狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

孫氏の商法!風評加害で儲けを企む

2011-04-27 18:22:33 | 県知事選

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進化する孫正義―慈善事業からエネルギー政策まで

2011年4月25日

 ソフトバンクの孫正義社長いわく、同氏は3月11日の震災以来、日本版「ドン・キホーテ」になったらしい。孫氏が、「私は、臆病者で、福島原発を心配している。だから、東京を出て福島に向かっている」として、福島に向ったのは有名な話だし、その被災地で孫社長は、震災の影響で電話が使えなくなった場合など、その月の利用料金を無料にすることを発表した。また、個人資産から破格の100億円に加えて、引退するまでの全報酬を震災で両親を亡くした孤児の支援などに寄付するなど、今回の震災支援において、孫氏の動きは目を見張るものがある。

Bloomberg
ソフトバンクの孫正義社長

これに対して、慈善活動や原発反対に費やす時間があったら、1日も早く携帯電話のサービスをより広範囲で提供する努力をすべきだなどとの厳しい声も聞かれる。批判に心が痛むと話す孫社長だが、最近、原発に代わるエネルギーを模索するというライフワークを見いだした孫社長は、批判にめげることもない。

その孫氏が先週新たに、個人資産10億円を投じて「自然エネルギー財団」を設立すると発表した。

事故以来、原発問題で悩み続けてきたという孫氏は、22日に行われた記者会見で、「一カ月前までは、二酸化炭素を削減するのに、(原子力が)王道でどんどん作られていると思っていた。浅はかであったと」と話した。その上で、原発の事故が起き、危険だと知ってしまった以上、「行動しないのは、後々の人々に対して罪である」と語気を強めた。

孫氏の計画によると、財団は世界から100人の科学者を招き、太陽光や風力、地熱エネルギーなど自然エネルギーを軸にした研究やエネルギー政策提言をする。また孫氏は、東日本大震災で被災した東北地方の太平洋沿岸に太陽光発電施設を設置する「東日本ソーラーベルト構想」も明らかにし、計画が実現すれば、雇用の促進にも繋がると語った。

忌憚ない発言で知られる孫氏だが、この日の会見では、60ページにもおよぶパワーポイントのプレゼンテーションで、原発はもはや、エネルギー政策における解決策ではないと熱弁をふるった。孫氏のこうした発言や、 3月11日以降における被災地支援の動きは、政界進出への布石なのではないかと憶測も呼んでいるが、こうした質問に対して、孫氏はきっぱりと、政界に打って出るつもりはないと断言した。

一方で、会見では、今後、孫氏が通信事業以外に進出する可能性もにおわせた。

「ソフトバンクの長期的なビジョンとして、これまで、情報革命で人々を幸せにと思ってやってきた。今、情報革命この一本だけで来たのだが、国難時に、情報革命だけやっていれば自分の正義なのかと心底悩んでいる」と孫氏は話す。

また、東京電力を買収するつもりはないのかという質問に対しては、「煽らないでください」と冗談交じりに答えた。

一方で、孫氏は、3月11日に閣議決定された電気の全量買い取り制度に向けた法案が成立し、その仕組みが整えば、自家発電の電気を売却する可能性も示唆した。(WSJ)

                      ★

自由主義の我が国おいて孫正義氏が巨大地震を契機にどんな金儲けをしようが、とやかく言われる筋合いはないだろう。

だが、震災のドサクサに紛れて、原発の放射能被害をことさら煽るような風評を撒き散らし、それに乗じて金儲けをするとなると、ビートたけしのいう撃ち殺すべき火事場泥棒となんら変わりがないことになる。

>慈善活動や原発反対に費やす時間があったら、1日も早く携帯電話のサービスをより広範囲で提供する努力をすべきだなどとの厳しい声も聞かれる。

私事ながら筆者の携帯はソフトバンクであるが、自宅の室内で電波が届かず現在使用不能である。

取扱店に善処を求めたら何万円かの設備設置料金がかかるとのこと。

使用できない携帯なら解約して他メーカーに乗り換えると言ったら、今度は解約料金が何万円かかかるという。

これでは「携帯詐欺ではないか!」と怒ったら、「そのような契約になっています」と冷静な返答が返ってきた。

携帯ユーザーにこのような不便を強いていながら、何が100億円の寄付かと怒りがこみ上げてきた。

 

