狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

名護市長選はリターンマッチ

2013-12-12 07:22:55 | 県知事選

 

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■イベントの御知らせ■

 

 

 

<12・14沖繩マスコミ正常化推進大会in沖縄市「名護の真実、沖繩の危機」>      

 

 

 

~沖縄マスコミの反米・反日報道に騙されるな~

◎日 時:平成25年1214日(土) 受付:午後1時 / 開会:午後1時30分
◎場 所:沖縄市市民会館中ホール (住所:沖縄県沖縄市八重島1-1-1)
◎参加費:500円

     ◇マスコミ正常化推進大会◇

◎「中国人の日本人なりすまし移住」
 講師:坂東忠信(外国人犯罪対策講師 元警視庁通訳捜査官)

◎「尖閣諸島を福建省にした中国」
 講師:鳴霞・めいか(月刊中国主幹)

◎「豊かな名護市へ」(ビデオ・メッセージ)
  島袋吉和(全名護市長、元全国市議会議長会監事)

◎「名護市民の願い」
  我那覇真子(名護市民)


   ◇マスコミ正常化写真展◇
~沖縄を第二のウイグルにしてはならない!~

写真展「ウイグルの実態! 偏向報道の実態!」

◎展示時間:午後1時~4時30分

■主催:沖縄対策本部 ■後援:勁草会 / チーム沖縄
■お問い合せ:TEL070-5410-1675(仲村雅己)

 

             ★

 

■ご協力のお願い■

 

■辺野古を抱える名護市長選挙に臨む決意■

 

私たちは島袋ヨシカズ氏を支える「名護市を豊かにする市民の会」です。

 

島袋ヨシカズ氏は17年間、国防に不可欠なのは普天間基地の辺野古移設だと訴えてきましたが、4年前の市長選挙に惜敗したことで普天間移設に遅れを生じています。

 

今回の選挙では島袋氏に是非当選してもらい辺野古移設にケリをつけてもらうべく頑張っています。

 

そのためにも皆さんに是非とも資金的協力をお願いいたします。

 

             名護市を豊かにする市民の会

 

               会長  當山 正範

 

お振込先のご案内

 

銀行名;   琉球銀行 大宮支店

 

口座番号:  普通預金 566745

 

口座名義:  名護市を豊かにする市民の会
         会長 當山正範(トウヤマ セイハン)

 

                 ★

 

 

「リターンマッチ」という言葉がある。

プロボクシングなどで、タイトルを奪われた前チャンピオンが、新チャンピオンの最初の挑戦者となってタイトル奪回をめざす試合のことをいう。

前チャンピオンが圧倒的力の差で惨敗したのならともかく、僅差で惜敗した場合はリターンマッチで王座奪還を狙うのは自然な流れである。

2010年の名護市長選は前市長の島袋氏と現市長の稲嶺氏が普天間移設は「県外」か「辺野古」かで戦ったが、稲嶺氏が1500票余の僅差で辛勝したことは記憶に新しい。

当時は「民主党ブーム」が吹き荒れている最中であり、「最低でも県外」を唱える民主党の逆風と戦いながら、島袋氏が善戦したことは名護市民の間に根強い島袋人気が存在することを物語っていた。

今回の名護市長選では稲嶺氏の当選を支えた民主党ブームは既に消滅しており、代わって島袋氏と同じ「辺野古」を主張する自民党政権が圧倒的民意を得ている。 今回はリターンマッチを狙う島袋氏に追い風になり保守系候補者の筆頭にノミネートされるものと思われた。

市長としての実績もあり知名度も抜群の島袋氏が稲嶺氏の対抗馬として立候補するものと予想したが、不可解なことに新聞報道では、島袋氏の名前は保守系候補者の1人にノミネートされることさえもなかった。

ボクシングのリターンマッチを例にするまでもなく本来ならば、まず第一に名が挙がるのは前市長として実績のある島袋氏が候補者としては常識のはず。

ところが実際は立候補の意志を燃やし臥薪嘗胆の島袋氏ではなく、候補者として本人の同意も得られていない川上副知事の名が紙面を賑わした。

だが川上氏ににべもなく拒否されるや、今度は川上氏擁立に奔走し2万%出馬しないと言い切っていた末松氏が候補者に決定してしまった。

一体誰が立候補の意欲満点の島袋氏の立候補を徹底的に妨害したのか。

名護の政界事情に詳しいS氏はこう説明する。

「利権ですよ。 辺野古埋め立て事業は3000億円の金が動きます。地元にとってはおいしい話ばかりです」「スムーズに移設容認が決まるより難航したほうが、北部地区に日本政府から金が落ちるではありませんか」

結局島袋氏が市長になったら簡単に辺野古移設が決定してしまい、企業や地元政党の利益にが少なくなるのだという。 そこで磯の会や和の会が中心となって島袋氏以外の候補者探しをしたのが今回の「島袋隠し劇」だというのだ。

さらに沖縄の経済界に詳しいS氏は話を続ける。

「島袋氏以外に現市長に対抗できる候補者はいません。そのことを一番知っているのは名護経済界の重鎮であり、島袋氏の後援会である和の会顧問で東開発社長の仲泊弘次です。 にもかかわらず仲泊氏が島袋氏の神隠しを画策していたのです」

名護市のことより、沖縄県のことより、さらには日本の安全保障のことより、先ず自分の利益を最優先する仲泊氏にとって「辺野古誘致を自分がケリをつける」と明言した島袋氏は目の上のたんこぶとなってきた。

