ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

複雑…

2011-10-29 20:59:07 | 時事(国内)
大阪で知事選と市長選のダブル選挙が行われる。

個人的には、「大阪都構想」は大賛成だ。二重行政の無駄をなくすというの
は結して間違った発想ではない。そうでなくても地方財政は厳しいわけであ
る。このような改革を大阪を発端に、今後、全国に波及していけば、巡り巡
って国の借金返済に多少なりとも貢献できるはずである。

ただし、そのような大それたことを政府の承認なしに地方だけでやれるもの
なのかと、ちょっと疑問ではある。

橋下さんは独裁か?

本人曰く、「この国に今、必要なのは、独裁だ!」と記者会見で述べている。
長期的な独裁は悪質極まりないが、短期的なそれもあるひとつの目的を達成
するために行う決済であれば、場合によっては致し方ないような気もしている。
議論ばかりして、結局、何も決まらないとか、現状維持となってしまいがちな
今の日本の政治にはある意味「必要」というのも理解できる。

まぁ、とにかく、市長選の際には、橋下さんは有権者に対して、「大阪都構想」
のメリットだけではなく、きちんと「デメリット」も伝えるべきであろう。平松
さんも同様に大阪市を残すことによる、メリット、デメリットを示し、二重行政
などの弊害をどのように是正していくか有権者に伝えるべきである。

ところで、橋下さんのいう教員の評価だが、これだけは微妙だ…。
相対評価であれば、必ずある程度の割合で、最低評価者が出るわけである。これ
など私の子供のころの通信簿と同じだ。私の地域では5,4,3,2,1と5が
最高で1が最低評価者だったが、仮に1を付けるほどの評価ではなかったとして
も、誰かが必ず付けられることになるのだ。個々の評価なんて、所詮、型にはめ
て考察できるものではないと思うのだが…。

それでも、つくづく橋下さんは「仕事してるなー」と思う。

個人的には頑張っていただきたいとは思うが、こうやって大阪ばかりが脚光を浴
び、我が名古屋の改革児、河村さんは霞むばかりで、名古屋市民としてはちょ
っと複雑な気分である。








コメント