携帯ユーザーの不便は歯牙にもかけず、今度は風評被害で国民に迷惑をかけながら、金儲けに邁進するようだが、

「一家に一台ガイガーカウンター」とか

ガイガーカウンター付き携帯の新発売」とか

・・・これは勘弁してほしい。

 

それより、孫氏の儲仕事はこちらの方が本命のようである。

●財団は世界から100人の科学者を招き、太陽光や風力、地熱エネルギーなど自然エネルギーを軸にした研究やエネルギー政策提言をする。また孫氏は、東日本大震災で被災した東北地方の太平洋沿岸に太陽光発電施設を設置する「東日本ソーラーベルト構想」も明らかにし、計画が実現すれば、雇用の促進にも繋がると語った。

●3月11日に閣議決定された電気の全量買い取り制度に向けた法案が成立し、その仕組みが整えば、自家発電の電気を売却する可能性も示唆した。

 

放射能の風評被害を撒き散らし、反原発で儲けを企む孫氏の事業に、

勘弁してほしいと思う方、クリック応援、お願いします。

 

 ★講演会のご案内★

沖縄県祖国復帰39周年記念大会

 

■日時:平成23年5月15日(日) 開演13:30~16:00

■参加費: 500円 学生無料

■会場:  かでな文化センター 嘉手納町嘉手納588

(町役所隣・かでなロータリー内)

■主催: 沖縄県祖国復帰39周年記念大会実行委員会

     実行委員長:中地昌平

■共催、連絡先:日本会議沖縄県本部 那覇市若狭町1-25-1(波の上宮)

      090-1942-1675(仲村)    

 

プログラム

●第一部: 「今明かされる祖国復帰の真実」

    ※全国の各界代表、県民代表、先島代表ほかより挨拶

 

●第二部: 「記念講演」

   ★「尖閣諸島・沖縄を守れ」

   講師:青山繁晴 独立総合研究所主席研究員

 

   ★「日本経済の復興と成長と虚構の中国経済」

   講師:三橋貴明 作家、経済評論家

 

●第三部: 沖縄祖国復帰記念パレード

       ※希望者のみ   

 

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微量放射能は健康によい!孫正義氏の風評加害

2011-04-27 06:27:51 | 県知事選

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有名人の被災地への寄付金が話題になっている。

金額の大きさもさることながら、思いついたら即座に、それも過去に稼いだ金(ポケットマネー)を寄付することこそ寄付としての値打ちがある。 いくら大金を寄付しても後出しジャンケンのような寄付や、将来の稼ぎからの寄付宣言は、売名行為ととられる場合もある。

その一方で、孫正義氏のような桁外れの金額(100億円)をポケットマネーから寄付したとなると、例えそれが売名行為であっても誰も文句を挟むものいない。

だが世界的にも知名度のある孫氏が放射能カの危機を煽るパフォーマンスをするとなると、もろ手を挙げて賛意を送るわけには行かない。

孫正義氏は、『放射線量実際は政府発表の2倍以上』とTwitterで勧告するにあき足らず、今度は全国のソフトバンクショップにガイガーカウンターを置くという。

福島原発事故は「チェルノブイリ並みの7」という政府発表が世界中に拡散し被災地のみならず全国各地が風評被害を被っている。

そらに火に油のような孫氏のスタンドプレーでは、日本全国が放射能汚染していると不安を誘い、風評被害が国内のみならず世界各国に拡散されてしまう。

結局困るのは被災者であり日本国民である。

海自動車ショーでは日本製の自動車の放射能検査をしているが(上海当局は全メーカーに行っているというが)、今後は自動車に限らず日本製品を輸入する国では、すべてに放射能検査の証明書を要求する場合も予想される。

検査コストを国が負担するといっているが、そうなれば結局国民が負担することになる。

そうなれば、孫氏が寄付した100億円等一瞬にして消し飛んでしまう。


前のエントリー紹介した、稲博士の「低レベル(低線量率)の放射線は怖くない」という理論を振り返ってみる。

⇒   動画】福島原発事故の医学的科学的真実: テレビニュース報道

 稲博士の講演のポイントは次のように要約できる。

*低レベル(低線量率)の放射線は怖くない。 
* ラドンやラジウム温泉の中の放射線で健康になるのと同じ。
 
* また海産物を一杯食べている日本人は、チェルノブイリやスリーマイルに住んでいた大陸の人々より圧倒的にヨウ素を多く摂取していて甲状腺ガンになる恐れはない。

* 福島の放射線は、まったく問題ない。 いま政府やマスコミなどで報道していることは、チェルノブイリを基準にした計算であり大間違いである。
 
* 福島原発現場の湯気もまったく心配ない。 
* 野菜、牛乳・・どれもまったく心配ない。 
 
* 今までどおりで大丈夫。 放射線を浴びると元氣になり、福島も日本も元気になる 

 国民が、メディアを通じて流される原発・放射能の専門家の解説のどれを信じてよいのか判断に迷っている現状。 それは嘘八百の入り混じったネット情報から真実の情報を見つけ出すより困難な状況である。

