狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

QABテレビ、ウソと知りつつウソを報道! 

2011-11-13 19:33:40 | 八重山教科書採択問題

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 


QABテレビ2011年11月11日 18時33分
【動画あり】教科書採択をめぐる会議録 きょうから石垣市役所で一般公開

八重山地区の公民教科書の採択を巡る問題で、これまで公表されていなかった協議会の会議録などが、11日から石垣市役所で市民に一般公開されています。

一般公開されたのは、八重山採択地区協議会が開いた協議会や役員会などの会議録、音声データ、そして教科書選定の答申文書と調査員の報告書の5つの資料です。

一般公開にあたって、石垣市教育委員会の玉津博克教育長は10日の会見で「3教育委員会が教科書採択が同一ものにならなかったので出せなかったが、市民などから公開を求める声が多く寄せられたため、メンバーと協議し、10月31日に公開を決めた」と経緯を説明しています。

一般公開は11日から11月30日まで、石垣市役所内の市政情報センターで閲覧できます。

記者解説 八重山教科書問題で保護者が提訴

八重山地区の公民教科書の採択を巡る問題で、おととい石垣市の保護者2人が、石垣市教育委員会を提訴しました。なぜ、このような事態になっているのか?取材をしている中村記者です

中村記者「今回の訴訟は、自分たちの子どもが中学校で公民を習うときに無償給付される教科書は『東京書籍』であることを確認するものです。現状では、石垣市教育委員会は来年度以降『育鵬社』を使うことを決めていますが、保護者側は『東京書籍』であることを司法の場で確認するために起こしたものです」

保護者はなぜ、提訴に踏み切ったのでしょうか?

中村記者「今回の公民教科書は、来年度から4年間使用されます。その対象になるのは、現在の中学2年生から小学5年生の生徒や児童で、今回提訴したのはその保護者でした。訴状では『育鵬社』と決めた八重山採択地区協議会の協議は『教科書無償措置に関する法律』に明記されている協議になっていないと指摘。そして9月8日の八重山地区の全教育委員が集まった協議が有効だと主張しています」

石垣市教育委員会や文科省は9月8日の協議は無効だとしていますよ。今回の裁判の争点は、ここになる訳ですね?

中村記者「正に、そのことが裁判所でどのように判断されるかが、注目されるところになります。そして保護者がもう一つ提訴した理由にあげているのが『なぜ、育鵬社の教科書が選ばれたか?』今回は教科書の内容についてではなく、選定の方法や経緯が不透明であるということなんです。これについては、保護者が会見を開き、次のように話しています」

原告「なんでこうなるのか?どうしてこういう結論になるのかと、とても自分の中で疑問点がいっぱいありました。現段階がもうすでに子どもを巻き込んで、未来の子どもを脅かしている、そんな気がしていますので、むしろ、きちんとした答えを出してほしい。私たちが納得できる方向で、きちんと結論を出してほしいという思い」

これまでの、経過を見ていると、教科書を選んだ側からの説明はされていません。だから法廷の場で明らかにしようということでしょうか?

中村記者「そのとおりです。これまで、協議会のメンバーが公の場で『(答申された全ての)教科書を読めるわけがない』とか『読まなくていい』などの主旨の発言をしています。さらに、教科書を調べ、報告した学校の教師が推薦していなかった育鵬社の教科書を選んだことについても説明がされていません」

中村記者「きょうから石垣市で会議録などの一般公開が始まっていますが、玉津教育長はきのうの会見で、協議については『一所懸命やった』と正当性をあると主張しています。しかし、なぜ、育鵬社の教科書を選んだのか、選んだ側の各委員がその理由を書いた評価シートは、今回公開されていませでした。

