本が馬鹿正直にも初等教育から大学教育そして医学教育まで本気で普及を図ったことに比べて、列強が取った植民地政策は、巧妙な愚民政策だった。
(このへんから脱線します)
列強は、教育の代わりに一番金のかからないスポーツ、サッカーを教えた。
空き地とボール。
いや、ボールはなくとも手作りのボールまがいが一個あればサッカーは誰でも出来る貧乏人には一番ピッタリのゲームだ。
欧米列強は卑劣にもこれ被植民地の住民に教え込んだ。
先日、世界を熱狂させたWカップは、スペインvsオランダの決勝戦で、結局無敵艦隊スペインの勝利で幕を閉じた。
非植民地にサッカーを教えた植民地経営の元祖ともいえるスペイン、オランダの決勝戦が象徴するように、サッカーの準決勝国はサッカーを教えた列強と、非植民地の戦いだということが出来る。
大航海時代世界を席巻し略奪の限りを尽くしたオランダ、ポルトガル、スペイン、そして大英帝国がサッカーの)強豪国であることは言うまでもないが、これら列強の毒牙にかかった中南米のメキシコ、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンが今回の大会で大活躍したことは記憶に新しい。
が、これら中南米のサッカー強豪国は、いずれも宗主国のスペイン語を公用語にする被植民地でありし、強豪国ブラジルの公用語はポルトガル語だ。
列強の分割に晒されたアフリカ諸国も例外ではない。
今回のWカップで注目されたアフリカのサッカー強豪国、ガーナ、ナイジェリア、コートジュボアール、カメルーンの公用語を見ると、アフリカ分割の元凶であるイギリス、フランスの言葉を公用語としている。
言うまでもないがイギリスはサッカー発祥の地だといわれるし、フランスのヒーロー・ジダンは植民地アルゼリア系の子孫であり、植民地とサッカーは切っても切り離せない関係にある。
アメリカは、僅か10年程前まではサッカーの弱小国だった。
独立戦争や国内の南北戦争で、植民地経営に遅れを取ったアメリカはサッカーはほったらかして野球に現を抜かし、ていたからだ。
野球はサッカーに比べると金がかかる。
バットとボールのほかに、1チームに少なくとも9個のグラブが要る。
従って貧乏国にサッカーが普及するようなわけには行かなかったが、米軍占領下の沖縄では、戦後すぐに野球好きの米兵と住民との野球親善試合が行われた。
勿論、野球用具は全て米側の貸与か供与であり、それを見て育った沖縄の学生が野球に興味を持つようになり、現在の高校野球の「強豪沖縄」につなって来る。
野球の他に「米軍の関与」で沖縄が強くなったスポーツは、ボクシング(具志堅用高など)、ゴルフ(宮里藍など)があるが最近ではバスケットも強豪の仲間入りしつつある。 いずれもアメリカ人の好きなスポーツだ。
話が脱線して「沖縄自慢」になってしまったが、サッカーは米国自体が弱小国だったせいか、返還前の沖縄ではほとんどやる人はいなかった。
サッカーで熱狂的になる南米諸国のファンを見ていると、戦争では太刀打ちできない列強に対して、サッカーでなら勝つ機会があるので、本物の戦争の代わりにサッカーで欧米列と戦かっている、という感じさえしてくる。
だが、彼らがサッカーの勝敗で死に物狂いになることはあっても、かつての宗主国に謝罪を求めた話は聞いた事がない。
マヤ帝国の末裔のメキシコが祖先の国を滅ぼし植民化した無敵艦隊スペインの国王に謝罪の提訴をするという話も聞いたことがない。
「併合国」に金をつぎ込んで、未開住民の教育や健康面に努力した日本が、韓国に謝罪を要求される理由はない。
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