             *

塩を摂取することは人間の健康にとって不可欠であるが、「ある量」を超すと逆に健康に害をもたらし、ついには死に至ることは周知のこと。
放射能の場合も低レベルの被曝は健康によい効果をもたらすが、「ある量」を超すと健康に害をもたらし、死に至る。
この「ある量」のことを閾値(しきいち)という。

一般的に閾値とは、その値を境にして、動作や意味などが変わる値のことをいう。

稲博士の放射能理論で強調されのは、原爆のような大量の放射線の影響と、原発のような微弱な放射線の影響は本質的に違うということだ。

日本は世界で唯一の被爆国なので被爆者についてのデータは大量にある。 

したがって即死するような大量の放射線の影響はわかっているが、微量の放射線の影響は癌にかかる確率が上がるだけなので、検出がむずかしい。

日本人の約50%は癌にかかるので、放射能と癌との因果関係を調べるのも困難だからである。
 

■ノーベル賞学者の仮説は誤りであった

福島原発事故で突然注目されてきた放射能の暫定基準値が、ノーノーベル賞学者の間違った理論に基づく極めていい加減な学説に基づくことを知る人は少ない。

広島、長崎に原爆が投下された翌年の1946年度ノーベル生理学・医学賞受賞者のH.J.マラー博士が、LNT(Linear No Treshold)という仮説を打ち立てた。

これは「放射線の害は高レベルから低レベル、さらに0に向かって線状に連続している」という仮説である。

言い換えれば放射能被害には「閾(しきい)値がなく、被曝線量と発癌性には線形の関係が成り立つ」という仮説である。

マラー博士はショウジョウバエのオスへの放射線照射によってこの仮説を検証したのだが、実験にはとんでもない落とし穴があった。

現代の細胞学では、人間の体内には何百というDNA修復酵素があり、1日当たり100万ものDNAの損傷を修復してことが分かっている。

低線量放射線はこの修復酵素を刺激し、修復機能を強化し、免疫力を高める作用があることが明らかとなっている。

ところが、マラー博士の実験で使用したショウジョウバエのオスの精子は、 「DNA修復力」を持たない極めてまれな例であったというのだ。

マラー博士の閾値なし線形仮説(LNT仮説)は、こういう異常な生物を実験対象にした仮説であり、学術的普遍性は「ゼロ」であることが今では明らかになっている。

ところが国際放射線防護委員会(ICRP)は1958年に、医学界の反対を押し切ってノーベル賞学者の仮説「閾値なし線形仮説(LNT仮説)」を採択し、これが今でも各国の安全基準に採用されている。 

わが国の暫定基準値もこれに準じて作られており、これは科学的に実証されていない仮説である。 被爆者のデータでも200ミリシーベルト以上では線形の関係が見られるが、それ以下では見られない。

ノーベル賞の弊害といえば最近では高名なノーベル賞受賞作家の権威の前に最高裁判所が平伏したばかりだが、科学の分野でも こういう間違った理論が「ノーベル賞」の権威で、世界の世論を支配しているというのが現実のようである。

自然界には放射のが自然発生する場所があり、そこに住む人は健康な人が多いと力説する稲博士の理論を素人的に理解するには、ラジウム温泉の例があるが、その他に宇宙飛行士の例がわかりやすい。

宇宙飛行士が、地球上の300倍くらいの放射線があるという宇宙船で、何カ月も過ごしている事実である。

仮にマラー博士のLNT仮説が正しいとしたら、高レベルの放射能がある宇宙船内に長期間いることが許されるはずはない。

つまり、国際的にLNTは完全に否定されている仮説にしがみついているのが我が国の暫定安全基準だということになる。

 

それにしても孫正義氏の放射能風評加害にも困ったものである。

 ⇒孫正義氏の風評加害

 

【おまけ】

LNT仮説に異議を唱えているミズーリ大学のラッキー博士の論文です。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2592990/pdf/drp-06-0369.pdf


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2592990/


どなたか翻訳の得意得意な方和訳をお願いします。


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