ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

受賞

2012-10-29 02:40:20 | つぶやき
味覚が麻痺して1週間が経った。

何を食べても味を感じない、というのは、何だかちょっとつまらない気がしている。
別段、美食家ではないので、「人生の楽しみを奪われた…」とまでは思わないが、
好物も食べても美味しくない、というのはやはり味気ないものである。

風邪による味覚障害は、長い人でひと月ほど続くらしい…。で、ある日、突然治る
のだとか。また、副産物として味覚がなくなると、人は食べる量がぐっと減って
自然とダイエットしてしまうことになるらしく、人によってはひと月で8キロ減った
などという報告もある。

「これは良かった」と密かにほくそ笑んでいる。

高野秀行の「謎の独立国家ソマリランド」が講談社ノンフィクション賞を受賞した
らしい。また、角幡唯介の「アグルーカの行方」も同時受賞ということで、早稲田
の探検部の先輩後輩という二人が一緒に…というのも何だか不思議なめぐり合わ
せである。

特に角幡氏は、開高健、大宅壮一ノンフィクション賞をはじめ、新田次郎文学賞など
他にもいくつかの賞を取っており、若手の有望株である。反面、先輩の高野氏は、は
じめての大きな賞であり、随分、遅咲きである。

小説だってそれほど売れるような時代ではないが、それでもあちこちに新人賞など
もあるし、賞でも取ればデビューできるシステムがまだ機能している。しかしノンフ
ィクションは、書き手が持ち出しで本を作ってもサッパリ売れなかったり、そもそも
書ける媒体がグッと減ってしまっているそうである。

大変なのは、どんな仕事も同じかもしれないけれど…。

もうすぐ、お盆休みだな…。

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