保護者が知りたいとしている肝心の教科書を選んだ理由が、公開の対象から外されているんですね。

中村記者「はい。これでは、学校に子どもを預ける保護者が納得いかないとするのは、当然かもしれません」

今回の裁判の争点は、選定方法や経過を明らかにすることですから、きょう開示された会議録だけでは十分ではないと思います。

提訴に正面から答える義務が行政の側にはあるわけですから、全てを明らかにしなければ、玉津教育長の言う協議の正当性も明らかにはなりません。

            ☆

8月23日の八重山採択地区協議会の会議録は非公開であったにも関わらず、何者かによって盗聴・録音されその音声がQABテレビで放送された。

盗録したとされる協議会委員の平良守弘氏は公務員であるにもかかわらず画面に登場し、玉津教育長が「教科書読んだと言えばいい」と発言した、ウソの証言をした。

しかも、玉津氏の問題の発言は8月23日の協議会の協議中の発言ではなく、さらに一ヶ月以前の7月19日の協議会連絡会での発言だという。

QABテレビは平良氏のウソの証言を裏取りもせず、真実であるかのように公共の電波で垂れ流し続けた。

その後、市教委が7月19日の連絡会の会議録を検証した結果、玉津氏の「教科書読んだと言えばいい」という発言はなかったことが判明している。

QABは自分が報道した平良盛克氏の発言がデタラメであることが判明した11月11日の時点でも、デタラメ報道を訂正するどころか、無知な中村裕記者の口を使ってデタラメ報道を拡散し続けている。

その証拠がこれ。

協議会のメンバーが公の場で『(答申された全ての)教科書を読めるわけがない』とか『読まなくていい』などの主旨の発言をしています。

 QABテレビのスタッフが無知なのは仕方がないとしても、このように平良氏の発言がウソと判明した後も、訂正せずに流し続けると名誉毀損の訴えをされる可能性もある。

記者会見で玉津氏が、QABテレビなどのウソ報道を指して「(読んだと言えばいいという)発言は確認できなかったと県民、市民に伝えるべきだ」と報道の訂正を要請したことに対し報道陣からは「発言があったかどうかは問題ではない」と反発する声が相次いだという。

名誉毀損に相当するウソの報道を訂正するよう指摘され、逆切れして「発言があったかどうかは問題でない」などと強弁する無知かつ傲慢な記者はQABテレビの中村記者をおいて他には考え付かないが、間違っているだろうか。

平良守弘氏のウソの証言とそのウソを裏取りもせず垂れ流したQABテレビの捏造体質については当日記でも取り上げている。

 ⇒盗録の市職員、大嘘をつく!

QABテレビは真っ赤の脳ミソの三上智恵アナウンサーと無知蒙昧の中村記者の恥知らずコンビにより「発狂新聞」に勝るとも劣らない「基地外報道」を垂れ流している。

石垣市民と思われる「オトシタレの読んだか! ブログ」さんが鋭く突っ込んでおられるので紹介する。

ちなみに同ブログはQABテレビのことをお笑い番組だと皮肉っている。

報道陣「発言があったかどうかは問題ではない!!」 「えっ?」

【おまけ】

■八重山日報  11月12日

与那国でも議事録公開
教科書問題
 教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育
長)は11日、今年の中学校教科書採択に関する公文書の一般公開
を石垣市役所と与那国町教育委員会で始めた。与那国町での一般
公開は、町民の利便性に配慮して急きょ決まった。与那国町教委
では公文書などを窓口に置き、希望する町民が誰でも閲覧できる
ようにした。崎原用能教育長は「(議事録を読めば)協議会が、
ルール通りに教科書を選定したことが一目瞭然だと思う」と指
摘。育鵬社版の公民教科書が選定された経緯の正当性を強調し
た。
 公開されたのは(1)協議会の総会、教科書選定などの会合、
役員会の議事録(2)音声データ(3)協議会調査員が作成した
教科書の報告書(4)通知文――など。公開期間は30日まで。


市情報公開 委員3人委嘱
 石垣市情報公開及び個人情報保護審査会委員に対する委嘱状交
付式が11日午後、市役所で行われ、漢那政広副市長から委員3人
に委嘱状が交付された。引き続き、第1回審査会が行われた。  
 審査会は、公文書公開請求に対する実施機関の公開決定に対し
て不服申し立てがあった場合などに、その内容について調査・審
議する。任期は2年。委員に委嘱されたのは、前津榮健教授(沖
縄国際大学)、屋嘉宗浩弁護士(屋嘉法律事務所)、宮地理子弁
護士(八重山ひまわり法律事務所)の3人。
 漢那副市長は「今回は3議案の諮問があり、教科図書に関する
もの。委員の皆さんにしっかりとした審議をお願いしたい」と述
べた。

