ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

沖縄通い婚

2009-08-08 18:19:54 | 
「ストンと堕ちる感覚」

沖縄が好きになり、通い続ける人々が沖縄に
はまった一瞬を言葉に表した時の感覚だそうである。

今読んでいる本は、沖縄に住みたいけど住めない。
でも気が付けば沖縄行きの飛行機に乗っている。島の風と
ウチナンチュ―の笑顔に逢いたくて、観光地には目もくれず、
馴染みの居酒屋でオバァと話しながら泡盛をチビチビ飲むこと
を心の拠りどころにしている人々の話しである。

本のタイトルは「沖縄通い婚」である。

登場するのは、沖縄にはまりすでに数十年という方々が多い。
皆、普通の会社員や自営の方々で特別お金持ちと言うわけでも
ないが、日々の生活をやりくりして、ひたすら沖縄に通い
続けている方々ばかりである。中には2週間に1度、会社が
終わった金曜日の沖縄行きの最終便に乗り、日曜日の羽田
行きの最終便で東京に戻るという生活を送っている人もいる。

面白いのは、沖縄にはまった人はほぼ全員が、どこへも行かず、
ただひたすら行きつけの居酒屋をはしごするだけなのである。
まるで、近所の居酒屋へ行くような感覚なのだ。
しかし、内地の居酒屋ではダメなのだという。

そして、皆が口をそろえて言うのが、「沖縄の人々は、世話好きで
優しい…」のだと。

なんだかアジアなどを旅行した旅行者が、言うセリフととても
似ているのである。人によっては、沖縄本島はすでに日本文化圏
だが、石垣から与那国島までは、どちらかというと台湾に近い
アジア文化圏にあてはまると言う人もいる。

しかし、まぁ、これを読んで無性に沖縄の居酒屋へ行きたくなった
次第である。

泡盛などとても飲めそうにないが…
















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