政府は16日までに、多数の中国公船が沖縄県・尖閣諸島周辺を航行した問題を受け、当時の状況を説明した資料を外務省などのホームページ(HP)に掲載した。中国が南シナ海で拠点化を進めるスカボロー礁(中国名・黄岩島)付近と比べ「はるかに多くの公船が展開している」と強調。英語版も作成した。尖閣の情勢は南シナ海と並ぶほど深刻だとの印象を内外に与える狙いがある。

 尖閣に関するホームページ資料の概要