ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

フェイスブック

2012-10-08 21:12:13 | 時事(国内)
最近、良く「フェイスブックやってますか?」などと聞かれることが多くなった。
全くやったことがないので、そう答えると「やった方がいいですよ!」と結構、
熱心に勧められたりもしている。

インターネットの交流サイト・フェイスブックが過去1カ月間にフェイスブック
にログインした利用者が世界で10億人に達したと発表したそうである。

これは、かなり凄い数字だ。

世界の人口をおよそ70億と推定すると、実に7人に1人が利用している計算になる。
しかし、途上国ではインターネット環境すら整備されていなかったり、貧困などの
理由から未だ使用できない人々も多いはずだし、また幼児は現実的に使用しない。
13歳未満の活用にも制限があるし、また中国では利用が制限されていて、ほんの一部
しか登録していないとか。それらを除くと、おそらく3人に1人とか、4人に1人とかの
割合になると思われる。

まさに、「犬も歩けば、フェイスブック利用者に当たる」というくらい多いではないか。

インターネットの最たる特性は匿名性だと言われている。

その最たるものは2ちゃんねるで、私はほとんど見たことはないが、かなり酷い意見が
書かれているとか。ブログのコメントも多くが匿名であったり、書き手さえ、匿名の場
合がかなりあると思われる。誰が書き手かもわからず、それにコメントする人もわから
ず、一方的な情報だけが垂れ流しされるのがネットの世界である。

その点、フェイスブックは基本的に実名による交流だ。多くの場合本人の顔写真もある。
従って、友人の獲得やコミュニケーション、また社会活動の展開などにおいて、とても
大きな利点があると言われている。
現実にチュニジアやエジプトの民主化運動にも使われ、その結果、社会に変革をもたら
すまでにもなっている。私の周囲でも、フェイスブックを用いてビジネスに繋げている
人もいる。

おそらく賢い人は、こういうのをどんどん有効利用してビジネスチャンスを掴んでい
のだろう…。

しかし、インターネットは誰もが自由に発言できる反面、いったんネット上で問題とされ
ると、いじめのようにあらゆる批判的な攻撃が止まらないという怖さも持っていて、使い
方次第では、社会秩序の崩壊の方向にどんどんいってしまうような気もしなくはない。

今後、どんなに社会が変っていったとしても、個人的にはできる限りアナログ人間的な
要素は持っていたいと思う今日この頃である。


CENTER>
コメント