味覚が麻痺して1週間が経った。
何を食べても味を感じない、というのは、何だかちょっとつまらない気がしている。
別段、美食家ではないので、「人生の楽しみを奪われた…」とまでは思わないが、
好物も食べても美味しくない、というのはやはり味気ないものである。
風邪による味覚障害は、長い人でひと月ほど続くらしい…。で、ある日、突然治る
のだとか。また、副産物として味覚がなくなると、人は食べる量がぐっと減って
自然とダイエットしてしまうことになるらしく、人によってはひと月で8キロ減った
などという報告もある。
「これは良かった」と密かにほくそ笑んでいる。
高野秀行の「謎の独立国家ソマリランド」が講談社ノンフィクション賞を受賞した
らしい。また、角幡唯介の「アグルーカの行方」も同時受賞ということで、早稲田
の探検部の先輩後輩という二人が一緒に…というのも何だか不思議なめぐり合わ
せである。
特に角幡氏は、開高健、大宅壮一ノンフィクション賞をはじめ、新田次郎文学賞など
他にもいくつかの賞を取っており、若手の有望株である。反面、先輩の高野氏は、は
じめての大きな賞であり、随分、遅咲きである。
小説だってそれほど売れるような時代ではないが、それでもあちこちに新人賞など
もあるし、賞でも取ればデビューできるシステムがまだ機能している。しかしノンフ
ィクションは、書き手が持ち出しで本を作ってもサッパリ売れなかったり、そもそも
書ける媒体がグッと減ってしまっているそうである。
大変なのは、どんな仕事も同じかもしれないけれど…。
もうすぐ、お盆休みだな…。
何を食べても味を感じない、というのは、何だかちょっとつまらない気がしている。
別段、美食家ではないので、「人生の楽しみを奪われた…」とまでは思わないが、
好物も食べても美味しくない、というのはやはり味気ないものである。
風邪による味覚障害は、長い人でひと月ほど続くらしい…。で、ある日、突然治る
のだとか。また、副産物として味覚がなくなると、人は食べる量がぐっと減って
自然とダイエットしてしまうことになるらしく、人によってはひと月で8キロ減った
などという報告もある。
「これは良かった」と密かにほくそ笑んでいる。
高野秀行の「謎の独立国家ソマリランド」が講談社ノンフィクション賞を受賞した
らしい。また、角幡唯介の「アグルーカの行方」も同時受賞ということで、早稲田
の探検部の先輩後輩という二人が一緒に…というのも何だか不思議なめぐり合わ
せである。
特に角幡氏は、開高健、大宅壮一ノンフィクション賞をはじめ、新田次郎文学賞など
他にもいくつかの賞を取っており、若手の有望株である。反面、先輩の高野氏は、は
じめての大きな賞であり、随分、遅咲きである。
小説だってそれほど売れるような時代ではないが、それでもあちこちに新人賞など
もあるし、賞でも取ればデビューできるシステムがまだ機能している。しかしノンフ
ィクションは、書き手が持ち出しで本を作ってもサッパリ売れなかったり、そもそも
書ける媒体がグッと減ってしまっているそうである。
大変なのは、どんな仕事も同じかもしれないけれど…。
もうすぐ、お盆休みだな…。