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今朝の沖縄タイムスを見て、思わず我が目を疑った。
一瞬、沖縄の辺野古でもイスラム過激派のテロ事件が起きたか、と錯覚したからだ。
一面左トップの「仏当局、テロ拠点制圧」「パリ郊外銃撃戦 2人殺害」との大見出しに並んで、こんな見出しが躍っている!
辺野古 抵抗500日
「差別ノー」1200人抗議
ゲート前
海保取り押さえ 船長失神
病院搬送 全治1週間
■社会面トップ
海保強権ぶり露呈
辺野古船長「殺されるかと」(※)
過剰警備 強化の一途
裁判で勝つ自信が有れば、大人しく判決を待てばよいはずだが、「秒殺」を恐れるジジ・ババ活動家が場外乱闘に持ち込んで、実力で工事の阻止を試みた。
海保や県警が逮現行犯で逮捕するのは法治国家としては当然のこと。
「黒を白と報道し犯罪者を正義の人に仕立て上げる沖縄2紙」の本領発揮の記事である。
犯罪者といえば、ゲート前の侵入禁止区域に何度も侵入・警備員を挑発して逮捕された「クルサリンドー山城」こと山城博治氏が、写真つきで第二社会面のトップであたかも「正義の人」の印象で紹介されている。
※「殺(くる)さりんどー」は山城氏の専売特許ではなかったか。
見出しは、こうだ。
「勝てると希望が広がる」
山城博治さん
民衆の力で工事阻止
(勝てると思うなら、静かに判決を待てよ!山城さん)
辺野古 抵抗500日 「差別ノー」ゲート前1200人抗議
名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは18日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で千人規模の抗議集会を開き、翁長雄志知事の埋め立て承認を違法として国が行った代執行提訴に対し「訴えられるのは国の方だ」「沖縄への差別だ」などと訴えた。
代執行提訴から一夜明け、午前6時から始まったゲート前の抗議集会には、県内外から多くの人が訪れた。沖縄平和運動センターによると、午前9時ごろには約1200人が集まった。午後4時までに基地内に進入する工事車両は確認されず、機動隊による排除もなかった。
ゲート前での座り込みの抗議が、昨年7月の開始から500日目を迎えたこの日、国会議員や県議会議員、県内各地の市町村議会議員も駆け付け、市民らとともに基地内への工事車両の進入を警戒。代執行提訴、海上でのボーリング調査再開など政府の強行姿勢を批判した。
参加した市民からは「毎日1千人以上が結集すれば、工事を止められる」「国の権力に立ち向かうためには、民衆の力が必要だ」などの声が上がり、県と国の法廷闘争を前にさらなる決起を確認し合った。
☆
>国会議員や県議会議員、県内各地の市町村議会議員も駆け付け、市民らとともに基地内への工事車両の進入を警戒。
法を守る立場の国会議員なら、裁判の結果を待てば良い筈なのだが、負けるとわかっている裁判なので、国会議員自ら法令を踏みにじって「強行排除」されている。
翁長知事にとって不利な証拠が次々と露呈。
それにしても知事の「この結論に至り苦々しく思う」とのコメントは、正直すぎだろうが。(爆)
大炎上!
