ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

マクドナルド 平壌店

2009-08-05 16:24:08 | 時事(海外)
昨日、クリントン元大統領が北朝鮮を訪れ、不法入国の
疑いで北朝鮮に拘束されていた米国人の記者2名を解放
させた。

将軍様も久々の米国からの大物の来朝に、さぞ、ご満悦
だったに違いない。クリントンとの笑顔一杯のツーショット
写真がそれを物語っていた。結局、大国の米国に相手に
してほしくて仕方がないのである。長い間の実らない片思いが、
時々、憎しみに変わって悪さをする。ある意味、ストーカー
心理と良く似ているような気がする。

そんないわゆる「米国の帝国主義」には全く食指を動かさない
北朝鮮で、この度、米国の食べ物の象徴ともいえるハンバーガー
を味わえる初のファストフード店がオープンしたそうである。
この国では画期的なことで、北朝鮮では長らく西洋文化や、
同国曰く「米国の帝国主義的影響」が国民に及ぶものを徹底的に
禁止してきたのだ。

朝鮮新報によると、このファストフード店では牛ひき肉や魚、
野菜を使ったバーガーなどのファストフードを提供しているが、
それらを「ハンバーガー」とは呼んでいない。メニューは「牛ひき
肉とパン」「魚のすり身とパン」「野菜とパン」などと書かれており、
全てのメニューにキムチが付いているのだという。
なんだかこの点は、太平洋戦争当時、外来語を前面的に禁止した
日本の愚作を真似ているような気もしなくないが…。

しかし、「牛ひき肉とパン」の値段は1個1.7ドル(約160円)で、
北朝鮮の標準家庭の平均日収の半分以上である。党の幹部など
一部の特権階級の人々にしか、口にはいらないのは言わずも
がなである。

平壌にマクドナルドが開店するのは、一体いつになるだろう?
その前にやっぱりロッテリアかな…?













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