             ★


■八重山毎日新聞 11月12日

石垣市
不服申し立てで審査会設置
公開条例施行後初めて
 石垣市情報公開請求に基づく教科用図書八重山採択地区協議会
(会長・玉津博克市教育長)の会議録請求に対し市教育委員会が
非公開と決定したのは不服として、請求者が不服申し立てを行っ
ていた件で石垣市は11日、情報公開及び個人情報保護審査会(会
長・前津榮健沖縄国際大学教授、委員3人)を設置、申し立ての
あった3件を諮問した。審査会の設置は同条例が施行した2002
年4月以降初めてとなる。
 審査会に諮問内容は非公開扱いとなっているが、請求者の藤井
幸子さん(63)=石垣市登野城=によると、諮問された内容は採
択地区協議会の7月22日までの議事録、同協議会の前年度の議事
録、9月8日の全員協議の議事録など。7月22日までの議事録に
ついて市教委は「公開することにより、行政の公正かつ円滑な執
行に著しい支障を生じることが明らかな情報」とする条例第7条
第4号(オ)に該当するとし、前年度の議事録は「記録が残され
ていない」としてる。9月8日の全員協議については音声記録を
提供したが、議事録については「実施期間で保有したことはな
い」として不存在決定をしている。審査会は、市教委の決定が妥
当かどうかが問われることになる。
 審査会の委員は前津氏のほか弁護士の屋嘉宗浩氏と宮地理子
氏。任期は2年。審議に先立ち、前津氏を会長に互選した。委嘱
状を交付した漢那政広副市長は「教科書問題に関する事案で市民
の関心も高く、委員はしっかりとした審議をお願いしたい」と述
べた。

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 

コメント (3)

代理戦争!文科省vs極悪複合体の

2011-11-13 07:23:28 | 八重山教科書採択問題

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 

 

社説 八重山教科書訴訟 公正な裁きで生徒に範示せ

琉球新報 2011年11月11日

   子を思う教育者の良識と地域社会の「熟議」によって問題を解決してほしかった。しかし、教育行政が十分機能していない現状では、司法の場での決着もやむを得ない。
 八重山教科書採択問題で、石垣市教育委員会が採択した育鵬社版の公民教科書を使用する予定の
小学生の母親2人が市教委を相手に東京書籍版の無償給付を求める行政訴訟を那覇地裁に起こした。
 教科書採択手続きの適否について、教科書を使う生徒や保護者も納得する
公正な司法判断を求める。 訴訟は育鵬社版を選定した教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)の答申と、東京書籍版を採択した八重山の教育委員全員による協議のどちらが有効かが最大の争点となる。
 石垣、与那国両市町の教委は協議会答申に沿って育鵬社版を、竹富町教委
は東京書籍版を採択。教科書無償措置法は採択地区で同じ教科書への統一を求める。同一にならない事態は想定していない。地方教育行政法は教科書の採択権は教育委員会にあると定める。どの法律を優先するか。これが不明確なため、混乱が生じている。
 法的拘束力のない諮問機関の答申に「従わなかった」として、教科書採択権を持つ竹富町教委がやり玉に挙がっている。法律に無償対象外の規定はないのに、文科省は竹富町を無償措置から除外した。こんな理不尽な行為は許されない。
 県教育委員会が無償措置法に基づいて除外方針に異議を唱え、一本化の再協議を提案したが、文科省は拒んでいる。文科省の法運用には、政治的思惑が見え隠れする
 
教科書選定の公正性をめぐり住民から批判が噴出している。原因は採択協の玉津会長にある。独断的に教科書の順位付け廃止や調査員選定、協議会の非公開、無記名投票による選定を進めたからだ
 