【動画】辺野古沿岸サンゴ損傷確認できず 翁長知事「残念ながら・・・」
辺野古沖のサンゴ破壊、沖縄県特定できず 海底の状況変化
●調査許可まで半年かかり海底の状況が変化、比較が困難だった
●翁長知事は政府の対応を批判。「この結論に至り苦々しく思う」
沖縄県が潜水調査で撮影した岩礁破砕許可区域外のコンクリートブロック周辺の状況=名護市
沖縄県は17日、名護市辺野古沖の臨時制限区域内で県が8、9月に実施した潜水調査について、沖縄防衛局が設置したコンクリートブロックによる「岩礁破砕があったかを判断できなかった」とする結果を発表した。調査の申請を米軍が許可するまで半年かかった間に海底の状況が変化し、過去との比較や原因特定が困難だったとしている。
翁長雄志知事は記者会見で、調査許可まで時間がかかったことに触れ「不条理極まる対応で、このような結論に至ったのは誠に苦々しく思う」と政府の対応を批判した。
県はことし8月31日から9月11日まで、臨時制限区域の境界線に沿って沖縄防衛局がブロックを設置した地点など104カ所で潜水し、ブロックがサンゴ礁を破壊していないかを調べた。撮影した約1700枚の写真と、防衛局が提出した同じ地点の写真を照合し、変化や岩礁破砕の有無を確認、弁護士にも相談した結果、破砕は確認できなかったと結論付けた。
ことし3月、岩礁破砕の「調査が終わるまで」作業停止を求めた県の指示に対し、防衛局は農林水産相に執行停止と審査請求を申し立てた。県は調査が終了し結果も出たことから、審査請求を取り下げるべきだと指摘している。
沖縄知事、抗告訴訟の可能性も 「あらゆる手段尽くす」
鈴木拓也、上遠野郷
朝日新聞 2015年11月17日21時23分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、石井啓一国土交通相が17日、翁長雄志(おながたけし)知事の埋め立て承認取り消しを知事に代わって撤回する代執行訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。翁長氏は同日夕、記者会見で国の姿勢を批判し、対抗策として今回の訴訟とは別に国交相を相手取った訴訟を検討していることを明らかにした。
国と沖縄県知事による法廷闘争は、1995年に県内の米軍用地強制使用の代理署名をめぐり、当時の村山富市首相が大田昌秀知事を相手取った例などがある。今回の第1回口頭弁論は12月2日に開かれる。高裁判決は数カ月程度で示される見通しだ。
国の訴状は、翁長氏の承認取り消しについて「日米両国間の信頼関係を崩壊させかねないもので、甚大な不利益をもたらす行為だ」などと批判し、取り消しの撤回を求めた。国が勝訴した場合、知事に代わって撤回することができる。菅義偉官房長官は17日、「普天間飛行場の危険除去が原点だ。今回の提訴はやむを得ない」と訴えた。
一方、翁長氏は同日夕、県庁で開いた記者会見で「『銃剣とブルドーザー』による強制接収を思い起こさせる。政府の態度は多くの県民には理解できない」と批判。自らの承認取り消しについて「違法と決めつけられるいわれはない」と徹底して争う考えを示した。また「あらゆる手段を尽くす」と語り、国の第三者機関「国地方係争処理委員会」の審査結果次第では提訴を検討するほか、結論を待たずに国交相による効力停止の撤回を求める抗告訴訟を提起する可能性も示した。(鈴木拓也、上遠野郷)
☆
沖縄知事の想定外だったのは、国が原告となっていきなり代執行訴訟を仕掛けてきたことと、もう一つの想定外は、争点の「法的瑕疵の有無」を議論する以前に、最高裁判例を盾に、翁長知事には取り消しの権限がない、と門前払いを狙う戦略だ。
>今回の第1回口頭弁論は12月2日に開かれる。高裁判決は数カ月程度で示される見通しだ。
今回の裁判は、通常の民事裁判より短期間で決着がつくので、早ければ来年夏の参議院選挙の前には最高裁の確定まで行く可能性がある。
焦った翁長知事が、破れかぶれの捨て鉢作戦で来年の係争委の判断を待たずに国を訴えて、「裁判合戦」に持ち込み、ジジ・ババ活動家の「顔面流血」に期待する気持ちはよくわかる。
国交相決定「違法」 沖縄県が抗告訴訟提起へ
翁長知事は同日の会見で「抗告訴訟は一つの考え方として十二分に成り立つ。(代執行訴訟などの)推移を見極めながら視野に入れる」と述べた。
県は同時に判決が出るまでの決定の執行停止を請求する見通し。行政処分は「執行不停止」を原則とするが、仮に裁判所が県の訴えに「緊急性」を認めれば、判決まで国交相の決定が無効、知事の承認取り消しが有効となり、沖縄防衛局は再び新基地建設を進める根拠を失う。
ただ今回のケースで県が抗告訴訟を提起できるという法律上の明文はなく、逆にいくつもの制約があり、提訴に慎重な意見も多い。
法廷での「秒殺」を恐れた翁長知事が、「顔面流血」の法廷外闘争に期待し、法廷内では破れかぶれの「裁判合戦」!
とんでもない知事を沖縄県民は選んだもの!
まさに悪霊である。
■御知らせ■
講師: 田村重信・自由民主党本部政調会調査役
演題: 「安保法制の意義と沖縄の重要性」
ゲスト出演: ロバート・エルドリッヂ元海兵隊政務外交部次長
日時: 11月26日(木) 午後6時開場、午後6時半開始
場所: 沖縄県立博物館美術館・講堂 (那覇市おもろまち3-1-1)
参加費: 500円