利権の多い辺野古誘致に簡単にケリをつけられたら困るのだ。 

辺野古誘致に一直線の島袋氏の念頭には名護市の繁栄があり、島袋氏が企業や政治家の利益のために動く人物ではないことを一番承知しているのは仲泊氏であった。

そこで今回の候補者選定に関わる仲泊氏や新聞に候補者としてノミネートされた末松氏らの動きを時系列で追い、その真相に迫ってみる。

■10月12日

国頭村辺野喜にある山荘で、北部地域振興会「和の会」の相談役仲泊氏及び北部の有識者と島袋氏の候補者に関する秘密の会合があった。 

その席で仲泊氏は「2014年の名護市長選挙で、保守候補者として島袋氏を支援する」と明言した。

12月12日現在仲泊氏が支援している末松氏について、仲泊氏は「末松氏は幼稚園児なみのものの考え方しか出来ない」などと侮蔑した発言をしていた。 

同会合に出席した沖縄の政財界に詳しいO氏によると、仲泊氏はO氏に対しても「末松は政治家として小学一年生の実力もない」などと同じようなことを話していた。

■10月15日

「和の会」の会合で、名護市長選挙の保守候補者として、島袋氏を推薦及び支援すると正式決定した。

■10月18日

仲泊氏、荻堂氏、崎山氏、新里氏ら北部経済界の黒幕たちが島袋氏に対し「今回の市長選挙に関し、市議会(磯の会)全員で末松氏を推すことになった」との申し入れが入る。

これに対し島袋氏は「政策として辺野古移設推進を明確にしていただければ、末松氏を支援しても良い」と返答した。

市長時代副市長として共に「辺野古誘致」に努力した末松氏が島袋氏の意志を受け継いで「辺野古誘致」を明確にしてくれれば自身も支援にまわる・・・小異を捨て大同団結で「辺野古誘致にケリをつけたい」という島袋氏の男気に満ちた態度であった。

だが周知の通り、島袋氏の男気は末松氏の「あいまい戦術」により裏切られることになる。

■10月21日

末松氏事務所にて、市長候補選考会が開かれる。

選考会の中で、和の会会長の崎山氏が、「島袋氏は今回の市長選候補から降りた」と発言があった。

これに関しては15日の「和の会」には諮(はか)られていなかった。したがってこの発言は崎山氏の個人としての発言であった。

市長候補選考会のあった当日の午後4時に名護市議(磯の会)5名が島袋氏の事務所を訪れ、崎山氏が「今回の選挙を降りてくれてありがとう」と挨拶された。

島袋氏は自分から進んで「候補を降りる」とは発言しておらず、仮に降りた場合でも「政策として辺野古移設推進を明確にする」という前提条件も選考会では伝わっていなかった。 末松氏にとっては都合の悪い「辺野古誘致」はあいまいにしたまま、「島袋氏が降りた」と勝手に話は作られ、末松氏の話が一人歩きをはじめたのだ。

■結果

泊氏などが水面下で画策し候補者は島袋氏の知らぬ間に変更され、勝手に流れは変えられてしまった。

結局人のいい島袋氏は利権を最優先する北部地区の政財界の黒幕たちにより騙された結果となった。

先人たちの17年におよぶ「辺野古誘致」の血と汗の努力を「私の代でケリをつける」という信念に燃える島袋氏が、組織的支援は皆無のまま草莽の市民たちの熱い支援に後押しされ、10月末に立候補を表明した。 あいまい作戦の末松氏では「県外」を明確にしている稲嶺氏に再度敗北すると懸念したからだ。

それでも「辺野古誘致」の信念に燃える島袋氏は末松氏に最後の働きかけをする。

■12月4日

島袋氏はその日の12;00から末松氏と会談し、一本化の話し合いをした。

だが、末松氏は一本化を拒否し「投票率が下がろうが、共倒れになろうが2人で責任をとればよい」などと候補者としては極めて無責任な発言をした。

島袋氏は「末松氏は選挙に保守候補が勝つための最後の話し合いという認識はまるでなく、又今回の選挙はすでに落選を前提に話しをしており、名護市の発展は何も考えていないような発言に強い憤りを感じた」という。

島袋氏は仲泊氏が「末松氏は幼稚園児なみのものの考え方しか出来ない」という発言が一瞬脳裏を過ったが、そこで改めて「私はそのようなことがあってはならない」と考え「再度出馬し名護市のために頑張ろう」と決心したという。

【おまけ】

 東国原氏が県知事選立候補に意欲(宮崎日日新聞 10月12日)

猪瀬知事の辞任を見越して都知事に再挑戦するつもりなのか、東国原氏は否定しているが、都知事再挑戦のために議員をあっさり辞めたとしたら潔い。

一方、名護市長選に立候補を表明しておきながらいまだに県議を辞任できない末松氏。

依然として県議のポストにしがみついたまま。

この期に及んでいかにも未練たらしい。

ひょっとしたら島袋氏とのチキンゲームの結果、最後の最後には立候補辞退の余地を残したつもりなのか。

立候補の辞退さえも自分では決められず「あいまい戦術」とは・・・・、

やはりこの人物「政治家として小学一年生の実力もない」(仲泊氏談)のだろうか。

 

昨日の放送でも紹介しましたが、
今週の土日名護市でイベントがあります。

詳細は下記のようになっています。

○12月14日(土)

会場名護市城区民会館
    (名護市城2丁目16-19)

入場料無料

15:30 開場

16:00 トークショー(監督・水島聡/島袋吉和)

17:15 上映『南の島に雪が降る』

20:15 終了

詳細はこちら

12月14日の名護イベント



○12月15日(土)

会場名護市城区民会館
    (名護市城2丁目16-19)

入場料無料

15:30 開場

16:00 トークショー(監督・水島聡/島袋吉和)

17:15 上映『南京の真実』

19:15 終了

詳細はこちら
12月15日の名護イベント


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