竹富町に自主購入を促した文科省に対しては、法律家から違憲・違法の疑義が指摘されている。憲法26条1項の国民が等しく教育を受ける権利、同2項の義務教育無償化の規定への違反、一本化に向けた再協議拒否は無償
措置法13条4項の規定に抵触するとの見解だ。
 裁判所は手続きの全過程に厳格にメスを入れ「法の番人」の使命を果たしてほしい。地域住民も引き続き子どもたちの気持ちを大切にしながら、教科書選びのあるべき姿について議論を深めてほしい。

                               ☆

小学生の母親2人が市教委を相手に訴訟を起こした。

訴訟の争点が9月8日の全教育委協(井戸端会議)の協議(2次会)を有効であるかどうかであるから、この裁判の名称をとりあえず「井戸端会議訴訟」とでもしておく。

この裁判の原告の2人の母親が、プロ市民化どうかは名前を伏せてあるので定かではないが、少なくとも次のことだけは確信をもって断言することが出来る。

この裁判は単に小さな島の2人の母親が市教委を訴えたという問題ではない。

何故なら原告の母親2人の背後には沖教組、県教委、地元紙などで構成する「極悪複合体」の影がチラつくからである。つまり原告の主張は極悪複合体の主張と全く同じなのである。

さらに原告は訴訟の相手を文科省にするのを避けたようだが、お互いの主張から言えば市教委は文科省の指導の下に教育改革を行っており、結局原告は間接的ではあるが、文科省を提訴の相手にしたことになる。

従って今回の「井戸端会議訴訟」は本質的に言えば、「極悪複合体vs文科相」の代理戦争ということが出来る。

早速極悪複合体の一翼を担う、沖縄2紙が社説で原告の援護射撃を始めた。

提訴直前には沖縄タイムスが⇒社説で寝言の発狂新聞

そして提訴後は琉球新報が上記社説と連係プレーで、まことに手回しが良い。

それはそうだろう。

この裁判で敗訴したら2紙とも自分が点けた火が、逆風により自分に飛び火ることになるからだ。

今頃火遊びも程ほどにしておけばよかったと後悔しても後の祭りだろう。

>教科書選定の公正性をめぐり住民から批判が噴出している。原因は採択協の玉津会長にある。独断的に教科書の順位付け廃止や調査員選定、協議会の非公開、無記名投票による選定を進めたからだ。

「独断的」というのは新報の一方的判断であり、玉津教育改革が実施した「順位付け廃止」「調査員選定」「協議会の非公開」「無記名投票」などは、すべて法規に基づいて行われた適法行為である。 何よりも指導的立場にあるお仲間の県教委さえもがこれらの手続きに瑕疵を認めていないではないか。

それを「独断的」と、いかにも違法行為のような社説を書くのは典型的な印象操作である。

>竹富町に自主購入を促した文科省に対しては、法律家から違憲・違法の疑義が指摘されている。憲法26条1項の国民が等しく教育を受ける権利、同2項の義務教育無償化の規定への違反、一本化に向けた再協議拒否は無償措置法13条4項の規定に
抵触するとの見解だ。

お抱え法律家が「違憲・違法」というのなら何故訴状に「憲法26条1項の国民が等しく教育を受ける権利、同2項の義務教育無償化の規定への違反、一本化に向けた再協議拒否は無償措置法13条4項の規定に抵触する」と明記し違憲訴訟に持ち込まなかったのか。

