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東日本大震災からの復興に向けた巨額の費用を捻出するための「復興再生債」の償還財源として、消費税増税が本命視されている。ただ、景気への影響や政治的なリスクは未知数。多くの課題を抱えたまま、増税論議だけが先走りしているのが実情だ。
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巨大震災の襲来は、ばら撒きマニフェストの財源で崖っぷちに立たされていた菅首相にとって天恵とも思えた。
菅首相にとって震災復興を真剣に考えるより、首相のポストにしがみつく事が先決である。
もっとも脳ミソカンカラの首相が何かしようにも、何一つできることが無い。
それではと大臣を乱造しても「バカを何人集めてもバカはバカ」と亀井静香氏にバカにされる始末。
久しぶりに行われた記者会見で、記者の質問は極力排除して長演説をし、こんなことをしゃべったらしい。
「そして、この2つの危機に対して、同時に、この危機を解決していくことが、今、私たちに求められておりますし、もっと言えば、この復興ということは、大震災を契機に、多くの国民が、自分たちが何とかしなければという思いを強くしていただいている。その思いを本当に力に変えて、この復興をバネにして、もともとの危機を含めて、2つの危機を乗り越えていく。つまり、日本再生が東日本の復興を支え、一方では東日本の復興が日本の再生のさきがけとなる。こういう形で推し進めてまいりたいと考えております」…… 「多くの国民が、自分達が何とかしなければ」と切羽詰った思いに駆られている最大の理由は何か。 菅首相自身が口先だけで、何もしないからではないか。 国民の気持ちが復興に向かっているドサクサ紛れに、野党や党内の反政府勢力を「復興のため」という免罪符で束ねてしまえば、首相の座は安泰という浅はかな計算をしているのだろう。 言葉を換えれば、大震災による国難をいいことに、野党にも責任を押し付けて財政危機を乗り切ってしまおうと言う魂胆が丸見えである。 だが、国民はもう騙されない。 国民にとっては頓珍漢な話である。
そのどさくさ紛れに本来長期的に立案すべきマクロ政策に現下の復興予算をもぐりこませ、その結果出てき結論が消費税の上積みに「復興税」という目くらまし名前を付して国民を欺くつもりだ。
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