狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄タイムスのグダグダ弁解、低投票率は民主党の責任!

2010-07-20 18:01:18 | 未分類

 

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沖縄タイムスが不都合な記事は一切掲載しないことは、今では賢明な県人なら誰でも知っていること。

それでも、沖縄タイムスは、時折アリバイ作りのつもりか、不都合な記事でも読者の投稿などを掲載することがある。

先日も静岡県人のUさんが、参院選における沖縄の全国最下位の蹄投票率に怒りを露にした投稿を掲載した。

これは当日記でも取り上げたが、思わぬ反響があったようで、タイムスの読者センターにも反響の電話があったという。

静岡県民の怒り 沖縄の「怒」は何だったのか

本日の沖縄タイムスは、思わぬマイナスの反響を打ち消すためコラムとオピニオン面を使って弁解に大童だが、この弁解がまたグダグダのピントはずれ。 さらにはお得意の捏造に満ちているというのには呆れてしまう。

沖縄タイムス [大弦小弦]

 2010年7月20日 09時22分     

 参院選で沖縄の投票率が全国最低だったことについて先日、県外の読者から投稿があった。米軍普天間飛行場の県内移設に反対する県民大会で示された「怒」の一文字は、全国ワースト1程度のものかと

▼読者センターにも県外読者から「沖縄にがっかりした」との意見が寄せられた。耳の痛い話だが、低投票率と基地問題への関心を直接結びつけることへの違和感を覚えた

そもそも県内移設を進めるとする民主党が候補者を立てず、民意を問うことを避けたのではないか。同じく「県内」を容認する自民党の公認候補も県外移設を訴え、大きな争点とならなかった面もある

▼県外で平和運動に携わる人を取材した際、「沖縄はもっと頑張ってほしい」などの声をよく聞いた。しかし、基地や安保問題について、沖縄だけが頑張らなければいけない理由はない。それぞれの地域で考えてこなかったからこそ、沖縄の現状がある

▼県民の基地に対する思いは一様ではない。必死の思いで撤去を訴える声もあれば、基地とかかわることで生活の糧を得てきた人もいる。基地を意識することなく日常を過ごす人も多いだろう

▼本土と何ら変わらない生活があり、その上に基地の存在がある。その重しをどけるのは誰の役割なのか。沖縄だけが頑張る必要はないとあらためて思う。(浜元克年)

                            ◇

そもそも沖縄タイムス等の沖縄メディアが作り上げた「基地撤去で怒りに燃える島」というイメージが間違いであり、大部分の県民は新聞が笛を吹いても踊らなかったのが低い投票率の理由である。

それを他に責任転嫁するのがお得意の沖縄タイムスは次のように弁解している。

そもそも県内移設を進めるとする民主党が候補者を立てず、民意を問うことを避けたのではないか。同じく「県内」を容認する自民党の公認候補も県外移設を訴え、大きな争点とならなかった面もある

民主党が候補者を立てようが立てまいが、それでは弁解にもならない。

沖縄では一番の人気政党である社民党が推薦する山城候補が、自民党公認候補の島尻氏に大差で敗退した説明にはならないのだ。

沖縄メディアが報じる「怒」を叫ぶ集団は民主党の主張というより山城氏を支援する社民党の意見に近かったのではないか。

沖縄タイムスが報じるように、島ぐるみで「怒」を表すのが県民の実像なら、棄権することなく社民党候補に投票するのが自然ではないか。

コラム執筆者の浜元記者は低投票率の理由を、民主党のせいにしているが、県民の政治に対する無関心が低投票率の理由であることは良識ある県民なら誰もが知る事実である。

沖縄タイムスは、さらに弁解のつもりでオピニオン面の「論壇」に嘉手納町のF・Yさん(49歳 行政書士)の投稿文を載せているが、これには次のような不可解な見出しが付いている。

政治不信示す低投票率

危うい無関心 民意発信を

低投票率の理由を大きい見出しには「政治不信」であると印象付けて、その一方で小見出しで「危うい無関心」としている。

低投票率の原因は「政治不信」なのか政治への「無関心」なのか。

Fさんは結局、「無関心」だと結論着けているではないか。

本文は署略するが低投票率の理由として前段で、一応民主党の迷走に触れながらも、続いて次のような正論で文を結んでいる。

もちろん、投票しなければ政治自体の変革を起こすことはことは出来ない。 だからこそ、沖縄の民意を、個々の立場でできることから、発信し続けることが重要である。 投票を棄権したところで何も変わらないのなら、政治を変えるための1票を投じることは、やはり大事にすべきだったのである。》

投稿者のFさんは低投票率の理由として民主党の責任にも触れてはいるが、棄権する県民の無関心さを批判し一票の大事さを述べている。

だとしたら、見出しはこうなるべきではないのか。

危うい無関心 民意発信を

政治無関心示す低投票率

沖縄タイムスは、低投票率の理由が「県民の政治への無関心」であることを、どうしても隠蔽しておきたいのだろう。

投稿文の内容とは逆の結論を印象付ける「政治お不信を示す低投票率」を大見出しに使い、印象操作に必死である。

自分が作った「島ぐるみで怒りに燃える沖縄」が幻だったのだから、隠蔽に必死になるのも自業自得。

まぁ、せいぜい頑張って下さい。

 

【おまけ】

沖縄県民斯ク戦ヘリ」さんによると

沖縄メディアの捏造報道をを鵜呑みにした結果、沖縄県民の実態を勝手に誤解した左翼漫画家が、怒りまくっているらしい。(爆)

勝手に怒って本当に血管でもブチキレたら大笑いだが。

雁屋哲の美味しんぼ日記 2010年7月18日(日)