憲法訴訟では敗訴するのは明かなので、これも読者を誤誘導するだけの印象操作の類に過ぎない。

この程度の記事で読者を誤誘導できると思ったらとんだ考え違いである。

今時の読者はネット普及により、記者よりよっぽど多くの情報を得ているし、少なくとも傲慢な記者より勉強熱心である。

諸問題が煮詰まってきて訴訟の段階に至ってもなお、このレベルの社説で援護射撃のつもりでいる琉球新報の程度の低さを示す絶好の社説ということが出来る。

                 ☆

【おまけ】

「井戸端会議訴訟」の原告側の本音は採択手続きの違法か合法かを争うものではなく、社会科教科書の保守系といわれる育鵬社版教科書が採択されるのを阻止することである。

それは原告側が望む東京書籍版を採択してきたこれまでの会議録さえない違法な採択手法に対しては黙認してきたことを見ても明かである。

では何故、育鵬社版教科書の内容の当否を争点にしなかったのか。

尖閣諸島を行政管理地域に持つ八重山地区の教科書としてどちらが相応しいか比べてみよう。

尖閣諸島について、育鵬社は次のように記している。

沖縄県八重山諸島北方の尖閣諸島は、日本の領土です。しかし中国は『1970年後半東シナ海大陸棚の石油開発の動きが表面化するに及びはじめて尖閣諸島の領有権を問題とする』ようになりました。ただし、中国が挙げている根拠はいずれも『領有権の主張を裏付けるに足る国際法上有効な論拠とはいえません』」と、日本の立場を踏まえ、中国の主張に正当性がないと明記している。

一方の東京書籍は、

尖閣諸島は日本の領土ですが、中国がその領土を主張しています。」と日中の主張を単純併記して済ませている。

中国が尖閣海域を領海侵犯し手漁民の死活問題になっていることを提訴した2人の母親が知らないはずはないと思うのだが。

今朝(13日)の沖縄タイムスに小さなベタ記事ながら興味深い記事を発見した。

先島の漁業者
尖閣海域へ出発

「生活の場」アピール

【宮古・八重山】保守系の政治団体のメンバーと宮古、八重山地域の漁業者らが11~13隻の船団を組み、13日午後、尖閣諸島の周辺海域で集団漁業と海中調査活動、ビデオ撮影などを実施する。 政治団体「がんばれ日本!全国行動委員会」の水島総幹事長は「上陸は考えておらず、あくまで漁師の生活の場であることをアピールしたい」としている。同団体のアピール行動は今年7月に続き2度目。 
12日午後5時過ぎ、漁船6席が石垣漁港を出港した。 13日には宮古島からの5隻と同諸島で合流し、漁業や潜水調査を行う。 与那国島からも2隻の参加を予定している。 調査結果は中国語、英語版を含めインターネットで配信するという。 船団の一部は14日未明に寄港する。(沖縄タイムス 11月13日)

 

【追記】

■八重山日報 11月13日

尖閣へ7隻が出航
行動委 海域で漁
 「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)の呼びか
けで12日、尖閣諸島=石垣市登野城=沖で集団漁業活動を展開し
ようと、漁船団が新川漁港を出発した。7日に行った活動が天
候不良のため、途中取りやめとなった事の仕切り直しの形で行わ
れた。尖閣諸島集団漁業活動を展開し、諸島とその周辺海域の実
行支配を世界にアピールする事が目的で、政治団体が所有する漁
船や八重山漁協所属の漁船など7隻が新川漁港から出航した。
 漁の様子をインターネットで配信するため、ネットテレビのリ
ポーターや本土記者などを乗船させた水島総・幹事長は「今回
は、久場島まで行って漂着ゴミの状態も見たい。漁師が(尖閣諸
島沖を)生活の場にしているという情報を発信したい」と強調。
15日には水揚げした魚を国会議員にさしみで振舞うパフォーマ
ンスも予定している。
 今回の行動には水島総幹事が乗る取材船と日の丸を掲げた八重
山漁協所属の漁船6隻のほか、与那国、宮古からも参加する。帰
りは、15日の予定だが、各漁船の判断で操業を続ける可能性も
ある。

尖閣へ出航し断念
市議4人が漁労調査目的
 石垣市議の仲間均氏ら市議4人が12日早朝、漁労調査のた
め、尖閣諸島に向けて出港したが、悪天候のため同日午後、中止
して引き返した。仲間氏は、玄葉光一郎外相が「尖閣諸島は中国
に渡せばいい」と発言したと報道された事にふれ「外相が尖閣に
行けというから行った」と述べ、強い不快感をにじませた
。仲間
氏によると、同行したのは伊良皆高信市議会議長、建築土木委員
長の仲嶺忠師氏、箕底用一氏。いずれも漁労調査とともに「尖閣
諸島での避難港建設や島の生態系の調査」を目的にした視察だっ
たという。仲間氏は「調査は当然だ」と述べた。
 尖閣諸島周辺では最近、中国が日本の実行支配に挑戦する動き
を強めており、中国漁船の不法操業などが相次いでいる。



よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします 

 

コメント (4)