安倍政権の閣僚や首相に近い自民党役員らの不適切発言がやまない。

 自民党の古屋圭司選対委員長が、自身のフェイスブックに「何でも反対、全く財源の裏付けのない無責任な公約や、空虚なキャッチで市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」と書き込んだ。

 社民、共産党などが推薦する新人と自民、公明党が推薦する現職との一騎打ちとなったうるま市長選で、相手の新人候補を批判したのである。

 公約に関して財源論を戦わせるのはかまわない。しかし「詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」とは何を指しているのか。差別的まなざしが見え隠れする。(略)

 

                 ☆

 

>「何でも反対、全く財源の裏付けのない無責任な公約や、空虚なキャッチで市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」と書き込んだ。

市民への詐欺行為であり、市民が詐欺行為をするとは言っていない。

 

>しかし「詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」とは何を指しているのか。差別的まなざしが見え隠れする。

「何を指しているか」とは驚いた。

財源は「やる気があれば可能」とか、「当選してから考える」などの「財源あるある詐欺」のことを指しているに決まっているだろうが。

>沖縄史への理解を欠き、県民感情を逆なでするような発言はたびたび批判されてきた。

市長選の度に「沖縄史への理解」など持ち出すのはそろそろ止めるべきではないか。

市長は山内氏のような反基地活動家や「沖縄史の専門家」がやるべき仕事だろうか。

いや送ではない。

むしろ、山内氏とは対極の現実を見すえた実務家がるべき仕事のはずだ。

 

沖縄タイムスの「銃弾と見られる物」「財源あるある詐欺」による捏造記事もネットの批判により、さすがに本日の紙面から消えてしまった。

古屋氏の「撤回・謝罪拒否」がブーメランになったのでは。

東子さんの関連コメントです。

「「詐欺に等しい沖縄特有の戦術」って…? 自民・古屋氏は事実と強調 竹下氏も同調 2017年4月20日 08:39」
選挙 発言 うるま市長選2017 本土と沖縄
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/94011

自民党本部は、沖縄を腫物扱いすることを止めた。
沖縄の一人前扱いの始まり。
慶賀の至り。

「恐れぬ者を最も恐れる」。

 

山内候補のお得意は「反基地活動」のはずだった。

だが、宜野湾市長選、浦添市長選、宮古島市長選と、市長選で三連敗を喫したため、基地問題を封印されてしまった。

そこで行政経験に不慣れな山内候補が「財源あるある詐欺」を発言してしまった。

結局、有権者が「財源」という地味な公約に注目した理由は、沖縄2紙が、古屋氏の発言を故意に歪曲し「沖縄特有の詐欺戦術」などと捏造報道したため、有権者が「財源あるある詐欺」に気が付いてしまった。

相手を攻撃するはずの「沖縄特有の」が逆にブーメランとなって山内候補の「財源あるある詐欺」を炙り出す結果となったは皮肉である。

お気の毒様である。

 

 

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