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スピルバーグが残虐な米兵を描く映画「ザ・パシフィック」

2010-07-20 06:52:09 | 未分類

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5年ほど前だが、ハリウッドの戦争映画「パールハーバー」を見て、あまりにもデタラメなその内容に憤慨した記憶がある。

題名からわかるように、真珠湾攻撃を舞台背景にした、一種のラブロマンスであったが、日本軍が真珠湾に停泊中の米戦艦と軍事施設のみを攻撃目標にし、軍事以外の施設には一切攻撃しなかったという史実を全く無視し、残虐卑劣な日本軍に描かれたことに腹が立った。

映画の中の日本の戦闘機は、病院を攻撃、破壊し、入院中の患者が機銃掃射を避け右往左往するシーンには思わず「ウソをつくな」と怒鳴ってしまった。

ストーリーの詳細は、記憶が薄れてしまったが、とにかく「真珠湾奇襲攻撃」のことをアメリカ人が「Sneak Attack on Pearl Harbor」と表現するとおり、映画は終始、卑劣な日本軍の印象で描かれていた。

アメリカが描く対日戦争映画は所詮はこの程度のものと半ば諦めていた。

先月も沖縄の慰霊の日に合わせるように、「太平洋戦争」を描いたドキュメンタリータッチのアメリカ映画が全国に先駆けて沖縄で試写会が催されたらしい。

「らしい」、というのは通常この手の映画を上映された場合、沖縄紙がいち記事に早く取り上げて、無料宣伝を努める慣わしなのだが、今回に限って沖縄タイムス、琉球新報の2紙共これを報道した形跡がないので、未だ上映されていないとも考えたから。

住民の証言をねじ曲げてまで「残虐非道の日本軍」の報道に血道を上げている沖縄紙がこの映画を報道を取り上げないはずはない。

しかも「ザ・パシフィック」と題するこの映画は、エグゼクティブプロデューサーにトム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグが名を連ね、総製作費200億円を掛け太平洋戦争での米兵と日本兵を客観的に描くドラマという。

だとすれば『鉄の暴風』で「人道的米軍」と「残虐非道の日本軍」を報じた沖縄タイムスが沖縄での試写会を見逃すはずがない。

ところが、最近シネマトゥデイの配信記事を見て沖縄タイムスの沈黙の理由が判明した。

その記事がこれだ。

日本が負けた戦争描く「ザ・パシフィック」を沖縄で試写上映!「米兵が日本人にしたこと知るべき」トム・ハンクス激白!
拡大写真
「ザ・パシフィック」のエグゼクティブプロデューサー、トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグ
 エグゼクティブプロデューサーにトム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグが名を連ね、総製作費200億円を掛け太平洋戦争での米兵と日本兵を客観的に描くドラマ「ザ・パシフィック」が、6月11日に沖縄で試写会上映される。

 「ザ・パシフィック」は3人のアメリカ海兵隊員の物語をベースに描かれるが、驚くことにアメリカ人が描いたドラマであるにもかかわらず、アメリカ兵の残酷な行いがリアルに描写されている。アメリカ軍にとって日本軍は「夜に攻撃してくる。また、降伏をしない得体の知れない存在」とされ、その恐怖ゆえの裏返しで、アメリカ兵が日本人に後に行った仕打ちは日本人として目を覆いたくなる描写だ。日本兵の生き残りを調べているときに見つけた日本兵を銃で撃ってもてあそんだり、兵士か一般人かわからない少年を銃殺したりとあまりにもむごい。

 アメリカ人がアメリカ兵を英雄としてではなく、まるで悪人のように描く映画を作ることはタブーであったはずだが、トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグというメジャーな二人がこの物語の陣頭指揮をとっていることに驚く。トムはこの物語に関して「太平洋戦線で戦ったアメリカ兵たちの勇敢さを称えたい気持ちはある。しかし同時に、アメリカ兵が日本の人々に何をしたか、ということも知ってもらいたい」と」コメントしている

 「ザ・パシフィック」は全10話の大作ドラマで7月18日より、WOWOWにて放映されることが決まっており、今回の試写会はそのプロモーションの一環でもある。制作費は高額であるがエンターテインメント性に特化しただけのドラマではなく「戦争がいかに人間性を奪ってしまうのか」に物語のテーマが絞られており、敗戦国の日本人として深く考えさせられる内容だ。また、今回アメリカ軍の基地問題に翻弄され続けている沖縄で試写上映することは物議を醸しそうだ。

「ザ・パシフィック」はWOWOWにて7月18日(日)より毎週日曜日22:00~日本初放送

 
 
                          ◇
たかが映画というが、されど映画である。
 
ましてやあの高名なスピルバーグとアメリカの良心を演じさせたら比類のないトム・ハンクスが日米戦争で行った米軍の残虐行為を告発したのだ。
 
その影響力の大きさは計り知れない。
 
この映画に逆の効果、つまり「人道的米軍」と「残虐非道の日本軍」を、期待した沖縄タイムスが期待はずれに動転し、沈黙してしまったのも理解できる。
 
沖縄タイムスが、都合の悪いものには頬被り作戦を取ることは、『うらそえ文藝』の告発や「大城澄江証言」の黙殺でも自明の通り、常套手段であるが、
今回の「ザ・パシフィック」の沖縄試写会に対する黙殺もその典型である。
 
慰霊の日にあわせて全国に先駆けて試写会を催したスピルバーグのドキュメンタリータッチの戦争映画を沖縄タイムスを筆頭に沖縄マスコミ全てが黙殺するとは摩訶不思議なことである。
 
やはり沖縄は「全体主義の島」といわれても仕方がない。(続く)
 
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